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登園しぶりの子ども達が、毎日楽しんで通園したくなる「たった一つのヒント」

  • 2026.8.26

「子どもが楽しく園や学校に通ってほしい」「自分の思いや考えを表現できるようになってほしい」お子さんを育てていく中で、このように願ったことはありませんか。でも実際は「幼稚園に行きたくない」とお子さんが泣いたり「うちの子、人前でなかなかうまく話せないなぁ」と悩む方は非常に多いです。こんにちは、まーやです。12年間元小学校教員として、現在は偏差値70台の5歳の娘の母として、幼児期の賢さの土台づくりを発信しています。「登園しぶりをしていた子が楽しんで通う園がある」「子どもたちが生き生きと自分の思いを表現する園がある」そんな噂を聞いて、今回、大阪にある社会福祉法人 任天会おおとりの森こども園さんへお伺いしました。「何か特別なことをしているのかな?」と私自身思っていましたが、行ってみて感じたのは、特別なことは何もしていないということでした。主体的な子どもたちはどう育っていくのか、今日から園や家庭でも実践できそうなことをまとめたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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体の奥底からの全力の「おはよう」

「あおちゃーーん!おはようーー!!」子どもたちの天まで届きそうなほどの元気な声が、響き渡ります。朝、おおとりの森さんに到着して聞こえてきたのは、100m先の向こうから歩いてくるお友達へ、園の玄関にいる子どもたちからの全力の声でした。朝から全身全霊の声で呼ばれるなんて嬉しいだろうなぁ。そんな眩しすぎる姿に、子どもたちの関係性の温かさが伝わってきました。なんでこんなに朝から元気いっぱいの声が出るのだろう。お友達の名前をこんなに全力で呼ぶ姿なんて、もう何年も見ていない気さえします。そんなことを思いながら、早速園の中に入ると、答えは先生方にありました。子どもたちを迎える先生方の挨拶が、ひたすら明るくて大きいのです。「Aくん、おはよう!待ってたよ!」先生方の「あなたを心の底から待っていたよ」という思いがひしひしと伝わってくる挨拶は、夢の国も顔負けなのではないかと思うほどでした。朝からこんな元気いっぱいの先生の挨拶を聞いたら、子どもたちは「自分は大切にされているんだ」「先生は待ってくれていたんだ」と感じずにはいられません。朝の第一声から、子どもたちが「自分は愛されている」と思える環境づくりの大切さを実感しました。

誰よりも楽しむ姿を見せるからこそ

この日は、参観日でした。まず驚いたのが、平日にも関わらず参加率の高さ。後ほど、園の先生に話を聞くと、毎回参加率は100%だそうです。子ども園なので、平日はお仕事をされているご家庭も多い中、ご両親で参加されている姿も珍しくありませんでした。おそらくお休みをとって来られているのだと思います。お休みをとって来ることが、良い・悪いということではなく、そこまでして参加したくなる何かがあるのではないかと思いました。この日の年長さんのスケジュールは、「表現・天の川(ダンス)」「造形・羊毛ボール」「食育・キッチン活動」「特別授業」という分刻みの内容。ホールに集まって先生の話を聞く、年長さんの姿勢の美しさやホールいっぱいに響き渡る声の大きさ。先生方が日頃、どのような声かけを子どもたちに行い、何を大切にしているかが手に取るように伝わってきました。園内には、子どもたちの写真とその行動にどのような意味があるのかを示し、プラスの成長に導く価値語(菊池省三先生のご実践)が貼られています。言葉で褒められても、すぐ忘れてしまうものですが、写真とともに「あなたの行動にはこのような素敵な意味があるんだよ」と大人が示してあげる。そのことによって、子どもが自信を持って良い行動を繰り返すようになる。好循環が生まれる環境づくりがされていました。「うちの園の参観日はお祭りなんですよ」と説明してくださったのは元園長であり、現在は任天会の研修センター長を務められている松本崇史先生。

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その言葉通りに、子どもはもちろん、保護者の方も全力で楽しむ姿が印象的でした。見学の時間はわずかで、親子で一緒に活動する時間がほとんどです。よくありがちな、保護者の方のよそよそしい雰囲気は一切なく「一緒になって楽しもう」という思いが保護者の方の表情から伝わってくる温かい空気感。だからこそ、子どもたちの目からは「自分たちは愛されている」という安心感が溢れていました。どの子を見ても子どもらしい純真無垢な瞳に、あるべき子どもの姿を見た気がします。「先日、Aちゃんが…」先生方が、保護者の方に、お子さんの素敵なエピソードを伝える姿もいたるところで見られました。一緒に笑い共有し合える安心感。同じ方向を見て子育てをしている温かい空気感。保護者の方も安心して通わせられるからこそ、子どもが心の底から安心して通える園になるのだと実感しました。

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特別なことは何もしていない

では、おおとりの森さんはものすごく特別なことをしているのでしょうか。そのように聞かれると、首を横に振る方が多いと思います。「自分は大切にされている」「自分は愛されている」「自分を受け入れてくれる存在がいる」そう思えるように、先生方が尽力されている姿はいたるところで見られましたが、私たち親もできることはたくさんあるのだなと感じた1日でした。たとえば、朝。朝は時間がなくてイライラしがちです。毎日、大きく明るい声の挨拶はできないにしても、大好きを伝えることはできるんですよね。わが家の話にはなりますが「ほら、早く起きて!!」とピリピリしながら起こすより「大好きなちびまやちゃん、おはよう。今日もかわいいね。朝だよ。起きよう」とぎゅっと抱きしめながら声かけすると、寝起きは断然良くなります(いつもできるとは限りませんが)。朝から、大好きなママからの愛のメッセージを受け取って不機嫌になる子はいないんですよね。先生方が子育てで同じ方向を向けるよう、子どもたちの変化や成長を伝えてくれるように、ご家庭で日頃のわが子の話をし、共有し合うのも一つの方法です。また毎日、同じことで叱ってしまうこともあるかもしれませんが、わが子の成長に気づいた瞬間、価値語のように言葉にして伝えることもご家庭でできそうです。ママやパパからの行動の価値付けが、その子にとって大きな自信につながるかもしれません。「大好きだよ」きっと伝わっているから今さら伝えなくても…ではなく、何回伝えられても嬉しい言葉は伝えていこう。毎朝、全力で「あなたのことが大好きだよ」という気持ちを挨拶で表現する先生方を見て、改めて実感した1日でした。また、おおとりの森の子どもたちが、自分の考えをお互いに伝え合う姿も印象的でした。次回は、子どもたちが伸び伸びと自己表現できる秘密を探っていきます。また、子どもたちが生き生きと通うことのできる園で働いている先生方の思いや、研修している姿から、私たち親ができることをさらに詳しく見ていきます!

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Instagram:まーや(@ma_ya.chiiku)

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