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「えっ、なんで!」深夜リビングから『ガタガタ…』突然、窓が開いて…?!Aさんが目撃した“異様な光景”

  • 2026.9.12
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

皆さま、こんにちは。現役の不動産会社社長として、日々さまざまな土地や建物のご相談に向き合っている岩井です。

台風が近づくと、ベランダの植木鉢や物干し竿などを室内へ移動したり、家中の窓が閉まっているか確認したりする方も多いのではないでしょうか。特に窓については、きちんと閉めて鍵がかかっていれば、「これで大丈夫」と思ってしまいがちです。

しかし、普段から窓のガタつきや鍵の緩みなどを感じている場合は注意が必要です。

今日ご紹介するAさんも、台風に備えて家中の窓を確認していました。ところがその日の深夜、家族が過ごしていたリビングで思いもよらない出来事が起こります。

鍵はすべて施錠を確認。「これで大丈夫」と思っていた…

築20年ほどの戸建て住宅に住むAさんは、私の昔からの知り合いです。

9月のある日、台風が接近するとの予報を見たAさんは、仕事から帰宅すると家の周りを確認しました。ベランダに置いていた植木鉢を室内へ移し、物干し竿も風で飛ばされないように片付けます。

「外に置いてある物は、これで大丈夫かな」

続いて、家中の窓を一つずつ確認しました。リビングにある大きな掃き出し窓もきちんと閉め、クレセント(引き違い窓の室内側に付いている半月形の締め金具)がかかっていることを確かめます。

実は、この窓には以前から少し気になるところがありました。風が強い日には「ガタガタ」と音がすることがあり、クレセントを操作したときも、以前より緩くなったように感じていたそうです。

それでも、窓を閉めてクレセントをかけることはできていました。

「築20年だし、多少ガタつくのは仕方ないか」

Aさんはそう考え、特に点検や修理をすることなく、そのまま使い続けていました。

深夜、リビングから響いた「ガタガタ」という音

その日の深夜、台風が近づくにつれて雨風は次第に強くなっていきました。家族で過ごしていると、リビングから「ガタガタ、ガタガタ」と大きな音が聞こえてきます。

「さっきから窓の音、すごくない?」

妻に言われたAさんが確認すると、窓は閉まっているものの、風が吹きつけるたびに大きく揺れていました。

「鍵はかけてあるから、大丈夫だと思うけど…」

そう言いながら窓の様子を見ていた、そのときです。強い風が吹きつけた瞬間、掃き出し窓が突然開きました。

「えっ、なんで!」

激しい雨が一気に室内へ吹き込み、窓際のカーテンや床がみるみる濡れていきます。Aさんはまず家族を窓から離し、安全を確認しながら室内側から窓を閉め直しました。その後、可能な範囲で床に入り込んだ雨水を拭き取ります。

それからは窓に近づかず、家族で台風が通過するのを待つことにしました。

「鍵がかかるから大丈夫」と思っていたことを後悔

翌朝、雨風が収まってからAさんは改めて窓を確認しました。すると、窓を閉めた状態でも以前よりガタつきが大きく、クレセント周辺にも緩みがあることに気付きます。

「前から気になっていたのに、ちゃんと見てもらえばよかった…」

後日、Aさんは専門業者へ相談。クレセントだけでなく、サッシや戸車なども含めて窓全体の状態を点検してもらい、必要な調整や修理を行うことになりました。

幸い、今回濡れたのは主に窓際の床やカーテンで、大きな被害には至りませんでした。それでもAさんには、以前から窓のガタつきやクレセントの緩みを感じながら、そのままにしていたことへの後悔が残りました。

台風前だけでなく、普段から窓の異変を確認する

クレセントには、窓を引き寄せて密閉性を高める役割があります。ただし、窓のガタつきや開閉時の違和感がある場合、必ずしもクレセントだけに原因があるとは限りません。サッシや戸車など、ほかの部分の状態が影響していることもあります。

そのため、台風前に「窓が閉まっているか」「クレセントがかかっているか」を確認するだけでなく、普段から窓の状態にも目を向けることが大切です。

特に以下のような“気になる変化”があれば、そのままにしないようにしましょう。

  • 以前よりガタつきが大きくなった
  • クレセントが緩く感じる
  • クレセントがうまくかからない
  • 部品に破損がある

窓の状態や製品によっては、補助錠を取り付ける方法もあります。ただし、ガタつきや部品の緩みなどの異変がある場合は、補助錠だけで対処しようとせず、必要に応じて専門業者へ相談し、窓全体の状態を確認してもらうことも大切です。

台風が接近し、雨風が強くなってから不具合に気付いても、安全にできる対応は限られます。

台風への備えというと屋外の物に目が向きがちですが、窓も確認しておきたい場所のひとつです。台風シーズンを迎える前に、普段の開け閉めで気になる異変がないか確認しておきましょう。



筆者:合同会社ゆう不動産 代表 岩井佑樹

不動産売買の専門家として仲介・査定・買取に携わりながら、不動産Webライターとして1,000記事以上を執筆。「売る力×伝える力」を軸に、情報発信と販売の両面から不動産の価値を高めている。派手さよりも誠実さを大切にし、地域に寄り添う姿勢で「早く・高く・安心」の取引を支える不動産の専門家。


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