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夢の映画化が“人生最悪の経験”に。人気作家が過呼吸で現場を去った理由と「心を壊す前」に知っておきたい“逃げる決断”

  • 2026.8.17
Getty Images

ベストセラー著者が語る映画撮影現場での苦難

世界的なベストセラーとなったヤングアダルト(YA)小説『チルドレン・オブ・ブラッド・アンド・ボーン』の著者であるトミ・アデイェミが、自身の小説を映画化するプロセスについて「人生で経験した中で最悪の出来事だった」と明かした。彼女は撮影現場で嫌がらせのような対立を受けたという。

映画の共同脚本も務めた彼女は、7月29日(水)に自身のTikTokで約5分間の動画を共有。そこである出来事の後に「過呼吸になり、号泣しながら」セットを後にしたことを語っている。夢が形になる華やかな舞台裏で、彼女の心には想像以上の負担がかかっていたようだ。

Paramount

自身のメンタルヘルスを最優先にする決断


「このYA小説3部作を書き上げるために耐え抜いてきたことや、映画化を実現させるために経験したすべての苦しみについて話すつもりはないわ」と彼女は動画内で語っている。さらに「私がお話しするのは、自分自身の映画化のセットを過呼吸で泣きながら去った後のことだけ。多くの目撃者がいるから、秘密でもなんでもないの」と続け、完成した映画を二度と見ないことで「心に折り合いをつけた」と明かしてくれた。どれほど大きなプロジェクトであっても、自分の心と体を守るために「NO」と言う彼女の決断は、私たちにとっても大いに学ぶべきものがあるはず。

Photo Credit: Lephatse Motshana / Paramount

真実を伝えることで、前へと進む決意

「私たちが生きるこの世界を少しでも良くしようと思って取り組んだこの映画が、同時に私の人生で最悪の経験でもあったということを、みんなに理解してもらうためには、少なくとも現実を知ってもらう必要があると気づいたの」

彼女は「裏では今も対立が続いている」と述べているが、具体的な出来事の詳細には触れていない。動画の最後で、彼女は「前を向いて進もうとしている」とし、「このプロジェクトについてはもう耳にしたくない」と結んでいる。自分をすり減らす環境から思い切って距離を置くことは、健全なメンタルヘルスを保つための第一歩だ。もしあなたも辛い環境にいるのなら、彼女のように自分を解放する選択肢を持ってみよう。

作品の今後の展開と、映画の公開について

海外メディア『Digital Spy』は、アデイェミの代理人や映画の監督を務めるジーナ・プリンス=バイスウッド、配給会社のパラマウント・ピクチャーズにコメントを求めたが、現時点で回答は得られていないという。

2018年に出版された『チルドレン・オブ・ブラッド・アンド・ボーン』は、ヒロインのゼリー・アデボラが、王国に魔法を取り戻すために奮闘する姿を描いた壮大なファンタジー作品。映画版ではトゥソ・ムベドゥが主演を務め、アマンダ・ステンバーグ、イドリス・エルバなど豪華キャストが出演する。アメリカなど海外での劇場公開は2027年1月15日の予定となっている(日本での公開日は未定)。

※この記事は『Digital Spy』の翻訳をもとに、ウィメンズヘルス日本版が編集して掲載しています。

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