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「聞いたよ、家賃が上がるから引っ越すんだってね」身に覚えのない噂。だが、思わぬ事実に感じた本音とは

  • 2026.8.30

門の前で、身に覚えのない話をされた

子どもが通う園で、よく立ち話をする保護者がいました。

子ども同士が仲良しだったこともあり、お迎えの時間が重なると、門の近くで少し話してから帰るのがいつもの流れでした。

話題は、夕飯や子どもの失敗談など、ほとんどが他愛のないものです。

ある日もそんな流れで、私は「実家が古くなって、親が建て替えることになったみたい」と話しました。

それから数日後の夕方、あまり話したことのない保護者から突然声をかけられました。

「聞いたよ、家賃が上がるから引っ越すんだってね」

一瞬、誰の話をしているのか分かりませんでした。

「え、うちは引っ越さないですよ」

そう答えると、相手も「あれ、そうなの?」と少し驚いた顔をしました。

どうやら誰かからそう聞いたらしく、それ以上詳しいことは分からないようでした。

帰宅してから、最近園で家について話したことを思い返しました。思い当たったのは、実家の建て替えの話だけです。

それが、どうして私の引っ越しになったのか。しかも家賃の話まで加わっています。

話していた本人に、確かめてみた

翌日、いつも立ち話をしている保護者と会ったので、私は昨日のことを話しました。

「昨日、私が引っ越すって聞いたって言われたんだけど、何か知ってる?」

すると相手は少し考えてから、申し訳なさそうな顔をしました。

「ごめん。私、別の話とごっちゃにしてたかもしれない」

私が実家の建て替えについて話したあと、別の保護者との会話の中で「家のことで何かあるみたい」と話してしまったそうです。その先で話がどう変わったのかまでは、その人にも分かりませんでした。

「でも、引っ越すって決まった話じゃないよね。変なふうに話しちゃってごめん」

悪意があって広めたわけではなさそうでした。ただ、人から人へ伝わる途中で、少しずつ別の話になってしまったのでしょう。

「もしまたその話になったら、実家の建て替えだって言っておいてもらえる?」

私がそう頼むと、相手は「分かった」とうなずきました。

それから、話す前に一度考えるようになった

その後、引っ越しについて聞かれることはなくなりました。何人かには訂正してくれたのだと思います。

ただ、今回のことで少し考えるようになりました。自分では何気なく話したつもりでも、聞いた人が別の人へ伝えるときには、細かな部分が抜けたり、別の話と混ざったりすることがあります。

私自身も、それまで「○○さんが言っていたよ」と何気なく人の話を口にすることがありました。

今では、本人がいないところで誰かの家庭の話になったときは、「それ、本人から聞いた話?」と少しだけ立ち止まるようにしています。

園の門の前では、今もその保護者と普通に話しています。ただ、実家の建て替えについて聞かれたときだけは、「順調みたいだよ」と以前より少し短く答えるようになりました。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた30代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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