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ハワイ育ちの【美人モデル】が15年前に披露した23.8カラットのダイヤモンド。芸能一家の娘とは?

  • 2026.9.21
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2011年9月、『FOX bs238』の開局記者発表会に登場したすみれ(C)SANKEI

今から15年前の2011年9月、すみれが『FOX bs238』の開局記者発表会に登場した。紫のドレスに、チャンネル名にちなんだ23.8カラットのダイヤモンド。石田純一と松原千明の娘で、当時21歳。紹介するだけでも話題の多い新人だった。

けれど、この日に目を留めたいのは、宝石の大きさよりも歌である。ゲストのレオナ・ルイスを呼び込む際、すみれは彼女のヒット曲『Bleeding Love』を、伴奏なしでひと節歌った。本格的な活動を始めて間もない人が、自己紹介の代わりのように自分の歌声を披露していた。

ハワイから演劇を学ぶ大学へ

すみれは7歳でハワイへ移り、高校までそこで過ごした。2006年からモデルとして活動し、2009年にはアメリカのカーネギーメロン大学演劇科へ進学。2011年夏に休学し、日本で本格的に芸能活動を始めることを決めた。

名の知られた俳優二人の娘という紹介の向こうには、演劇を学び、舞台に立つことを考えてきた本人の時間がある。長い手足や華やかな装いだけに目が向くと、歌や踊りも得意とする人だということを見落としてしまう。

9月の発表会は、すみれだけのために用意された歌のステージではなかった。新しい放送局の開局を知らせ、来日したゲストを迎える場である。そこで短く歌うことは、相手の曲を紹介すると同時に、自分がどんなことのできる人なのかを見せる出番にもなる。

豪華な宝石とともに、この日は本人の歌声も披露された。声で自分を紹介できることは、次の出番にもつながる持ち味だ。2011年のすみれを振り返ると、華やかな話題と、これからの活動に結び付く持ち味が、同じ場所に並んでいたことが分かる。

アルバムでの共演から自分のシングルへ

その年のうちに、歌の仕事は具体的な形になった。男性ボーカルグループ、イル・ディーヴォのアルバム『ウィキッド・ゲーム』に収録された『クライング』で共演したのである。9月の発表会でひと節を披露した新人が、今度は作品の中に声を残す。

2013年3月には、Sumire名義でシングル『シーズン・イン・ザ・サン』を発売した。TUBEが1986年に発表した代表曲を、英語でカバーしたものだ。すみれ自身が出演するスリムビューティハウスのCMでも使われた。

日本の夏を思わせるおなじみの曲を、ハワイ育ちの歌い手が英語で歌う。原曲を知る人には、同じメロディーが別の言葉で届く面白さがある。すみれにとっても、海外で過ごした時間が、ただのプロフィールではなく、表現の中に現れる一曲になった。

モデルとして登場し、歌も担当。見せる仕事と歌う仕事を一つのCMの中で引き受けたことも、彼女によく似合っている。どちらかの肩書だけで紹介するより、両方を一度に見せたほうが、その人らしさが伝わる場合もある。

小さくても確かな自己紹介

2013年3月の東京ガールズコレクションでも、すみれは『シーズン・イン・ザ・サン』を披露した。歌い終わったところへ登場したのが、父の石田純一だ。すみれは父に駆け寄り、抱きついた。石田も、娘の歌を心配していたと明かしている。

親子で並ぶと、やはり有名人の娘という顔が見える。それでも、その直前にステージで歌っていたのは、一人の歌手としてのすみれだった。父の存在と本人の仕事は、どちらか一方を消さなければ語れないものではない。

2011年の登場には、豪華な宝石と華やかな家族の話題があった。その中で披露された短い歌をたどると、アルバムでの共演、自分名義のシングル、ファッションの舞台へと出番が広がっていく。あの日のひと節は、すみれを声でも覚えてもらう、小さくても確かな自己紹介だった。


※記事は執筆時点の情報です

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