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小学生に「楽しかった夏の思い出」を聞いてみた! お金をかけなくても記憶に残る「夏休みどれやるリスト」

  • 2026.8.6

小学生に「楽しかった夏の思い出」を聞いてみた!今年の夏は何する?

「夏休み、何をしよう?」そんな悩みを抱える保護者の方は多いのではないでしょうか。宿題に追われ、気付けばゲームやYouTubeばかり…。「せっかくの夏休みなのに、何も特別なことをしなかったな」と終わってしまうのは、少しもったいないですよね。小学校教員として13年間過ごす中で、子どもたちが教えてくれた、たくさんの「夏の思い出」。不思議なことに、「高価な旅行」や「ゲームを買ってもらったこと」を話す子は意外と少ないのです。子どもたちの心に残っていたのは、家族や友達と一緒に過ごした"体験"でした。今回は、そんな子どもたちが実際に教えてくれた「夏の思い出」をまとめました。今年や来年の夏休みの参考にしていただけたら嬉しいです。

1. 自然の中での体験!

夏ならではの自然体験は、やはり人気です 。・川遊び・海水浴・魚つかみ・カニ探し・虫取り・セミの羽化観察・星空観察・キャンプ・バーベキュー・ひまわり畑・滝巡りたくさんありますよね。今年は、教え子が教えてくれた「ライフセーバー体験」に我が家も行ってみました。これは兵庫県と静岡県で実施されている「こどもわーく」という職業体験イベントの一つです。実は海が怖くてあまり乗り気じゃなかった娘。でも、ライフセーバーさんたちと一緒に、・ビーチクリーン・五水チェック(水温や水底、水流などのチェック)・人命救助(応急手当、心肺蘇生法、AEDなど)・トレーニングなどを体験している時は、すごく真剣!「来年も絶対に行きたい!」というほど楽しかったようです。自然の中には、教科書には載っていない学びがたくさんあります。原体験として、大人になってからも覚えている人は多いのではないでしょうか。また、「どうして川の水は冷たいんだろう?」「カニはどこに隠れているんだろう?」そんな「なぜ?」が、子どもの探究心も育ててくれますね。

2. 家族でお出かけ!

実はそんなに遠くへ旅行に行かなくても、子どもたちは十分楽しんでいます。・水族館・動物園・科学館・博物館・工場見学・プール・テーマパーク・温泉・電車旅・道の駅巡り・サービスエリア巡り・町探検・公園探し特におすすめなのは、「工場見学」今年の夏休みだけで、我が家は4カ所の工場見学に行きます。モノを作る場所と人。企業の理念や創意工夫。馴染みのある飲み物や食べ物の工場だと、子どもでも楽しんで学習できますね。「初めて見る」「初めて知る」そんな経験が、子どもの世界を大きく広げてくれます。小さい子がいると、遠出は少しハードルが高いですよね。例えば地域の中の公園巡りも、子どもにとっては大冒険。・いつもと違う道を使って・地図を作りながら・日中ではなく涼しい朝一番に工夫次第でどんどん楽しさが増していきますね。

3. おうちでも最高の思い出は作れる!

意外と多かったのが、おうちでの思い出です。・かき氷を作った・スイカ割り・お菓子作り・パン作り・流しそうめんを作った・庭でプール・おうち縁日・家族で映画鑑賞・ピザ作り・そうめんアレンジ選手権・ベランダキャンプ・水風船対決「特別なお金をかけなくても楽しかった!」そんな声もたくさん聞いてきました。我が家では今年初めて、本物の竹を割って流しそうめんを行いました。子どもたちと、鉈やトンカチを使って一生懸命に竹を割り、長いスライダーができた時には、何とも言えない達成感がありました。企画、実践、失敗、再考、挑戦。1つの体験で学べることはたくさんありますね。

4. ものづくり

夢中になって何かを作る時間も、夏休みならではです。・木工作品作り(椅子、机、箱などいろいろ。)・自由工作(ウニの骨で風鈴、スクイーズ作りなど)・SDGs×ものづくり(卵の殻でモザイクアート、マイクロプラスチックで万華鏡、廃材工作など)・自由研究(理科、社会科、生活科だけでなく、アントレプレナーにも注目!)・プラモデル・絵を描く(ポーリングアート、ビー玉アート、アルコールインクアートなど様々)・写真撮影・動画作り・プログラミング・1日ママ体験(料理など)・スイーツ開発私が運営する初等アントレスクールでは、この夏のサマースクールのプログラムの中で、「あったら良いなこんなもの」というアイディアコンテストを行いました。普段の困りごとや、まわりの人の悩みから、「お助けグッズ」を考案し、イメージ図を完成させます。課題発見や解決を考えるアントレ教育の一つでもありますね。子どもたちの柔軟な発想が面白く、どれも実現させたいものばかりでした。想像を創造する体験。お家の中で時間をかけて、何かを生み出していってほしいですね。

5. 地域だからできる体験

みなさんのお子さんは、地域の方に知ってもらえていますか?私の育った町は、阪神淡路大震災を経験した神戸ですが、防災教育を考える上で、大切な考え方の中に「共助」というものがあります。そう。公助と自助だけでなく、「共助」で支えあった過去がありました。共助の土台となるのが、「お互いに知っていること」です。防災、防犯の面でも、地域で子どもたちを守るためにも、これは必要なことです。最近少なくなってきているものの、夏休みには、地域の人たちが繋がるチャンスがあります。・夏祭り・盆踊り・ラジオ体操・地域清掃・農業体験・収穫体験・伝統工芸体験・地元のお店巡り・図書館イベント・防災イベント地域の人との出会いは、学校では得られない学びになります。顔を知ってもらうことで、有事の際に「だれだれさんところの、〇〇ちゃんがおらへん!」「あそこは3人兄弟や!もう一人おるはず!」と気付いてもらえるかもしれません。「おはよう!」「いってらっしゃい!」「気を付けてね」地域の人同士が関わる機会が多いと、自然と日ごろの会話も増えますね。地域の大人の目が、子どもに向いていると、不審者にとっては不都合かもしれません。

夏を楽しむ子どもたちの共通点

子どもたちが何年経っても覚えている夏休みには、共通点があります。それは、「自分からすすんでやってみた」ということです。それは何も、「はじめから好きだったこと」とは限りません。はじめは緊張していたかもしれないし、乗り気じゃなかったかもしれない。でも、心のどこかで興味があったこと。例えば、夏の思い出に「カブトムシを捕まえたこと」と言った子がいました。その子は虫が大嫌いです。普段から、虫がいそうな草むらには絶対に近付きません。でもどうやらその子は、網ではなく素手で、カブトムシを捕まえたようです。何があったのでしょう。「捕って」と頼まれたわけでもない。虫におびえることを、ダメ出しされたわけでもない。実はその子は、木に背が届かない弟のためにカブトムシを捕りました。虫の大好きな弟がものすごく喜んだそうです。「ありがとう」とたくさん言われたそうです。強制されたわけではなく、自分からすすんで一歩踏み出した瞬間でした。虫を捕まえたこと。料理に挑戦したこと。電車に乗ったこと。家族で大笑いしたこと。おつかいに行ったこと。大人から見ると小さな出来事でも、子どもにとっては一生の思い出になります。最後に夏休みは、学力だけでなく「生きる力」が大きく育つ時間です。どこへ行くかよりも、いくらお金をかけるかよりも、「どんな体験をしたか」が、子どもの心には残ります。今年の夏休みは、ぜひお子さんと一緒に「今年は何をやってみようか?」と話しながら、家族だけの「夏休みどれやるリスト」を作ってみてください。きっと、その中の一つが、お子さんにとって何年経っても忘れられない夏の思い出になるはずです。今回紹介した内容をまとめた「夏休みどれやるリスト」は、Instagramでも配布しています。ぜひチェックしてご活用ください。

【Profile】mama先生(@itoshiki_kosodate)

 (1708636)

「子育ては、子どもを変える作業じゃない。親が変わることで、結果的に子どもが成長するのだ」 これは、私が大切にしている考え方です。元小学校教諭。現在は肩書きを「非正規」に変え、公教育の現場で教育に携わりつつ、日本の教育社会問題の解決に挑戦しています。偏差値偏重ではなく、非認知能力を軸にしたアントレプレナーシップ教育を実践する「総合塾=ItoshikI after school」を立ち上げ、子どもたちの創造力と生きる力を育む学びを探求中。Instagramでは「学校では教わらない お家で差がつく子育て知識」を発信中。これからも多様な仲間と共に、新しい教育の未来を共創していきます。

Instagram:mama先生(@itoshiki_kosodate)

Voicy:お家で差がつく子育て知識「学校では教わらない、子育ての教科書🌱」

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