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「もう帰っても大丈夫ですよね?」先生がまだ話している教室で席を立った母親。静かに呼び止めた先生の言葉

  • 2026.8.22
「もう帰っても大丈夫ですよね?」先生がまだ話している教室で席を立った母親。静かに呼び止めた先生の言葉

チャイムが鳴ると、母親が娘のそばへ

中学校の授業参観でのことです。

私は教室の後ろに用意された折りたたみ椅子に座り、生徒たちの発表を見ていました。

終了のチャイムが鳴ると、生徒たちの緊張も少しほどけます。

そのとき、前のほうにいた女子生徒が保護者席を振り返りました。

「ママ!」

母親は笑顔で娘のそばへ行き、少し言葉を交わしていました。娘もうれしそうで、そこまでは微笑ましい光景に見えました。

しかし、教壇では先生が連絡事項について話し始めています。

「このあと大事なお知らせがありますので、もう少しだけお願いします」

周囲の保護者が前を向く中、その母親と隣にいた父親は、まだ娘と話を続けていました。

声が大きかったため、近くの人が何度かそちらを見るほどでした。

帰ろうとした母親に、先生が静かに声をかけた

しばらくすると、母親が自分の席へ戻り、荷物を持って立ち上がりました。

そして娘に「先に帰るね」と声をかけると、先生のほうを見て言いました。

「もう帰っても大丈夫ですよね?」

先生から返事がある前に、母親と父親は扉のほうへ歩き始めました。

すると先生は話を止め、声を荒らげることなく二人に呼びかけました。

「すみません。まだ保護者の方へのお話が残っています。最後まで聞いていただけますか」

二人の足が止まりました。

父親が小さく頭を下げ、母親も何も言わず席へ戻ります。そして通路に残していた椅子を直して、再び腰を下ろしました。

先生はそれ以上注意することもなく、「では、続けます」と話を再開しました。

帰り道、私はその対応を思い返していました。強い言葉で責めるのではなく、必要なことだけを落ち着いて伝えた先生。

その一言で、教室はすぐに元の静けさを取り戻したのでした。

※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた30代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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