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『悲劇的な結末』モロッコからスペイン領セウタへの移民大量流入…若き女子選手も溺死 「誰からも愛された」と友人衝撃

  • 2026.8.1

2010年以来となるワールドカップ優勝を果たしたスペイン。

次回大会の2030年ワールドカップは、スペイン、モロッコ、ポルトガルで共催される(一部試合は南米でも開催予定)。

スペインとモロッコは海峡を隔てた位置関係にあるが、モロッコに隣接するセウタはスペインの自治領になっている。

そうしたなか、そのセウタにモロッコからの移民が大量流入し、大きな問題になっている。

移民たちは、国境を示す桟橋を迂回するために、コンクリートの堤防を滑り降り、海を泳いで入国。

『BBC』によれば、スペインに密航した移民の数は、24時間でおよそ6万人に達したという(ただ48000人は自発的にモロッコに帰国)。

今回の騒動はセウタやメリージャなどスペインの飛び地へ向かおうとした移民が途中の海上で阻止されても、モロッコへの即時送還はできないというスペイン最高裁判決を受けてのもの。

ただ、スペインのペドロ・サンチェス首相は、「スペインの領土保全に対する侵害」として、密入国斡旋組織を非難。長年、セウタは、ヨーロッパを目指す移民の主要な拠点となっており、組織化された大規模な流入がこれまでも行われてきた。

また、今回の騒動で少なくとも57人が死亡したという。

『Aljazeera』などによれば、モロッコ最北の大都市タンジェのサッカーチームに所属していた女子選手もセウタに泳いで渡ろうとして死亡したとのこと。

この出来事は、サッカー界のみならず、タンジェの地域社会にも大きな衝撃を与えているそう。

友人は、性格が良く誰からも愛されていたという彼女の死に衝撃を隠せない様子だったそうで、「悲劇的な結末」と現地では報じられている。なお、年齢は24歳だったとも伝えられている。

筆者:井上大輔(編集部)
画像提供:Getty Images

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