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堀田真由&高橋一生が主要キャラクターの声優に!『ghost/夜の果て』幻想的な特報映像も公開

  • 2026.8.7

『四畳半タイムマシンブルース』(22)などで知られる夏目真悟監督による初のオリジナル長編劇場アニメーション『ghost/夜の果て』が2027年2月11日(木・祝)に公開。このたび、主人公ニケ役の声優を堀田真由、ニケが出会う男マス役を高橋一生が務めることが明らかになった。

【写真を見る】主人公ニケ役の堀田真由

【写真を見る】主人公ニケ役の堀田真由 [c]ghost production committee
【写真を見る】主人公ニケ役の堀田真由 [c]ghost production committee

誰しもの心にある言葉にならない「本物の気持ち=ゴースト」をテーマに描く本作。舞台は労働の必要がなくなった近未来。優れた人だけが働き、世界を回す時代では、18歳になると世界に必要な人間かそうでない人間かに誰もが選別される。ニケは15歳ですでに選別された特権を持つ優秀な少女だが、世の中に苛立ちを抱えながら、自分にぴったりの場所があるに違いないと居場所を探し続けている。そんな彼女の前に、深い喪失を抱えるマスが現れる。

ニケが出会う男マス役に高橋一生 [c]ghost production committee
ニケが出会う男マス役に高橋一生 [c]ghost production committee

アニメーション制作は『パプリカ』(06)や『時をかける少女』(06)、『サマーウォーズ』(09)を送りだしてきたマッドハウス。キャラクター原案を漫画家のオノ・ナツメ、キャラクターデザインを久貝典史が手がけ、「ACCA13区監察課」のチームが結集した。

「ニケは、不器用なくらいまっすぐで、美しいものや本物だと思えるものを大切にしながら自分の居場所を探し続けています」と演じたニケについて語る堀田真由 [c]ghost production committee
「ニケは、不器用なくらいまっすぐで、美しいものや本物だと思えるものを大切にしながら自分の居場所を探し続けています」と演じたニケについて語る堀田真由 [c]ghost production committee

ニケ役の堀田が声優を務めるのは、劇場アニメーション『ブルーサーマル』(22)以来2度目。マスを演じる高橋にとっては、『耳をすませば』(95)以来の劇場アニメーションでの声優となる。キャストとスタッフからのコメントも到着しており、堀田は「ニケは、不器用なくらいまっすぐで、美しいものや本物だと思えるものを大切にしながら自分の居場所を探し続けています。観てくださる方のそれぞれの心に違う形で届く作品になっているとうれしいです」、高橋も「夏目さんの眼差しから生まれた針の穴のような光明は、私たちと地続きの世界の、その冬の美しさのなかに、道標として輝いています」とコメントを寄せている。

「夏目さんの眼差しから生まれた針の穴のような光明は、私たちと地続きの世界の、その冬の美しさのなかに、道標として輝いています」とコメントを寄せた高橋一生 [c]ghost production committee
「夏目さんの眼差しから生まれた針の穴のような光明は、私たちと地続きの世界の、その冬の美しさのなかに、道標として輝いています」とコメントを寄せた高橋一生 [c]ghost production committee

また、本作の音楽は君島大空が担当。そして、主題歌と挿入歌を羊文学が担当し、羊文学は全6曲を書き下ろしている。君島は「音楽を作っていくなかで、作中に登場する人物の誰へでも自分を代入できると気がつくような瞬間がありました」と説明。一方、羊文学は「何度も脚本を読み、最後にはいつも涙が出ていました。そして、この作品に向き合うとき、嘘がないようにしようと思いました。曲は、少し前、初めてのアメリカツアーの前後で完成させました。日本で感じていた自分の痛みを、アメリカの広大な景色に似合うカラッとした音に乗せることで、ニケの強さと脆さを表現したいと思いました」とコメントしている。

解禁された特報映像では、労働の必要がなくなり誰もが18歳で選別される世界が映しだされる。「私は特別だから」と自分について語るニケに、マスは「ちゃんとここにいる」と寄り添い、2人の繊細な関係性も垣間見える。羊文学の挿入歌「Sugar」に乗せて、作品世界へと誘う映像に仕上がった。

映画『ghost/夜の果て』のキービジュアル [c]ghost production committee
映画『ghost/夜の果て』のキービジュアル [c]ghost production committee

ムビチケ前売券(カード)の発売も決定し、8月7日より全国の上映劇場ほか、通販サイトでも取り扱われるとのこと。自分の居場所を探し続けたニケが最後に下す決断とはなんなのか。言葉にならない本物の気持ちを描く『ghost/夜の果て』に期待が高まる。

<キャスト、スタッフコメント>

●堀田真由(ニケ役)

「初めて台本を読んだとき、子どもの頃に抱いていた言葉にはできない沢山の感情を思い出しました。そんな私も、大人になるにつれて自分が傷つかないように気持ちをしまい込み、『聞き分けのいい子』や『いい子』でいることをいつの間にか覚えてしまった気がします。ニケは、不器用なくらいまっすぐで、美しいものや本物だと思えるものを大切にしながら自分の居場所を探し続けています。ニケの強さはとても眩しく、演じていて時に羨ましくもありました。でも同時に、そのまっすぐさゆえの危うさも感じます。この作品には、一つの答えを決めつけない魅力があると思うので、観てくださる方のそれぞれの心に違う形で届く作品になっているとうれしいです」

●高橋一生(マス役)

「喪失や、それに付随する絶望。そういったものを潜り抜けなければ見えてこないものは確かに存在しています。合理を突き詰めれば、世界はかえって人間の居心地のわるい場所になりますが、抗いようのないなにかによって、私たちはまっすぐ、地獄と背中合わせの桃源郷に向かっているのかもしれません。マスがどこかに抱いている諦観は、自分の視座と時折強く重なったように思います。夏目さんの眼差しから生まれた針の穴のような光明は、私たちと地続きの世界の、その冬の美しさのなかに、道標として輝いています」

●君島大空(音楽)

「音楽を作っていくなかで、作中に登場する人物の誰へでも自分を代入できると気がつくような瞬間がありました。それは大人になっていく過程そのものに敵対するような過剰な鋭さ、老成していく部分への省み、気持ちを守るために独自の儀式を執り行う個人と集団。内省的であることは、一人の内に成り立つものではなく世界によって侵され、守られているのだと思います。この作品に出会ってから、一人の人間に根差している暴力がなにによって世界に開かれるべきなのかを考えています」

●羊文学(主題歌、挿入歌)

「何度も脚本を読み、最後にはいつも涙が出ていました。そして、この作品に向き合う時、嘘がないようにしようと思いました。曲は、少し前、初めてのアメリカツアーの前後で完成させました。日本で感じていた自分の痛みを、アメリカの広大な景色に似合うカラッとした音に乗せることで、ニケの強さと脆さを表現したいと思いました。私たちの曲が、ghostがみなさんの思い出深い一本となるための、小さな力になれていればうれしいです!」

●オノ・ナツメ(キャラクター原案)

「キャラクター原案のお話をいただいた時、アニメ『ACCA13区監察課』のみなさんが勢揃いななかに参加させてもらえることをとてもうれしく光栄に思いました。出来上がった映像を拝見した時はキャラクターデザインの久貝さんの手によって完成したキャラクターたちの表情に見入ってしまいました。目に残る色、耳に残る音、また映画館で味わいたいです」

文/鈴木レイヤ

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