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妻「え?なんで…」家族旅行から帰宅後、ベランダを見ると…40代夫婦が絶句した“出発前とはまるで違う光景”

  • 2026.9.17
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

皆さま、こんにちは。現役の不動産会社社長として、日々さまざまな土地や建物のご相談に向き合っている岩井です。

自宅の庭やベランダで、野菜やハーブなどを育てている方も多いのではないでしょうか。昨今の物価上昇で野菜の価格も決して安くはなく、自分で育てて少しでも家計の足しにしたいと家庭菜園を始めた方もいるでしょう。

しかし、旅行や帰省などで数日間家を空けるとなると、気になるのが留守中の植物です。「枯れないように水をたっぷりあげておこう」と考えるかもしれませんが、注意したいのは水切れだけではありません。

今日は、家族旅行へ出かけ、帰宅するとベランダの鉢植えが倒れ、思わぬ事態になっていたAさんのエピソードをご紹介します。

家族で数日間の旅行へ

分譲マンションで家族と暮らす40代のAさんからうかがった話です。Aさんは家庭菜園が趣味で、ベランダではいくつかの鉢植えを育てています。

そんなAさん一家は、秋に数日間の家族旅行へ出かけることに。出発当日の朝、荷物を車に積み込むなかで、Aさんが気になったのは留守中の鉢植えでした。

「何日か水をあげられないから、少し多めにあげておこう」

天気予報を見ると、旅行中は晴れる日が多いとのことでした。Aさんは「留守中に枯れたら困る」と考え、一つひとつの鉢にたっぷりと水を与えました。最後に植物の様子を確認すると、鉢植えはいつもの場所に置いたまま、Aさんは家族と旅行へ出発しました。

ところが旅行中、予報とは異なり自宅周辺の天候が崩れ、風が強くなる日があったのです。

帰宅してベランダを見ると「何これ…」

数日後、旅行を終えたAさん一家が自宅へ戻りました。楽しかった旅行の余韻に浸りながら荷物を片付けていたAさん。ふとベランダに目を向けると、出発前とはまるで違う光景が広がっていました。

「え?ベランダ荒れてるんだけど…なんで…」

ベランダに置いていた複数の鉢植えが倒れ、土や葉が床一面に散乱していたのです。鉢からこぼれた土は広範囲に広がり、葉や折れた枝もあちこちに落ちていました。その様子を見た妻も、不安そうな表情を浮かべます。

「まさか、留守中に誰か入ったんじゃないよね…?」

しかし、室内に荒らされた形跡はありません。旅行中に自宅周辺で風が強くなったことを思い出し、Aさんは「風で倒れたのか…」とようやく状況を理解しました。

楽しい旅行から帰ってきたばかりでしたが、Aさんは荷ほどきもそこそこに、散乱した土や葉を片付けることになったのです。

土や葉が排水口付近にまで

散らばった土を片付け始めたAさんは、ふと排水口の周辺を見てヒヤッとしました。倒れた鉢からこぼれた土や葉が、排水口のすぐ近くにまで広がっていたのです。

「これ、もっと雨が降っていたら危なかったんじゃ…」

幸い、今回は排水口が完全にふさがることはありませんでした。それでも掃除は想像以上に大変です。床一面に広がった土を少しずつ集め、排水口付近に入り込んだ葉や細かなゴミも一つひとつ取り除いていきました。

出発前のAさんが気にしていたのは、「留守中に植物を枯らさないこと」ばかり。強風で鉢植えが倒れ、土や葉が散乱する可能性までは考えていなかったといいます。

数日間家を空けるときは、植物の水やりだけでなく、留守中の天候まで調べてベランダを整えておく必要があると実感したAさんでした。

マンションのベランダは「自由に使える場所」とは限らない

マンションのベランダで鉢植えやプランターを置く場合は、強風対策だけでなく、マンションごとの管理規約や使用細則も確認しておくことが大切です。

分譲マンションのベランダは、一般的に共用部分にあたり、特定の居住者のみが使用できる「専用使用部分」とされているケースがあります。そのため、自宅のベランダだからといって、何でも自由に置けるとは限りません。

特に注意したいのが、避難ハッチや隣戸との間にある隔て板など、火災時の避難に使われる場所です。

鉢植えやプランター、棚などを置いて避難の妨げになる状態にしてしまうと、いざというときに避難できなくなるおそれがあります。消防法令上も、避難施設について避難の支障となる物件を放置することなどは禁止されています。

また、強風で鉢が倒れたり移動したりすれば、出発時には問題がなくても、留守中に避難経路をふさいでしまう可能性も考えられます。

シルバーウィークを利用して旅行に出かける方もいるでしょう。数日間家を空ける場合は、鉢植えへの水やりだけでなく、風で倒れたり移動したりしないかという視点でもベランダを確認しましょう。



筆者:合同会社ゆう不動産 代表 岩井佑樹

不動産売買の専門家として仲介・査定・買取に携わりながら、不動産Webライターとして1,000記事以上を執筆。「売る力×伝える力」を軸に、情報発信と販売の両面から不動産の価値を高めている。派手さよりも誠実さを大切にし、地域に寄り添う姿勢で「早く・高く・安心」の取引を支える不動産の専門家。


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