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大谷翔平、10奪三振も打席ゼロ……「死球の影響」でロバーツが下した異例の決断

  • 2026.4.20

ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が現地4月15日、ニューヨーク・メッツ戦に先発し、2021年以来初となる打席なしの"投手専任"で6回10奪三振・1失点の好投を披露。今シーズン2勝目を挙げた。ドジャースは8対2で勝利し、メッツとの3連戦を制した。

2021年以来、ドジャース初の"投手専任登板"

米メディア『FOX Sports』によると、大谷が先発登板しながら打席に立たなかったのは、エンゼルス時代の2021年5月28日以来だ。メッツ戦では22度のスイングを奪い、これはドジャース加入後のキャリアハイ。6回には14球で3者連続三振を奪う場面もあった。

ロバーツ監督は「1つのことに集中できたのは本当に良かった。ここ数試合は自分自身と戦っているように見えていたが、今日はかなり良かった」と絶賛した。大谷自身も「イニング間が少し長く感じたが、ゲームプランについてじっくり考える時間が取れたのは良かった」と振り返った。

死球の痛みが残る中での「チームの決断」

投手専任となった背景には、前日4月14日の試合でメッツのデービッド・ピーターソンから右肩付近に受けた死球の影響がある。ロバーツ監督は「死球がなければ、今日も二刀流で出場していた」と明かした。

大谷はその後7打数無安打と打撃不振が続いており、トレーニングスタッフとコーチ陣がこのシリーズは投手に専念させる判断を下した。大谷自身は「少し驚いた」としたが、ロバーツ監督は「選手のため、チームのために下した決断で、彼も理解してくれていると思う」と語り、両者の信頼関係をうかがわせた。なお、試合後に大谷が肩のアイシングを行わなかったことについて、ロバーツ監督は回復の良いサインと捉えているという。

連続出塁記録が球団史上3位タイの50試合に到達……大谷、ベーブ・ルースだけが持つ"二刀流の記録"も

この試合では打席に立たなかったため、出塁継続記録は48試合に維持された。その後、大谷は4月17日のコロラド・ロッキーズ戦で二塁打を放って記録を49試合に伸ばし、さらに翌18日の同カードでは9回2死から適時打を放って50試合に到達。ウィリー・キーラー(1900年~1901年にかけて記録)と並ぶ球団史上3位タイとなった。 ドジャース歴代最長はデューク・スナイダーが1954年に記録した58試合連続出塁で、大谷がこのペースで出塁を続けた場合、4月中にもその記録に挑戦することになる。

また、こうした出塁継続記録の伸長と並行して、大谷はこの試合まで32回3分の2イニング連続無失点という投手としての記録も保持していた。『OptaSTATS』によると、「30試合以上の出塁継続」と「30イニング以上の無失点継続」を達成したMLB選手は、大谷とベーブ・ルースのみ。打者としても投手としても歴史的な水準に達していることが、改めて数字で示された形だ。

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