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熟年離婚を防ぐには? 子育て中に夫とすれ違ってしまった妻が意識した、夫婦円満の秘訣【著者インタビュー】

  • 2026.8.18

【漫画】本編を読む

なにげない日常は、当たり前に続くように思える。だが、大切な人と過ごせる時間には限りがある。その尊さを、自分はどれほど分かっているのだろうか――。『ずっと一緒にいられたら』(小菊えりか/KADOKAWA)は、そんな気づきを授けるコミックエッセイだ。

主人公は、熟年夫婦の誠一と光子。穏やかな日々を送っていた誠一だったが、ある日、妻の言動に違和感を覚えた。まさか、熟年離婚の危機なのか…? そう不安に駆られた誠一は光子の気持ちを取り戻すべく、不器用ながらも大奮闘!

誠一の不器用な愛情表現や夫妻の間で交わされる微笑ましい交流に心を動かされた読者は多く、作者のSNSには「こんな夫婦になりたい」との声が寄せられた。

誠一たちの間にある絆を通して、夫婦が互いを想うことの尊さを伝えた作者。一体、どんな想いで本作を描き、読者に届けたのか。知られざる制作秘話を伺った。

――本作では愛情を言葉で伝えることができない誠一の姿などを通して、愛しているのに分かり合えない苦しさも描かれているように感じました。ご自身も夫婦関係を築く中で、そうしたもどかしさを感じられたことはありますか?

小菊えりか(以下、小菊):子どもが生まれてからは忙しさもあり、夫に対して余裕のない態度をとってしまうことが増えました。そういう時は自分でも後から、「なんで、あんな態度をとってしまったんだろう…」と、もどかしさを感じます。

――子育て中に気持ちがすれ違うのは、あるあるですよね…。一方で、誠一や光子と同じ年齢層で、今まさに夫婦間での気持ちのすれ違いに悩んでいる熟年夫婦も多いと思います。どんなことを意識すれば、お互いの気持ちを理解しやすくなるでしょうか。

小菊:もし、相手にやってほしいことがあるなら、「やってくれるだろう」と期待するのではなく、「言葉に出してお願いする」ことを意識するとよいかもしれません。その時は、要求するだけでなく、同時にお礼を伝えることも忘れないようにしたいですね。

――身近な人だからこそ、何かをしてもらった時には「ありがとう」と伝えられるといいですよね。誠一たちの関係性から自分たちの夫婦関係も見つめ直せる本作、ご自身としてはどんな人に届いてほしいと思われますか。

小菊:今、大切な家族がいる人に、ぜひ読んでほしいと思っています。

取材・文=古川諭香

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