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結婚式場の見学中に…彼ママから20回以上の電話。「母を優先するの?」婚約解消の決め手となった彼の一言

  • 2026.8.7

私は今の夫と結婚する前に、結婚を考えていた相手がいました。大学時代から社会人1年目の冬まで交際していた彼です。付き合った期間は長く、お互いの親へのあいさつも済ませていました。「社会人2年目くらいには結婚したいね」と話し、結婚式場を探し始めていたのです。しかし、式場探しを始めてからわずか数週間後、私たちは婚約を解消することになりました。

ブライダルフェア中も鳴り続ける通知音

社会人1年目の冬、私たちは結婚式場を探すため、ブライダルフェアを予約しました。

ところが会場に到着すると、彼のスマホに何度も通知が届いたのです。チャペルの見学中も、ドレスの試着中も、料理の試食中も、「ピロン」と通知音が鳴り続けました。

仕事関係の連絡かもしれないと思い、最初は「急ぎなら確認したほうがいいんじゃない?」と声をかけました。しかし、彼の様子を見ていると、どうやら仕事の連絡ではないようです。

詳しく聞くと、「母さんも一緒に来たかったらしい」「新しい靴を買いに行きたいから、早く帰ってきてほしいと言われている」とのことでした。

結婚後も母親を優先するの?

実は、彼が母親の都合を優先するのは、この日が初めてではありませんでした。

彼は家族を大切にしており、中でも母親のことを特に気にかけていました。母親から頼られると断れないようで、私との旅行を予定していても、母親が体調を崩したと聞けば、「旅行をキャンセルして看病したい」と言うほどです。また、デートの日に連絡が入ると、予定を変更したり、早めに帰ったりすることも。

それでも、お互いの親へのあいさつを済ませ、結婚に向けて動き始めた今なら、彼は私たちの予定を大切にしてくれると思っていたのです。

しかし、その後も母親からの連絡は止まず……。通知や着信が20回を超えたころ、私は彼に「もう帰ろう」と伝えました。

母親の希望を断ることができず、これから家族になる私との時間を守ることもできない彼。結婚後に同じようなことが起きたら、彼はどのような対応をするのだろう。この状況が今後も続くのだろうか。

そう考えるうちに、彼と結婚することが怖くなってきました。

決定打となった「しつけ」という言葉

車に戻ると、彼は「母さんの機嫌が悪そう」「早く家に向かってほしい」と繰り返しました。

その日は吹雪で、私の車で出かけていたため、運転していたのは私です。帰る道中、私は彼に自分の気持ちを伝えました。

ブライダルフェアに行くことは事前に母親にも伝えていたはずなのに、なぜ何度も連絡がくるのか。今後も予定を変え続けることになるのか。あなたと結婚しても、私たち夫婦の予定や、私の気持ちを大切にしてもらえる未来が想像できない、と。

しかし、彼は「今言われても困る」と繰り返すばかりで、私の不安に向き合おうとはしてくれなかったのです。

彼の自宅まであと数分というところで、私は「私のドレス姿を見ても、何も言ってくれなかったよね。何か思うことはなかったの?」と尋ねました。

すると、彼から返ってきたのは、「褒めて調子に乗られたら困るから、褒めないというしつけをした」という言葉だったのです。

私はその発言を聞き、対等な相手として見てもらえていなかったのだと絶望しました。これ以上話しても私の気持ちは伝わらないと悟り、彼を自宅まで無言で送り届けました。

その後、何度か話し合いを重ねましたが、彼は最後まで私が何に傷ついたのか、十分には理解できていないようでした。話し合いを続けても考え方の違いは埋まらず、最終的に婚約を解消することになったのです。

振り返ると、学生時代から「大切にされていない」と感じる場面は何度もありました。しかし、交際期間が長くなるにつれて、違和感を見ないふり、気づかないふりをするようになっていたのだと思います。

婚約を解消したことを親や職場の人、友人たちに伝えるのは、とてもつらく、恥ずかしい気持ちにもなりました。「もっと早く向き合っていれば」と後悔したこともあります。

それでも、結婚する前に立ち止まり、自分の気持ちを大切にする決断ができたことは、間違いではなかったと思っています。この経験を通して、対等に向き合い、自分を大切にしてくれる相手を選ぶことの大切さを学びました。

著者:今西梨沙/30代女性・2023年、2024年に男児を出産。薬剤師資格保有。専門知識を生かして、健康や美容に関する記事を執筆している。サッカー観戦と料理が趣味。

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年5月)

※AI生成画像を使用しています。

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ベビーカレンダー編集部/ムーンカレンダー編集室

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