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別れた元彼が、友人に私の近況を数か月聞き続けていた、改札前で鉢合わせた日、私が本人に言った一言

  • 2026.8.15
ハウコレ

元彼から友人への質問は、いつも同じでした。仕事のこと、引っ越したかどうか、そして恋人の有無。私は、答え続けてくれていた友人を止めることに決めました。

カフェで向かいに座った友人が、画面を伏せたままのスマホを、私のほうへ渡してきました。

友人が切り出した打ち明け話

彼女は学生時代からの共通の友人で、私が元彼と別れてから、2人の間を取り持ったことは一度もありませんでした。

「あなたのこと、いつも聞かれるんだよね」

友人はそう言って、スマホの画面を表に返しました。並んでいたのは、元彼からのメッセージでした。仕事は続けているか。引っ越したのか。恋人はいるのか。日付は数カ月分にわたっていて、質問の中身はほとんど変わっていませんでした。

別れてから、本人からの連絡は一度もありません。それなのに、私の暮らしだけが、知らない場所で確かめられ続けていたのです。

改札前で鉢合わせた元彼

数日後、駅の改札を出たところで、元彼と鉢合わせました。向こうが先に気づいて、目を逸らしたのがわかりました。素通りもできましたが、私は立ち止まって言いました。

「気になるなら、私に直接聞いたら?」

友人から全部聞いている、とは言いませんでした。彼は視線を落としたまま、「直接は、無理だよ」とだけ答えました。目の前に本人がいても無理だと言う。その線の引き方が、一番引っかかりました。私は先に改札前を離れました。

友人に頼んだ、ある伝言

家に帰ってから、私は友人に1つだけ伝言を頼みました。数日後、友人はその言葉をそのまま送ってくれました。

「私の近況は、私に関係のある人だけが知ればいいの」

既読はついたものの、返事はなかったそうです。それでいいと思いました。怒鳴るでも、責めるでもなく、境界線を1本引き直しただけ。数カ月続いた質問は、あの改札前の日を最後に届かなくなりました。

そして...

今も友人とは、月に一度のペースでお茶をしています。元彼の名前が話題に上ることは、もうありません。誰かに確かめてもらわなければ届かない気持ちなら、最初から私に向いたものではなかったのだと思っています。

(20代女性・事務職)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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