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「鍋を出したままだったでしょう」妻の実家で婿の家事を笑った義母。だが、妻が事情を説明した結果

  • 2026.8.11

元日の昼食中、前夜の片付けを持ち出されて

結婚して三年目の年末年始、私は妻と一緒に、車で一時間ほどの場所にある妻の実家へ帰省しました。

大みそかの夕方には、近くに住む親戚も集まり、義両親を含めて八人で食卓を囲みました。

夕食は、ダイニングに置いた卓上コンロですき焼きでした。

食事が終わると、妻と義母が食器を下げ始めたため、私も鍋や取り皿を台所へ運びました。

妻が残った食材を保存容器へ移している間に、私は鍋を洗い、水切り台に伏せました。

その直後、玄関のほうから義母に呼ばれました。

「悪いけど、車に残っている飲み物を運んでもらえる?」

私は手を拭き、玄関から駐車場へ出ました。車の荷台にあったペットボトルの箱を二つ運び、廊下の奥にある収納場所まで届けました。

台所へ戻ったときには、妻が洗い終わった食器を拭き、鍋も棚へ片付けてくれていました。

「鍋までありがとう。途中になっちゃったね」

私がそう言うと、妻は「呼ばれてたんだから仕方ないよ」と答えました。

その場では、それで終わった話だと思っていました。

ところが翌日の元日、親戚と昼食を取っていると、義母が前夜の片付けについて口にしたのです。

「昨日、鍋を洗ったところで出したままだったでしょう」

私は少し驚きましたが、「荷物を運んでいる間に、妻が片付けてくれました」と答えました。

すると義母は、冗談を言うような調子で笑いました。

「最後までやらないと、片付けたことにはならないわよ。家でも、いつも途中からこの子に任せているんじゃないの?」

親戚の前だったため、私はどう返すべきか迷いました。

強く否定するほどの話ではないようにも思えましたが、普段から家事を妻に任せていると言われたことには、引っかかるものがありました。

隣にいた妻が、前夜の流れを説明してくれた

私が返事に困っていると、隣に座っていた妻が口を開きました。

「お母さん、それは違うよ。途中でやめたんじゃなくて、お母さんが車の荷物を頼んだんでしょう」

義母は少し間を置いてから、「でも、鍋を棚に戻したのはあなたよね」と言いました。

妻はうなずきました。

「そうだけど、洗って水切り台に置くところまでは夫がやってくれたよ。私がしまったのは、ちょうど手が空いていたから」

さらに妻は、普段の生活についても説明しました。

「家でも料理を作ってくれるし、洗い物も洗濯も分担してる。昨日の一部分だけを見て、いつも私に任せているみたいに言わないで」

責め立てるような言い方ではありませんでしたが、妻の口調はいつもよりはっきりしていました。

義母は少し気まずそうな表情を浮かべ、「そこまで深い意味で言ったわけじゃないのよ」と答えました。

妻は「冗談でも、本人が何もしていないみたいに聞こえるから」とだけ返しました。

その後、叔父がテレビの正月番組の話を始めたことで、食卓の話題は自然に変わりました。

帰りの車内で、私は妻にお礼を伝えました。

「さっきはありがとう。自分で説明すると、言い訳みたいになりそうで言えなかった」

妻はハンドルを握ったまま、少し笑いました。

「私もその場にいたから、見たままを言っただけだよ」

大げさな言葉ではありませんでしたが、普段の自分をきちんと見てくれていることが伝わり、ほっとしました。

義母に悪意があったのかは分かりません。ただ、親戚の前で一部分だけを取り上げて笑われるのは、思っていた以上に居心地の悪いものでした。

妻が事実をそのまま説明してくれたことで、その場で誤解を残さずに済んだことをありがたく感じています。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・男性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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