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「海外生活、ずっと見てましたよ」憧れてたワーホリ生活。だが、帰国して再開した元同僚に感じた違和感とは

  • 2026.8.15

5年働いた会社を辞め、海外へ

20代の頃、私は新卒で入った会社に5年間勤めたあと、退職してワーキングホリデーへ行くことにしました。

もともと海外で暮らすことに憧れがあり、働きながら少しずつ貯金をしていました。送別会で行き先を聞かれ、「貯めたお金でしばらく海外に行くんです」と話すと、同僚たちは「いいね」「楽しんできてね」と声をかけてくれました。

その中に、同じ部署だった男性社員がいました。

仕事上のやり取りはありましたが、プライベートで話したことはほとんどありません。

ただ、私が海外へ行くと話したときだけ、「自分も昔、ワーホリに興味があったんですよ」と少し食いついた様子だったのを覚えています。

渡航後、私は現地での生活をSNSに投稿するようになりました。

観光地の写真だけではなく、仕事探しに苦戦したことや、電車を乗り間違えたこと、雨の中で道に迷ったことなど、日記代わりにかなり細かく書いていました。

公開アカウントだったので誰でも見られる状態でしたが、「いいね」が多くつくわけでもなく、知人からコメントが来ることもほとんどありませんでした。

そのため、私は深く考えずに投稿を続けていました。

「あのとき、大変そうでしたよね」

帰国してしばらく経った頃、元職場のメンバー数人で飲みに行く機会がありました。

そこで久しぶりに会ったその元同僚が、私を見るなり言いました。

「海外生活、ずっと見てましたよ」

私は少し驚きました。一度も「いいね」やコメントをもらった記憶がなかったからです。

どうやら共通の同僚のフォロー欄から私のアカウントを見つけ、もともと海外生活に興味があったこともあって、ときどき投稿を読んでいたのだそうです。

そこまでは「そうだったんだ」で済みました。

ところが、その人は続けて言いました。

「雨の日に道に迷って、かなり落ち込んでましたよね。でも次の週には新しい仕事が決まって」

私は思わず黙りました。

確かに書いた覚えはあります。ただ、自分でも細かい順番までは忘れていました。

さらに、私が住んでいた部屋を引っ越した時期や、仕事先で失敗して落ち込んだ投稿まで、かなり正確に覚えていたのです。

「そんなに読んでたんですね」

私が笑いながら言うと、その人は悪びれる様子もなく、「海外に行くか迷っていたので、参考になってました」と答えました。

理由を聞けば理解はできます。それでも、一度も反応を残さなかった人が、自分でも忘れていた投稿をいくつも覚えていることに、私は妙な居心地の悪さを覚えました。

公開している以上、誰に見られても不思議ではありません。それ以来、私はSNSに何かを書く前に、「反応がなくても、読んでいる人はいるかもしれない」と一度考えるようになりました。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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