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秋バラを10月にきれいに咲かせたい人へ 9月の夏剪定(秋剪定)のやり方とコツQ&A

  • 2026.8.23

秋バラを10月にきれいに咲かせたい人へ 9月の夏剪定(秋剪定)のやり方とコツQ&A

長かった夏もそろそろ終わりを迎え、秋バラが気になる季節です。涼しくなって少し元気をとり戻したバラをていねいにお手入れし、10月にはきれいな花を見たいものですね。9月ならではのバラ栽培の疑問に答えます。

Q 夏剪定と秋剪定はどう違うのですか?

A 結論から言えば、夏剪定も秋剪定も同じ作業です。剪定の作業が8月25日頃~9月15日頃までに行われるため、人によってその表現が違うだけ。
8月中なら夏ですし、9月10日過ぎだと秋のほうがしっくりくるかもしれません。

最近は夏の気温が高くてなかなか涼しくならないため、9月初旬でも体感的には夏と感じる人が多いようです。

そのせいかどうか、筆者の周囲では夏剪定という人のほうが多いように思います。

Q 夏剪定は必ずやらなければならないの?

バラの種類によって、夏剪定が必要なものと不要なものがあります。今、市場に一番多く出回っている四季咲きのバラは繰り返し花を咲かせますが、5月と10~11月が大きな見頃となります。

夏剪定をやらない場合、バラはちらほらと咲き続けるだけで秋の一斉の開花は見られません。10月中旬以降は気温が下がっていくため、春ほど一斉には咲かないものですが、それでも揃って咲く秋のバラは素敵です。

また、剪定をやらないと品種によっては樹高が高くなりすぎてしまいます。たとえ10月頃にきれいな花が咲いても、株のてっぺんで開花してしまうのでは人の目に触れにくく残念ですね。
10月に秋バラをじっくりと楽しみたいなら、夏剪定はやっておくことをおすすめします。

Q 夏剪定の具体的なやり方を教えて

A 夏剪定は冬剪定のように枝を下まで深く切る必要はありません。バラは冬と違って生育中なので、なるべく葉を残すように高めの位置で切るのが基本です。
もし茶色く枯れ込んだ葉や枝があったらその部分は切りとってください。

次にハサミを入れる位置ですが、8月に花が咲いた枝を見つけ、その枝の真ん中あたりを切ります。バラの葉をよく見ると、葉が5つ付いている5枚葉、3つ付いている3枚葉、まれには1枚葉もありますが、ハサミは5枚葉のすぐ上5~6㎜のところに入れます。

ハイブリッドティーや樹高が高い品種なら、株の上部1/3を取ってしまうつもりで剪定するとよいでしょう。樹高が低い品種なら高さにはあまりこだわらず、枝の高さにばらつきがあっても気にすることはありません。

Q 夏剪定をやらないバラもありますか?

A 一季咲きのオールドローズには夏剪定は不要です。ただし、オールドローズは春の花が咲いた後に旺盛に茂ることが多く、個人の庭でそのままにしておくことは美観上、難しいでしょう。

花後の6月頃に一度枝を切る整枝を行っても、夏の間にまた茂ってしまった場合は、9月にも枝先を切って整えておくと見た目がよくなります。

また、10~11月にたくさん咲かなくてもよいので、9月や10月上旬も花が見たいという方もいるかもしれません。その場合、フロリバンダや、イングリッシュローズなどのシュラブ系のバラは、終わった花だけを切る花がら切りを繰り返してもよいのです。

筆者もそうした育て方をしたことがあります。ただ、やはり秋の花数の少なさは否めず、寂しく感じました。以来、夏剪定は必ず行うようにしています。

Q 水やりや肥料はどうしたらいいですか?

A 庭植えのバラには剪定前にたっぷりと水を与えましょう。鉢植えならなおさら、水切れには要注意です。
鉢土が乾いたら水をやるのを習慣づけてください。葉をいきいきと保つことはとても重要です。

水はちびちびと与えるのではなく、庭植えなら1株につきバケツ1杯以上、鉢植えなら底穴から水が十分に流れ出るまで与えます。

夏剪定が終わったら、秋バラのための肥料を与えることもお忘れなく。庭植えであれば、株の周囲に穴を掘り、肥料の袋に記載してある分量を入れて土をかぶせます。
油かす、骨粉、草木灰などの有機質肥料をブレンドして与えるとバラの生育にも効果的です。

手軽に済ませたいなら、市販のバラ専用肥料を袋の表記通りに与えてもよいのです。鉢植えバラは月に1度の施肥を継続してください。鉢植えにはバラ専用の固形肥料が扱いやすいでしょう。

※2024年9月7日に配信した記事を再編集しています。

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