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めったに会えない子どものエゾユキウサギ!白いシッポに隠された生きるための「ヒミツ」【写真5枚・北海道のかわいい動物たち①】

  • 2026.8.11

今週もインスタグラム「北海道3大かわいい動物」プロジェクトに寄せられた、みなさまからのお写真をご紹介します。(2026年8月3日〜8月7日ピックアップ分・前編)

オシャレな「背中の模様」

Sitakke
Sitakke
撮影:@take.shi13さん

6月初めから7月にかけて生まれた子ジカの体重は、およそ6キログラムほど。
生まれて間もない頃は、「うわ〜小さいな〜」という印象でしたが、最近はもうヨチヨチではなく、しっかりとした「シカらしい」美しい走りを見せてくれます。

白い斑点がある背中の「鹿の子(かのこ)模様」がとっても印象的ですねー。
木漏れ日が差す森の中でも目立たないようにと、このような模様になったのだそう。
だとしたら、エゾシカはずいぶんとオシャレな模様を神様からいただきましたねー。

和菓子にも「鹿の子」と名づけられたものがあります。
あんこのまわりにお豆をすき間なく並べて、シカの背中の模様に似せたもので、1700年代にはすでに作られていたそうです。

俳句の世界で「鹿の子」は、夏の季語でもあります。

「ひなエナガちゃん」アオムシと格闘中

Sitakke
撮影:@tomo_z62さん

目のまわりにまだ黒っぽい色が残っている、ことしの春に生まれたシマエナガの子ですね。
巣立ちしたばかりの頃は短かったシッポ(せまい巣の中ではジャマになるから短いのでしょうね、きっと)もスラリと伸びて、シルエットはもう立派な「エナガ」です。

「エナガ」という名前は、「柄長柄杓(えながひしゃく)」=神社の手水舎(ちょうずや)で使われる柄(持ち手)の長い柄杓に、姿形が似ていることから名づけられたという説もあります。

よく見ると、青虫を見つけたようです。
青虫も「そう簡単に食べられてたまるか!」と言わんばかりに、木の葉へ必死にしがみついています。

きょうだいとともに枝に一列に並び、「キーキー」と大きな声で親鳥にエサをねだっていたあの子たちも、今では自ら食べものを探し出す立派な「ハンター」。
シマエナガの子どもたちの成長ぶりには、驚かされるばかりです。

シッポに隠された「ヒミツ」とは?

Sitakke
Sitakke
撮影:@neitya.tomohiroさん

めったに会うことができない、子どものエゾユキウサギです。
小さな体にしては手足が太く、「これからどんどん大きくなるんだなあ」と感じることができる生命力にあふれています。

2枚目は、ひと休みしている横顔。
草の上にちょこんと見える白いシッポが、とってもかわいらしいですねー。

エゾユキウサギは、夏は茶褐色、冬になるとほぼ全身が真っ白になりますが、シッポだけは一年中白いままです。
この白いシッポは、生きていくための大切なサイン。
危険を感じると、白い毛をふわっと広げて、仲間や子どもたちに危険が近づいていることを知らせます。

以前、エゾシカのお尻の白い毛にも、同じような役割があることをご紹介させていただきましたが、それと同じ。
薄暗い森の中でも、前を走る仲間の白いシッポが目印になります。
「私のお尻を見て、はぐれないでついてきてね。」そんな目印なのですね。

***

後編の記事では
・ドラッグストアから「シャチ」見えた?
・かわいすぎる!「もこもこオシリ」
の写真をお届けします。

◆「北海道3大かわいい動物」プロジェクト
インスタグラム やSitakkeの記事で発信中

◆文:「北海道3大かわいい動物」プロジェクト事務局 / ami_papa
1987年からカメラマンとして北海道の自然や野生生物の撮影を始める。アメリカのイエローストーン国立公園やカトマイ国立公園、デナリ国立公園で野生生物、マレーシア・ボルネオ島でオランウータン、アオウミガメの取材も経験。2020年から「北海道3大かわいい動物」プロジェクトを主催。

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