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平野美宇の移籍が与えるTリーグ9年目への影響「ターニングポイントになる」 九州カリーナが示す“起爆剤”としての可能性

  • 2026.8.3
平野美宇 撮影:SPREAD編集部
SPREAD : 平野美宇 撮影:SPREAD編集部

卓球の「ノジマTリーグ 2026-2027シーズン」は7月25日、台湾・新竹県の新竹県立体育館で初の海外開催として開幕。8月1、2日には日本でも公式戦が始まり、シーズンが本格的に幕を開けた。
このオフに目立ったのが大物選手の移籍で、9年目を迎えたシーズンは新たな構図が生まれる可能性も感じさせている。

■王者・KA神奈川に敗戦も奮闘

2018年に開幕し、9年目を迎えたTリーグで開幕前に目立ったのが、大物選手の移籍だ。女子で昨季最下位に終わった九州カリーナが、木下アビエル神奈川の主将・平野美宇を獲得。女子で連覇を果たしていたチームから最下位チームへの電撃移籍が実現した。
そして迎えたホーム開幕戦で、九州は奮闘を見せた。1日に京都カグヤライズを相手にビクトリーマッチを取り切り、3-2で白星。続く2日にはKA神奈川との戦いを迎え、逆転負けを喫したものの、手応えのある戦いを見せた。新天地でのデビューを飾った平野も、京都戦でシングルス、KA神奈川戦でダブルスに勝利するなど、補強に成功したチームがこれまでの上位チームに対する“起爆剤”となる可能性を感じさせた。
この変化について、Tリーグの栗山貴行事務局長は「苦戦していたチームに平野選手が入ることで、どの試合に行ってもみんなが知っている選手がいる」と興行面にも触れながら、「どの試合に行っても拮抗した展開になる。卓球は競っている展開が面白いので、戦いのクオリティが上がっていく」とその影響に期待を寄せる。平野の獲得にこぎつけた川面創代表取締役も「勝ちにこだわって、今までとは違うチームにしたい」と意気込んでいる。
女子ではスター選手を擁する日本生命レッドエルフ、KA神奈川が優勝を独占してきた中、栗山事務局長は「できれば優勝は毎年変わるくらいが面白い」としつつ、「優勝チームが3チーム、4チーム目と出てくることが、リーグが本格化してきたことに繋がる。この戦力が分散化してきた今シーズンは、そこに向かうターニングポイントになる」と期待を寄せている。
平野の移籍を筆頭に、新たな展開が生まれることも予感させるTリーグ。9年目を迎えた中、今シーズンの各チームの動向に注目が集まる。

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