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「一緒に入れていいですか」コンビニでの何気ない会話。だが、後ろで待っていた私が思わず固まったワケ

  • 2026.8.27
「一緒に入れていいですか」コンビニでの何気ない会話。だが、後ろで待っていた私が思わず固まったワケ

お茶を買いに寄っただけの夜でした

ある夜、私は帰宅途中にコンビニへ立ち寄りました。買うつもりだったのは、ペットボトルのお茶一本だけです。

レジに並ぶと、前にいた男性が弁当と板チョコをカウンターに置いていました。時間も遅く、仕事帰りなのか、少し疲れた様子に見えました。

店員が弁当を手に取ります。

「お弁当、温めますか」

「お願いします」

男性が答えると、店員は弁当を電子レンジへ入れました。

少しして温め終わった弁当が戻ってきます。容器からは熱が伝わっているようで、店員も少し持ち替えながらレジ袋を広げました。

その横には、板チョコが置かれています。

すると店員が男性に尋ねました。

「弁当と、チョコを一緒に入れていいですか」

(ダメだろ!)

もちろん声には出していません。でも私は後ろで、思わずそう叫びそうになりました。

熱々の弁当のすぐ横に板チョコを入れたら、少なくともかなりやわらかくなりそうです。

とはいえ、買い物をしているのは私ではありません。わざわざ後ろから口を挟むのも変なので、お茶を持ったまま黙って見ていました。

男性は少し考える様子もなく答えました。

「大丈夫です」

チョコを袋へ入れようとしたところで、手が止まりました

店員は温めた弁当を袋の底へ入れました。

そして続けて板チョコを手に取り、その横へ入れようとします。

その瞬間、店員の手が止まりました。

弁当とチョコを見比べてから、少し笑いながら男性に声をかけます。

「すみません、やっぱり分けましょうか。チョコ、溶けそうですね」

男性もそこで初めて気づいたように、袋の中をのぞき込みました。

「ああ、確かに。それはまずいですね」

そう言って笑うと、店員も笑いました。

後ろでずっと気になっていた私も、思わず小さく笑ってしまいました。

結局、板チョコは小さな別の袋に入れられ、男性は二つの袋を受け取って店を出ていきました。

そして私の会計になりました。

お茶を差し出しながら、さっきのやり取りを思い出して、つい店員に言いました。

「気づいてよかったですね」

店員は少し照れたように笑って、「ほんとですね」と返しました。

ただお茶を買いに寄っただけでしたが、店を出てからもしばらく、あの一瞬のやり取りを思い出してしまいました。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた30代男性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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