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定年後の新しい職場で信頼される人の共通点とは?「先輩ぶらない」を軸にした成功の七カ条

  • 2026.8.16

定年後の新しい職場で信頼される人の共通点とは?「先輩ぶらない」を軸にした成功の七カ条

「定年後の職場で重宝される人」と「敬遠される人」の違いはどこにあるのでしょうか。そして、65歳を過ぎても働き続けるべき? 人生100年時代を迎え、定年後の働き方は誰にとっても身近なテーマです。新刊『定年後の働き方で知りたいことが全部のってる本』からお届けする第4回は、定年後の職場で求められる人材の特徴について。

定年後の職場で成功する人・しない人の違いって?

謙虚で柔軟なマインドと礼節を忘れず、新しい環境をポジティブに楽しむのが秘訣

定年後の職場になじむ第一のコツは、定年後を現役時代の延長ととらえないこと。自分が先頭に立とうとしたり、先輩ぶったりするのはNG。現役世代を影で支える、いわば「番頭さん」のような感覚でいるのが正解です。再雇用で定年前と同じ職場で働く場合も同様。相手を問わず、挨拶や敬語なども忘れないようにしたいものです。

第二のコツは「教えてもらえる」「できなくて当たり前」と思わないこと。シニアに求められているのは、即戦力としての働き。自分から謙虚に学ぶ姿勢を示すことが重要です。

とはいえ、未経験の業種などでは教えを請わねばならない場面も多いでしょう。そんなときに頼れるのが、職場で重要なポジションにあり、新人にも優しく教えてくれる「キーマン」の存在。どの人が該当するかを早めにリサーチし、交流を持つように心がけましょう。

会社によって社風は全く異なるため、新しい職場の社風に合わせることも必須。前の職場の自慢や悪口、「前の会社ではこうだった」などと比較するような発言も厳禁です。

最初から頑張りすぎないことも大切なので、資格取得などは職場に慣れてからにするのが正解。新しいステージに進んだ自分を楽しみ、ポジティブに道を拓いていきましょう。

定年後の職場で成功するための七カ条

一、先輩ぶらない
二、「できなくて当たり前」と思わず自発的に学ぶ
三、職場のキーマンを見つける
四、社風や職場の空気に合わせる
五、前の勤務先の悪口を言わない
六、最初から頑張りすぎない
七、新しい自分を俯瞰して楽しむ

65歳以降も働いたほうがいい?

お金・健康・孤独に不安があるなら、週1回でも働けばメリットは大

再雇用の場合でも65歳で再度、定年を迎え、年金の受給開始年齢にもなります。その後の働き方はどうするべきでしょうか? シニアの三大悩みがお金・健康・孤独であるとお話ししたように、お金のためだけでなく、健康を保ち、孤立を避けるためにも、無理のない範囲で働くことが多くの人にとって正解といえます。特に単身者や男性は、仕事があることで身なりに気をつかう習慣を保て、安否確認がわりにもなるため、週に1回でも働く機会を持つのがおすすめです。

ただ、心身ともにムリが効かなくなる年代。短時間の仕事に切り替える、近所の職場を選ぶなどで、ムリせず続けられる働き方にシフトしていきましょう。70歳以降も働きたいと考えるなら、徐々に準備を。70歳前後から新しい仕事を始めるのは現実的になかなか難しく、細々と長く居続けられる職場を早めに見つけるのがおすすめです。

いっぽうで65歳になったら、やりたいことを優先する働き方に切り替えるのも大いにアリ。海外旅行に行くなら一般的に75歳くらいが体力の限界というのが実情で、読書に必要な集中力も年齢とともに低下します。やりたかったことをリストアップして、悔いのないようにどんどんトライしていきましょう。

細く長く働き続けられる居心地のいい職場を探そう

心身ともに無理せず働く

ストレスなどで心身の調子を崩しては本末転倒。無理なく続けられる、居心地のいい職場を見つけられるとベストです。

空き時間の使い方を優先させる

体力も集中力も75歳くらいで大幅に低下します。元気なうちに、自由時間でやりたいことを実現しておきましょう。

週1回でも働き社会とのつながりを持つ

ひとり暮らしの人は特に、仕事を通して社会と関わる効果は絶大。身だしなみを保て、安否の確認にもつながります。

70歳以降に働きたい職種は65歳から少しずつ始める

未経験の仕事を始めるのは、高齢になるほど難しいもの。興味がある職種は早めにトライして慣れていきましょう。

漫画・イラスト/森下えみこ

この本の監修は

西村栄子●にしむらえいこ
キャリアコンサルタント。株式会社Nキャリアート代表取締役、一般社団法人高齢者再就職支援センター代表理事。国家資格キャリアコンサルタントの中でも数少ない、定年後や高齢者の再就職に特化した専門家。 自治体や企業での再就職支援のほか、人材不足の企業の仕事と雇用の形を変える人材コンサルタントとしても活動。

國富真●くにとみまこと
ファイナンシャル・プランナー。1級FP技能士・CFP®。くにとみFPオフィス代表。旅行会社・保険会社勤務を経て2020年FPオフィス開設。相談すると未来を見通せるといわれる「みらいへの旅先案内人」として、ライフプラン・資産運用・ローン・保険など、のべ500名以上の顧客の幅広い相談に対応している。

※この記事は、『定年後の働き方で知りたいことが全部のってる本』(主婦の友社刊)の内容を、ウェブ記事用に再編集したものです。

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