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「手ぶらで来るのが普通だと思ってた」結婚後初めての帰省。だが、実家と義実家で違った価値観とは

  • 2026.8.30

結婚して初めての帰省、私は手ぶらで義実家へ行った

結婚して初めて、夫と一緒にそれぞれの実家へ帰省したときのことです。

私の実家にも夫の実家にも、手土産は持って行きませんでした。私の両親は昔から、「実家に来るのに気を遣わなくていい」「手ぶらで来ればいい」と言う人たちだったからです。

私自身も、それが普通だと思っていました。

夫の実家でも特に何か言われることはありませんでした。お茶を出してもらい、夫の子どものころの話を聞き、夕方には「またね」と送り出してもらいました。

ところが帰りの車で、運転していた夫がふと思い出したように言いました。

「母さんがさ、『帰省のときくらい、何か持ってきてもいいんじゃない』って言ってた」

私は一瞬、返事ができませんでした。

義母から直接言われたわけではありません。その言葉がどんな調子で出たのかも、私には分かりません。ただ、義実家では「手ぶらで帰省する」という感覚が、私の実家とは違うのだと初めて気づきました。

同時に、こうしたことを夫から伝言のように聞くのは、少し居心地が悪いとも感じました。

次からは、自分なりに合わせることにした

次の帰省が近づいたころ、私は近所のお店で小さなお菓子を買いました。

高価なものではありません。同じものを二つ用意し、私の実家にも夫の実家にも持って行くことにしました。

義実家の玄関で紙袋を渡しながら、私は義母に言いました。

「この前は手ぶらで来てしまったので。次からは何か持ってきますね」

少し間を置いてから、「うちの実家にも同じようにすることにしました」と付け加えました。

義母は紙袋を受け取り、「そんなに気を遣わなくてもいいのよ」と言いました。

私は「いえ、ほんの少しなので」とだけ返しました。それ以上、その話を広げることはありませんでした。

どちらかの家だけを基準にしないことにした

それから帰省するときは、両方の実家へ同じくらいの手土産を持って行くようになりました。

私の両親は最初こそ「本当にいらないのに」と笑っていましたが、今では普通に受け取っています。義実家でも、玄関で渡して「ありがとう」と言われ、それで終わります。

夫から、手土産について義母の言葉を聞かされることもなくなりました。

どちらの家のやり方が正しいということではなく、家庭によって当たり前は違うのだと思います。

私は自分の実家の感覚だけを基準にせず、かといって義実家だけを特別扱いするのでもなく、両方を同じようにすることにしました。

今では帰省前にお菓子を二つ選ぶことも、すっかりいつもの習慣になっています。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた30代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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