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ヴィニシウス1人より給料が安い11人…プレミアリーグの「超コスパ最強イレブン」

  • 2026.8.13

レアル・マドリーのヴィニシウス・ジュニオールは、世界でも屈指の高給取りだ。『Capology』の推定によれば、その週給は日本円にして8000万円前後に達するという。年俸に直せば42億円ほどだ。

世界で最も裕福なコンペティションであるプレミアリーグでも、そのヴィニシウス1人分の給与よりも安い金額で実力者11人を揃えることができるという。今回は『Planet Football』から、プレミアの“コスパ最強イレブン”を一紹介する。

GK:バルト・フェルブルッヘン

週給:およそ750万円

ブライトンのバルト・フェルブルッヘンは、すでにプレミアリーグで3シーズンにわたって経験を積みながら、まだ23歳という若さを持つ。オランダ代表でも正守護神としての地位を確立しつつあり、将来的に欧州のビッグクラブへ移籍しても不思議ではないGKだ。

しかしプレミアリーグの正GK、さらにオランダ代表のレギュラーという立場を考えれば、かなり割安な年俸になっている。契約は2028年まで残っているが、このまま代表とクラブで地位を高めれば、次の契約更新では大幅な昇給が予想できるはずだ。

右SB:ジェド・スペンス

週給:およそ850万円

スペンスは、キャリアの遠回りを経てプレミアリーグで評価を高めたサイドバックだ。ミドルズブラからノッティンガム・フォレストへの期限付き移籍で台頭し、2022年にトッテナムへ加入。その直後は出場機会をつかめず、その後はレンヌやリーズなどへの期限付き移籍を経験したが、徐々に評価を高めてブレイク。2026年ワールドカップではイングランド代表でも存在感を示し、ユーティリティ性を証明した。

現在の週給は4万ポンドとなっているが、これは2部からトッテナムへステップアップした際に結んだ契約の影響が大きいという。もし今夏に移籍が実現すれば、当然ながら給与も上がる可能性が高い。

CB:エズリ・コンサ

週給:およそ1600万円

アストン・ヴィラで200試合以上のプレミアリーグ出場を重ね、イングランド代表にも定着したセンターバック。チャールトンの育成組織で育ち、ブレントフォードを経て2019年にヴィラへ加入。チャンピオンシップ出身の選手だったが、プレミアリーグでも問題なく適応し、現在では欧州大会を戦うチームの中心となった。

アーセナルからの関心も報じられているが、ビッグクラブが欲しがる理由は明確だ。2023年に契約を更新して昇給したとはいえ、週給は7万5000ポンド。プレミアリーグで実績を積んだ代表クラスのDFとしては、依然としてお買い得な部類に入る。

CB:ジェームズ・ヒル

週給:2万5000ポンド

ボーンマスのジェームズ・ヒルは、ここ1年で評価を急上昇させたセンターバックだ。フリートウッド・タウンで若くしてトップチームへ昇格し、2022年にボーンマスへ加入。その後プレミアリーグ昇格を果たし、ヒル自身も徐々にトップカテゴリーで出場機会を増やした。

24歳とまだ若く、センターバックとしてこれから経験を積める年齢でもある。

身体の強さに加え、守備時の判断やビルドアップ能力も向上しており、現在のボーンマスにとって欠かせない存在になりつつある。その週給は2万5000ポンド。昨年9月の契約更新によって給与は5倍に増えたとされるが、それでもプレミアリーグのレギュラーとしては極めて低い。

左SB:ニコ・オライリー

週給:およそ640万円

マンチェスター・シティのニコ・オライリーは、2025-26シーズンに一気にブレイクした若手の一人だ。本来は中盤を主戦場としてきた選手だが、トップチームでは左サイドバックとして起用され、そこで大きな成功を収めた。2026年ワールドカップのメンバーにも入り、世界の舞台まで駆け上がった。

昨年9月には長期契約を結んだものの、週給は3万ポンドにとどまる。マンチェスター・シティのトップチーム選手として考えれば、驚くほど低い金額だ。ただ、このままレギュラーとして成長し続ければ、数年以内に給与が大幅に上昇するのは間違いない。

CMF:アダム・ウォートン

週給:およそ750万円

アダム・ウォートンがまだクリスタル・パレスにいることを、不思議に感じる人も多いかもしれない。ブラックバーンのアカデミーで育ち、2024年にパレスへ加入。プレミアリーグ初挑戦ながらすぐに中盤の中心となり、その後はイングランド代表にも定着した。

しかし、週給はわずか3万5000ポンドで、パレスのチーム内でもトップ10に入らない。もちろん、もし今夏にビッグクラブへ移籍すれば、移籍金だけでなく給与も一気に跳ね上がる可能性が高い。

CM:アレックス・スコット

週給:およそ850万円

ボーンマスのアレックス・スコットも、ビッグクラブから継続的に注目される若手MFだ。ブリストル・シティで頭角を現し、2023年にボーンマスへ加入。それから3シーズンを経験し、現在では中盤の中心選手へと成長している。

その給与は週給4万ポンド。これはブリストル・シティから加入した際に結んだ契約がベースとなっている。プレミアリーグで3年間経験を積んだ現在の評価を考えれば、明らかに市場価値と給与が釣り合っていない選手の一人だ。

CM:カルロス・バレバ

週給:およそ250万円

このイレブンのなかで、最も衝撃的な給与と言えるのがカルロス・バレバだ。ブライトンの中盤を支えるカメルーン代表MFながら、週給はわずか1万2500ポンド。ヴィニシウス・ジュニオールの約3%しか受け取っていない計算になる。

バレバは2023年にリールからブライトンへ加入。モイセス・カイセドの後継候補として期待され、豊富な運動量、身体能力、ボール奪取能力を武器に評価を高めた。それだけに、週給1万2500ポンドという数字は驚異的なものであるといえる。

右WG:イリマン・エンディアイ

週給:およそ960万円

エヴァートンの攻撃を支えているイリマン・エンディアイは、セネガル代表としてもプレーするアタッカーで、ドリブル、得点、チャンスメイクを幅広くこなす選手だ。

シェフィールド・ユナイテッドで評価を高めた後、マルセイユを経てエヴァートンへ加入。プレミアリーグではすぐに攻撃の中心となり、ゴールやアシストという数字でもチームへ貢献している。

それにもかかわらず、エヴァートンでは彼より高給を受け取っている選手が8人もいるという。攻撃の中心選手という立場を考えれば、比較的低いものとなっている。

FW:エリ・ジュニオール・クルピ

週給:およそ430万円

エリ・ジュニオール・クルピは、2025-26シーズンのプレミアリーグで最大級のサプライズとなった若手FWだ。フランスのロリアンでプロデビューを果たし、その後ボーンマスへ加入。プレミアリーグ初挑戦のシーズンで13得点を記録し、一気に評価を高めた。

負傷がなければ今夏の移籍市場で複数のクラブが獲得へ動いていた可能性もある。ただ残念ながら、新シーズン序盤はケガによって欠場する見込みとなっている。

現在の週給はわずか2万ポンド。復帰後に再び得点を量産すれば、契約条件の見直しを迫られる可能性が高い。

左WG:ジェレミー・ドク

画像: (C)Getty Images
(C)Getty Images

週給:およそ1070万円

マンチェスター・シティのジェレミー・ドクが週給5万ポンドというのも、かなり意外な数字だ。2023年にレンヌから加入し、プレミアリーグでも屈指のドリブラーとして知られる存在となった。

彼の週給は5万ポンドだと言われており、マンチェスター・シティのスター選手たちと比べればかなり低い水準となっている。ヴィニシウス1人の週給の約8分の1で、世界屈指のドリブラーを保有している。シティにとって現在の契約がいかに割安かが分かる。

※選出基準は、各選手の実績に基づきながら筆者またはメディアの主観的判断も含んでおります。

筆者:石井彰(編集部)
画像提供:Getty Images

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