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麒麟・川島明、予測不能なボケと圧倒的な瞬発力で関西芸人のプラン一変させた東京芸人を語る

  • 2026.8.30

お笑いコンビ・麒麟の川島明が、29日放送のTOKYO FM『川島明 そもそもの話』(土曜17時)で、ゲスト出演した人気芸人が自身の芸人人生を大きく変えたと明かした。関西で築いていた「最後に一発を決める」役割が、人気芸人の圧倒的な存在感によって通用しなくなった経験を、サッカーのPKになぞらえて振り返った。

ゲスト出演はアンタッチャブル・山崎弘也

番組の冒頭、川島は山崎(通称=ザキヤマ)について「本当に太陽のような芸人」と表現。「しかも自分から相手に近づいてくる太陽なんで、ちょっと厄介なんですけども」と、独特の言葉選びで紹介した。

さらに、「たくさんの芸人の皆さんが、これにより火傷をし、そしてひっそりと過ごしたい方なんか、無理やり照らされみたいなことがありました」と話し、自らを念頭に置きながら「今の後者は、私のことなんですけども」と告白。ザキヤマの出現により、自身が思い描いていた「芸人プラン」も大きく変化したという。

川島は「彼の出現によって、私の芸人プランもたくさん変わった点があり、そしてたくさん感謝をしてる部分もあります」と語り、「大袈裟じゃなく、人生を変えられたなって」と、ザキヤマへの思いを率直に口にした。

ザキヤマは、川島が過去に別番組で自身を「ザキヤマチルドレン」と語っていたと聞き、「ザキヤマチルドレンだっていう告白があって」とうれしそうに回想。川島は「ザキヤマチルドレン?(笑)チルドレンと言いますか」と照れながらも、「ザキヤマインパクトに当たってしまったという」と表現した。

関西で機能していた「ボソッ」の立ち位置

川島は当時、関西のバラエティーや舞台で成立していた自身の立ち回りについて、「俺はでも逆。上手く行ってたんすよ、関西ではね、ボソッが」と説明した。

相方の田村裕らが前に出て場を盛り上げた後、川島が最後に言葉を置いて笑いを取る形ができていたといい、「まず田村に前陣を行かせて、ほんでまぁノブとかも前行ってワーッ言うて、最後川島でボーンっていうのあって」と振り返った。

ザキヤマが「思いついてたんだ、いいなぁ(笑)」と反応すると、川島は「頑張ってたんですよ(笑)」と返答。川島にとって、その立ち位置はサッカーでいうPKのキッカーのようなものだったという。

「PK、確実にポーンって。俺とか笑い飯西田さんで決めてたんだけど」と川島。多くの芸人が展開を作った末に、最後の一言で締める。その役割を担うことで、川島は関西で独自の存在感を発揮していた。

また、川島は「関西は最後、トミーズの雅さんとかがPK蹴らしてくれてて、『よかったな、川島』とか言ってたのに」とも語った。若手や中堅が最後の見せ場を託される空気があり、川島もその中で笑いを決める役回りを得ていたようだ。

ザキヤマの破壊力で「前半で10点入れてもう終わってた」

しかし、テレビ朝日『アメトーーク!』で初めてザキヤマと共演した際、その構図は一変した。川島は「それこそ僕はだから『アメトーーク』初めて出たザキヤマさんと一緒の時に、ぶち壊された」と明かした。

「PK蹴らしてもらえない。PKにならないんだもん、前半でザキヤマさんが10点入れてもう終わってたから」と、ザキヤマが番組序盤から次々に笑いを生み出し、自分が決めるべき終盤の場面そのものが訪れなかったと説明した。

川島によると、「『はい、以上で終了』ってザキヤマさんで終わるのがマジでね8回ぐらい続いたんですよ」という。山崎は「あ、そう?」と笑いながら受け止めたが、川島にとっては関西での成功パターンが根本から崩れるほどの衝撃だった。

「関西の芸人、急遽、緊急招集。『バケモンがいる。PKにならない、関東は』と(笑)」と川島は表現。山崎が「関西はかならずPK?(笑)」と問い返すと、川島は「関西は最後、トミーズの雅さんとかがPK蹴らしてくれてて」と改めて、関西と東京で感じたお笑いのスピード感、展開の違いを語った。

川島は、ザキヤマとの遭遇を経た関西芸人たちの変化についても言及。「あら?これサッカーすぎるぞってなって、ザキヤマさんのせいで、みんな明るくなるしかなかった」と話した。かつては静かに鋭い一言を放つタイプが多かったという関西芸人が、山崎のように前へ出て、明るく場を動かすスタイルへ変化せざるを得なかったという見立てだ。

「だからみんな深海魚みたいやったのに、陸に上がるようになったんです」と川島がたとえると、ザキヤマは「すごい、進化させたってことね?(笑)」と応じた。川島は「進化させました」と断言し、山崎は「吉本芸人を陸に上げたっていう(笑)」と続けた。

川島は最後に「特に俺を」と強調。ザキヤマの予測不能なボケと圧倒的な瞬発力に触れたことで、関西で完成しつつあった自身の芸風を見つめ直し、現在の幅広い対応力につながる変化を経験したことをうかがわせた。

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