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試着のたび「こちらはいかがですか」と別の服を差し出す店員→私が鏡越しに言い切った一言

  • 2026.8.3
ハウコレ

試着室のカーテンを開けるたび、店員は私が選んでいないベージュの服を差し出しました。鏡越しに違和感を伝えると、店員は予想していなかった理由を話し始めます。

「そちらより、こちらはいかがですか」

休日に立ち寄った駅ビルで、友人の結婚式二次会に着ていく1着を選んでいました。ドレープの綺麗な青のワンピースに決めかけたところで、店員に声をかけられます。「そちらより、こちらはいかがですか」。差し出されたのは、淡いベージュのセットアップ。私は青を試したいと伝え、ワンピースを持って試着室へ向かいました。

カーテン越しに、またあの1着

袖を通している最中に、外から声がしました。「もう1着、こちらも試してみませんか」。開けると、またあのセットアップが差し出されています。青のワンピースで鏡の前に立ってからも、「やっぱりこちらの方がお似合いだと思うんですが」と同じ服を勧められました。この青のワンピースは自分の中でしっくり来ていて、迷いはなかったのに、決めさせてもらえない空気だけが続いていました。

自分で選びたいので

3度目の提案を受けたところで、私は鏡越しに店員へ向き直りました。「自分で選びたいので、少し見させてもらえますか」。声はしっかりしていました。店員は少し間を置いてから、「失礼しました」と一歩引いて、レジの向こうへ戻っていきます。それから少しだけ店内を見て回りましたが、気持ちは変わりませんでした。青のワンピースを抱えて会計を済ませた帰り道、袋の重さが妙に軽く感じられました。

そして...

二次会当日、青のワンピースを着て会場に入ると、友人が「似合ってる」と笑ってくれました。店員に勧められた服ではなく、自分で選んだ1着で写真に写れたことが、素直に嬉しかったです。断る言葉を持っておくのは、案外大切なのだと思いました。

(20代女性・会社員)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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