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「3か月で返すから、50万円貸して」お金を借りたが返済を止めた弟。だが、残額と期限を示した結果

  • 2026.8.11

3か月後には返すという約束

五年前の春、自宅で夕食の支度をしていると、弟から電話がかかってきました。

普段ならメッセージで済ませる弟が電話をしてきたため、何かあったのだろうと思いながら応じました。

「急な支払いが重なって、50万円足りないんだ。3か月後には返すから貸してほしい」

弟は、仕事で使っている車の修理費などが重なり、すぐにまとまったお金が必要になったと説明しました。

50万円は、私にとっても気軽に渡せる金額ではありません。

しかし、弟は数か月後に入る予定の賞与で返すと言います。悩んだ末、私は生活費とは分けて貯めていた口座から貸すことにしました。

「遅れそうなときは、必ず先に連絡してね」

そう伝えたうえで、翌日、弟の口座へ50万円を振り込みました。

念のため、振込履歴と弟から届いたメッセージは残しておきました。

最初の3か月間は、弟から10万円、10万円、5万円と返済がありました。

ところが、それ以降は入金が止まりました。

約束の期限からさらに3か月が過ぎても、残りの25万円は返ってきません。

私が電話で今後の予定を尋ねると、弟は面倒そうな口調で答えました。

「今は余裕がないんだよ。家族なんだから、少しくらい待ってくれてもいいだろ」

返済が難しいなら、事情を説明してくれれば相談するつもりでした。

それなのに、催促する私のほうが悪いように言われ、納得できませんでした。

弟の自宅で返済予定を決めた

電話では話が進まないため、私は弟と日程を合わせ、休日の午後に弟の自宅を訪ねました。

ダイニングテーブルを挟んで座り、私が貸した50万円と、これまでに返された25万円を紙に書いて確認しました。

「借りたことを責めたいわけじゃないの。残りの25万円を、いつ、いくらずつ返すのか決めたい」

弟の話では、予定していた賞与が想定より少なく、家賃や車の支払いもあって、まとまった金額を用意できなかったそうです。

事情は分かりましたが、何も言わずに返済を止めてよい理由にはなりません。

そこで、給料日の翌日に毎月2万円を振り込み、余裕のある月は金額を増やすことにしました。

二人で返済予定を紙に書き、同じ内容をそれぞれのスマートフォンにも残しました。

その後も、期日を過ぎても入金されない月が何度かありました。

私はそのたびに怒鳴ったり責めたりせず、短いメッセージを送りました。

「今月分がまだ確認できていないよ。難しいなら、振り込める日を教えてください」

弟から日付を聞き、その日を過ぎたら再び確認する。その繰り返しでした。

しばらくすると、弟も遅れる場合には事前に連絡をするようになり、少額ながら返済は続きました。

最後の入金があったのは、50万円を貸してから約1年半後です。

口座に残りの3万円が振り込まれているのを確認し、私は弟に「これで残額はゼロです」と連絡しました。

弟からは、すぐに返信がありました。

「長くかかってごめん。もう家族だからと甘えないようにする」

家族のお金の問題は、強く言いにくいからこそ、曖昧になりやすいのだと思います。

今回、返済された金額と残額をその都度確認し、具体的な日付を決めたことで、ようやく貸し借りを終わらせることができました。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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