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「性加害者は身近な存在だった」12歳の娘を妊娠させた意外な相手に、母親は…【著者インタビュー】

  • 2026.8.25

【漫画】本編を読む

ネットやテレビから流れてくる若年層の妊娠のニュース。まさか自分の子が当事者になるとは思っていないだろう。というより、思いたくない。しかし、親が考えもしないところで悪夢は生まれてしまうようだ。

漫画『娘が12歳で妊娠しました 逃げた男を絶対に許さない』(KADOKAWA)では、中学生になったばかりの娘のりこが性被害によって妊娠。母親の麗美は必死に相手の男を探そうとする。ところが、娘は事の顛末をかたくなに話そうとせず…。若年層の妊娠の過酷さに迫りながら、「自分には関係ない」とのたまう周囲の人間たちから理不尽な現実を突きつけられる娘と母の姿に、心を強く動かされてしまうこと必至だ。制作に向けた想いを作者のゆっぺさんに聞いた。

※この記事は若年妊娠など、センシティブな内容を含みます。ご了承の上、お読みください。

——3巻ではついに娘の妊娠の真相が明かされ、加害者の男が発覚します。このシーンにどのような思いを込めましたか?

ゆっぺさん(以下、ゆっぺ):性加害者はのりこの身近な存在だったという事実から、性被害が特別な場所で起こるものではないことを伝えたいと思いました。麗美がその加害者に対峙するときも、何事もなかったように終わらせることだけはしたくなくて。怒りにまみれた感情を抑えつつ、きちんと声を上げ、毅然と加害者に立ち向かう母親の強さを描きたいと思いました。

——こうした性犯罪のニュースはいつまで経ってもなくなりません。少しでも減らすためにできることはあると思いますか?

ゆっぺ:性被害の多くは、「被害を受けた」という声を上げられないまま孤立するケースが少なくないようで、「あなたは悪くない」「助けを求めていいんだ」と言い合える空気を作ることが抑止力と救済の双方において不可欠だと感じます。子どもたちにも、幼い頃から自分の心と体を守るための正しい教育を学べる環境があるといいのですが。大人も「子どもに言ってもわからない」と言わず、正しい知識を持って子どもと向き合い、SOSのサインを敏感にキャッチできるアンテナを持てるといいですね。

文=吉田あき

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