1. トップ
  2. エピソード
  3. ショッピングモールで「3歳の娘がいない…」交番に駆け込んだ20代母親→元警察官が「功を奏した」と語る母親の行動とは

ショッピングモールで「3歳の娘がいない…」交番に駆け込んだ20代母親→元警察官が「功を奏した」と語る母親の行動とは

  • 2026.8.30
undefined
出典:photoAC ※画像はイメージです。

元警察官のりょうせいです。

多くの人が集まるショッピングモールやイベント会場。小さな子供と一緒に出掛ける際は、ほんの少し目を離した間に姿を見失ってしまうことがあります。
筆者が警察官として勤務していた頃、3歳の娘がいなくなったとして、母親が慌てた様子で交番へ駆け込んできたことがありました。

当時、ショッピングモールではイベントが開催され、多くの人で混雑していました。

突然姿が見えなくなった3歳娘

正午頃、ショッピングモールに隣接する交番へ、20代の女性が慌てた様子でやって来ました。

女性から話を聞くと、

「3歳の娘がいなくなりました」

とのこと。

娘と一緒にショッピングモールで買い物をしていたものの、少し目を離した間に姿が見えなくなってしまったといいます。

その日は施設内でイベントが開催されており、普段以上に多くの買い物客で混雑していました。

まだ3歳の子供です。

人混みの中を1人で歩き続ければ、短時間でも思わぬ場所まで移動してしまう可能性があります。

そこで交番では、母親から娘の服装や髪型、身体的な特徴、最後に姿を確認した場所などを詳しく聞き取りました。

同時に、別の警察官がショッピングモールへ向かい、施設内の捜索を開始しました。

数分後、泣きじゃくる女の子が交番へ

母親から話を聞きながら捜索を続けていたところ、数分後のことです。

1人の40代女性が、小さな女の子を連れて交番へやって来ました。

女の子は泣きじゃくっていました。

確認すると、母親が探していた3歳の娘だったのです。

40代女性は、1人で泣いている女の子を発見し、そのままにせず交番まで連れてきてくれたとのこと。

幸い、女の子にケガなどはなく、無事に母親のもとへ戻ることができました。

発見まで数分という短い時間で済み、大きなトラブルにはなりませんでした。

しかし、小さな子供の迷子にはさまざまな危険があります。

今回のような混雑した施設では、親を探して移動しているうちに、さらに離れてしまうことも考えられます。

行方不明は時間との戦いです。

時間が経過すればするほど何らかの事件、事故に巻き込まれる可能性があり、発見する確率が下がります。

「自分である程度探してから...」ではなく、いなくなったのに気づいてすぐ警察へ相談したことが功を奏したと思います。

今回、大事に至らなかったのは、女の子を見つけた女性が放置せず、すぐに交番へ連れてきてくれたことも大きかったと感じています。

子供は思っている以上に短時間で移動する

今回のポイントをまとめます。

・イベントなどで混雑する場所では、小さな子供からできるだけ目を離さない。

・子供を見失った場合は、自分たちだけで探し続けず、早い段階で施設スタッフや警察官などに伝える。

・その日の子供の服装や持ち物を把握しておく。

・1人で泣いている小さな子供を見つけた場合は、放置せず施設スタッフや警察官などにつなげる。

小さな子供は、大人が思っている以上に短時間で移動してしまうことがあります。「近くにいるはず」と考えて探し続けるのではなく、見失った時点で早めに周囲へ助けを求めることが大切です。


防犯インフルエンサー りょうせい
元警察官(警察歴10年)。生活安全課で行方不明やDVなどの人身事案を担当し、防犯の広報や啓発活動にも携わる。現在は防犯アドバイザーとして活動し、Xや音声配信(StandFM)を通じて、日常生活に取り入れやすい防犯の工夫を発信している。


【エピソード募集】日常のちょっとした体験、TRILLでシェアしませんか?【2分で完了・匿名】

の記事をもっとみる

注目コンテンツ