1. トップ
  2. エピソード
  3. 「どうして、ここに来るのかな」他の席が空いているのに真横に座り続けた女性。子供を見守っていた私が感じた本音とは

「どうして、ここに来るのかな」他の席が空いているのに真横に座り続けた女性。子供を見守っていた私が感じた本音とは

  • 2026.8.17
「どうして、ここに来るのかな」他の席が空いているのに真横に座り続けた女性。子供を見守っていた私が感じた本音とは

いつもの公園で、荷物を置いて子どもを見守っていた

週に何度か子どもたちと通っている公園には、屋根がついたベンチとテーブルが、少しずつ間隔を空けて設置されています。

子どもを遊ばせている保護者が、水筒や上着を置いたり、休憩したりする場所です。

もちろん誰か専用の席ではありません。

その日も私は、年長と小学校低学年の息子2人ぶんの水筒や上着、自分の荷物をひとつのテーブルにまとめて置きました。

「喉が渇いたらここに戻っておいで」

「はーい」

息子たちは元気よく滑り台のほうへ走っていきます。私はベンチから少し離れた場所で、様子を見守っていました。

平日の午後だったため、公園はそれほど混んでいません。屋根付きのベンチも、ほかにいくつか空いていました。

空いている席を通り過ぎ、女性がこちらへやってきた

しばらくすると、自転車を押した見知らぬ女性がやってきました。

幼稚園児くらいの男の子を後ろに乗せています。

私は何となく眺めていたのですが、女性は空いているベンチをいくつか通り過ぎ、そのまま私たちが荷物を置いている場所へ向かってきました。

そして、自転車を荷物のすぐ横に停めたのです。

一瞬、知り合いと待ち合わせをしているのかなと思いました。

子どもを遊具の近くで見守るには、この場所が都合よかったのかもしれません。

(どうして、ここに来るのかな)

女性は男の子を自転車から降ろすと、遊具のほうへ送り出しました。そしてそのまま、私たちの荷物が置いてあるベンチの空いた部分に腰を下ろします。

公共のベンチなので、座ってはいけないわけではありません。

それでも、周囲には誰も使っていないベンチがいくつもあります。自転車まで荷物のすぐそばに置かれたことで、私は少し戸惑ってしまいました。

戻っても、女性は何も言わなかった

女性は私のほうを見ることもなく、黙って自分の子どもを眺めています。

悪いことをされたわけではありません。荷物に触られたわけでもなく、声をかけられたわけでもありません。

だからこそ、こちらから「そこは使っています」と言うのも違うような気がしました。

ただ、自転車と女性のすぐ横から荷物を取らなければならない状況が、どうにも落ち着きません。

しばらく迷った末、私は息子たちに声をかけました。

「そろそろ帰ろうか」

「えー、まだ遊びたい」

名残惜しそうな2人を連れてベンチへ戻ります。

私たちが近づいても、女性は立ち上がったり、少し場所を空けたりする様子はありませんでした。私は自転車の横から水筒や上着をひとつずつ取り、荷物をまとめます。

そのあいだも、女性とは一度も目が合いませんでした。

もちろん、公共の場所なので誰がどこに座るかは自由です。もしかすると女性にとっては、子どもを見守りやすい場所だっただけなのかもしれません。

それでも、ほかに空いている場所がいくつもあるなかで、わざわざ荷物のすぐ横まで来て座られたことには、最後まで少しモヤモヤが残りました。

公園へ行くたび、ときどきあの日のことを思い出します。

※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた40代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています。

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

元記事で読む
の記事をもっとみる

注目コンテンツ