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【レトロ車と暮らす】1989年製「日産エスカルゴ」に乗る23歳デザイナー!放置車を熱意で譲り受けた相棒との特別なストーリー

  • 2026.8.18

トレンド感度の高い若者たちは、どんな車に乗っているのだろうか。今回は、23歳のデザイナー・斉藤エイイチさんの愛車である1989年製「日産エスカルゴ」を取材。高校時代に地元のショップで見つけた放置車を、何度も通い詰めて手に入れたという運命的なストーリーから、レトロな車体と過ごす豊かな日常の魅力までを聞いた。

NISSAN S-Cargo[日産エスカルゴ]斉藤エイイチさん(23)デザイナー

年式:1989年
購入時期:2020年
AT車

幼い頃から車が好きな斉藤さんが、免許を取る前から探していた日産エスカルゴ。カタツムリを思わせるデザインが独創的で、商用車として約1万台が限定生産された。「スペースエイジが好きで、『中銀カプセルタワービル』に憧れがありました。丸を基調としたデザインにはエスカルゴに通じる世界観があり、いつか乗りたいと思うようになりました」。

高校生のとき、地元の中古車販売店の端に放置されている車体を見つけたという。「もともと、売り物ではなかったのですが、自転車で何度も通ううちに熱意を認めてくれて売ってもらえることになりました」。運転席からの視界は良好でドライブ中は景色を楽しめるし、リアシートを倒せば大きな荷物も積み込める。4人乗りなので友達と遊びに行くにも便利といいことづくめ。

「現代の車みたいに便利な機能はついていないし、スピードも速くない。維持のための修理や部品の調達など、心配事も少なくありません。だけど、それ以上に乗っていて心から楽しいし、この車でないと味わえない思い出や経験をたくさん与えてくれる唯一無二の相棒のような存在です」

古物が好きで、車にまつわるものを中心に集めている。車と同年代のパンフレットをダッシュボードに置くと、タイムスリップしたような気持ちに。雰囲気を合わせ小物でドレスアップする楽しみ方だ。

中銀カプセルタワービルと同じように、白とブルーを基調としたインテリア。スニーカーのぬいぐるみや、斉藤さんがシルクスクリーンでプリントしたエスカルゴのぬいぐるみが愛らしい。

車で本を読む時間も大切にしている。この日は自作のZINEと「路上観察学入門」。

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