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15年前、出会って“2ヶ月”で電撃婚した『水戸黄門』夫婦。共演回の放送5日後に婚約発表

  • 2026.9.9
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2011年1月、婚約報告会見をひらいた林家三平と国分佐智子(C)SANKEI

林家三平と国分佐智子の夫婦の始まりには、ドラマと現実が重なるような一話がある。TBS系『水戸黄門』で、三平が演じる八兵衛は、国分が演じる絵師にひかれる。その回が放送された5日後、二人の婚約が発表された。

出会いから婚約まで約2カ月。その短さとともに心に残るのは、二人が演じていた役柄だ。八兵衛が恋をする相手を、のちに三平の妻となる国分が演じていた。2011年の結婚へと続く歩みを、共演の現場から振り返りたい。

八兵衛が心を寄せたのは

二人が知り合ったのは、2010年11月上旬。京都で行われた『水戸黄門』の収録が出会いの場となった。三平は八兵衛役でレギュラー出演しており、国分は第42部の一話にゲストとして加わった。

国分が演じたのは、池端桃園という美人絵師だ。登場する回の題名は「美人絵師が描いた復讐」。舞台は黄門一行が訪れた鳥取で、桃園は鉄山師たちから絵の仕事を求められる人物だった。

そして八兵衛は、この桃園にひと目ぼれし、弟子入りを願い出る。絵師に心を奪われ、その人から絵を学ぼうとする八兵衛。恋心が弟子入りへと向かう展開には、この役ならではの愛嬌がある。

夫婦となった二人の出会いを知ると、この場面にも自然と目が向く。京都の撮影現場で顔を合わせた三平と国分が、画面の中では鳥取で出会う人物を演じていた。なれそめをたどる手がかりが、作品名だけでなく、一話の場所や役柄にまで残っているのが面白い。

放送から5日後の知らせ

「美人絵師が描いた復讐」が放送されたのは、2011年1月17日だ。そして1月22日、双方の所属事務所が報道各社にFAXを送り、婚約を発表した。翌23日には、二人が都内で婚約報告の会見を開いている。

共演回の放送から発表までは、わずか5日だった。八兵衛が桃園にひかれる物語が放送され、その週のうちに、演じた二人の婚約が明らかになる。日付を並べるだけでも、ドラマの余韻の中へ現実の知らせが届くような近さがある。

このとき、収録で二人が出会ってからは、すでに約2カ月が過ぎていた。11月に撮影現場で知り合い、その共演回が翌年1月に放送される。二人の出会いの場となった仕事が視聴者のもとに届いた頃には、婚約を知らせる時期を迎えていたのだ。

撮影と放送の時間差があるからこそ、あの一話には二つの時間が重なる。画面の中では八兵衛が絵師に心を寄せ、現実では三平と国分が結婚へと歩みを進めていた。その重なりが、二人の始まりを印象深いものにしている。

春には夫婦となって

婚約発表から約2カ月後の2011年3月、二人は婚姻届を提出し、夫婦となった。前年11月の出会いから年をまたぎ、1月の婚約発表を経て、春の結婚へ。共演者として始まった関係が、短い期間の中で変わっていった。

年月を経てから振り返る作品には、当時とは違う見どころが生まれることがある。三平と国分が出会った『水戸黄門』も、その一作だ。八兵衛が桃園にひかれる場面に、のちの夫婦の姿を重ねてみる。二人の歩みを知った今だからこそ、もう一度見てみたくなる一話である。


※記事は執筆時点の情報です

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