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手作りの温もりと確かな技術 赤羽の居酒屋『濱之家』で癒された

  • 2026.9.27
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濱之家 のメニュー。ジャンルの枠を超えた逸品がずらり(東京都北区)

ディープな酒場文化が根付く街、東京・赤羽。駅前の賑やかな一番街を抜けて、のんびり歩くこと7〜8分ほど。少し落ち着いたエリアに、街の風景にすっと溶け込んでいる温かい雰囲気のお店があります。今回お邪魔したのは、知る人ぞ知る居酒屋『濱之家(はまのや)』さんです!

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『濱之家』の店構え(東京都北区)

赤羽といえば昼からワイワイ飲む大衆酒場や立ち飲みのイメージが強いかもしれませんが、実は駅から少し歩いたところに、丁寧に手をかけたお料理をじっくり味わえる素敵なお店が隠れているんです。

どこかホッとする空間と、壁一面のワクワクするお品書き

引き戸をガラガラと開けると、どこかホッとするような居心地の良い空間が出迎えてくれました。木目を基調とした店内は温かい明かりに包まれていて、初めて訪れたのに「ただいま」と言いたくなるような安心感があります。

席についてまずびっくりしたのが、壁やメニュー表にズラリと並ぶ品数の多さ。豊洲から直送される新鮮なお刺身、新潟のご当地グルメ、さらには洋のエッセンスを取り入れた一品料理まで、ジャンルの枠を軽やかに超えたラインナップなんです。

そして見つけちゃいました、「カウンターおひとりさま限定」の晩酌セット。一人飲みの気持ちに優しく寄り添ってくれるこの心遣い、頼まない手はありませんよね。迷わずこちらをお願いして、今宵の晩酌をスタート!もちろん、最初っから日本酒いっちゃいます。

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カウンターおひとりさま限定の晩酌セットのメニュー

丁寧な仕込みに感激 和の定番から鮮度抜群のお刺身まで

まず運ばれてきたこの日のお通しは「大根と手羽先煮」。湯気と一緒にふわりとお出汁の香りが立ち上ります。

じっくり時間をかけて煮込まれた大根は、お箸がすーっと抵抗なく通る柔らかさ。口に運ぶと、手羽先のコクのある旨味と優しいお出汁が芯までじわーっと染み込んでいて、思わず顔がほころんじゃいます。仕込みの手間ひまがまっすぐ伝わってくる、胃袋をほっとほぐしてくれる一品です。

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「大根と手羽先煮」

続いてのお刺身は、お店の目利きが光る「炙り〆鯖と蛸」をチョイス。ツヤツヤの切り身がとっても綺麗!絶妙な塩梅で締められた鯖は、皮目をサッと炙ることで脂の甘みがぐっと引き立ち、香ばしさが鼻を抜けていきます。一方の蛸は、噛むほどに瑞々しくて弾力があって、ふたつの食感のコントラストが楽しいんです。すっきりとした辛口の日本酒を一口含むと、魚のピュアな旨味がさらに広がって相性抜群でした。

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炙り〆鯖と蛸

枠にとらわれない創作料理と、新潟の銘酒が最高に合う

『濱之家』さんのすごいところは、和食にとどまらない自由でセンスあふれる創作料理の数々。

「エリンギとホタルイカの炒め」は、まさに旨味の掛け算が素晴らしい一皿でした。強火でサッと炒められたホタルイカを噛み締めた瞬間、濃厚な肝のコクがじゅわっと口いっぱいに広がります。そこにエリンギのみずみずしい食感と香りが重なって、お酒を進ませる特上のつまみに変身!

ここでお店の方に相談して、新潟の日本酒をいただきますよ。『濱之家』さんは銘酒どころである新潟の地酒を中心に、季節折々の限定酒が種類豊富に揃っているんです。淡麗辛口からお米の旨味がふくよかな一杯まで揃っていて、お料理に合わせてぴったりのお酒を提案してくれるのが嬉しいところ。

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新潟の日本酒をいただきました

続いて登場したのは「ブロッコリーのガーリック炒め」。絶妙な歯ごたえを残した緑鮮やかなブロッコリーに、ニンニクの香ばしさとオイルのコクがしっかり絡んでいます。

そして、常連さんからも大人気だという「カニクリームコロッケ」。きつね色にカラッと揚がった衣にお箸を入れると、サクッと軽快な音を立てて弾け、中からとろっとろのホワイトソースが溢れ出してきます。カニの風味をこれでもかと贅沢に閉じ込めたソースは、濃厚でありながら後味はとっても上品。

さらに「ラム肉の春巻き」という変化球にも一本取られました!パリパリの皮をかじると、中からジューシーなラムの旨味が広がります。羊肉独特の香りを活かしつつ、お酒に合うようにスパイスや香味野菜で工夫されていて、エスニックな余韻がたまりません。

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ラム肉の春巻き

シメに選んだのは「キャベツとアンチョビのペペロンチーノ、からすみかけ」。居酒屋さんのシメとは思えない本格的なビジュアルです!アンチョビの塩気とキャベツの甘みが太めの麺にしっかり絡み、仕上げに振られたからすみの奥深いコクが、全体の味わいを一気にリッチに格上げしていました。

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「キャベツとアンチョビのペペロンチーノ、からすみかけ」

地元の人たちや呑兵衛たちに愛され続ける名酒場

一見すると街の素朴な居酒屋さんですが、どのお料理を頼んでも手作りの温もりと確かな技術がギュッと詰まっています。

一人でふらりと立ち寄って晩酌セットを静かに楽しむのもいいですし、仲間とテーブルを囲んで新潟の銘酒をあれこれ飲み比べるのも楽しそう。どんな気分の夜でも温かく迎えてくれる懐の深さこそが、地元の人たちや呑兵衛たちに愛され続ける理由なんですね。お腹も心もすっかり満たされました!次はどんな旬の味と地酒に出会えるか、今から楽しみです。ごちそうさまでした!

年間600軒飲み歩くハツ「一度は訪れたい名店」(#129)

店舗情報:濱之家 住所 東京都北区志茂2-48-10 営業時間 【火〜金・日】11:00 – 14:00 / 17:30 – 23:30(L.O. 23:00)
【土】11:00 – 14:00 / 16:30 – 00:00 定休日 月曜日、第2日曜日、第4日曜日 リンク 食べログを見る → 【プロフィール】Hatsumi Itou(ハツ) 肩書き グルメハンター / 東京サロン主宰 実績 SNS総フォロワー23万人超。本当に美味しい店を厳選紹介。 テーマ グルメは最高のコミュニケーション SNS X
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