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BBQの熱い炭に水はNG DODが教える正しい消火手順と土埋め禁止の理由

  • 2026.7.31

夏本番を迎え、BBQを楽しむ機会が増える季節です。楽しんだ後は、炭の処理も忘れずに行いましょう。

「熱いうちに水をかけて、一気に消火する」という人も多いかもしれません。しかし、その方法は思わぬ危険や炭の劣化につながるおそれがあります。

そこで、アウトドアブランド『DOD』を展開するビーズ株式会社(以下、DOD)に、炭の安全な消火と処分の方法を聞きました。

熱い炭に直接水をかけるのはNG?

炭が熱いうちに水をかけると、急激な温度変化によって水蒸気が勢いよく発生し、灰や火の粉が飛び散る可能性があります。

ヤケドにつながる危険があるだけでなく、コンロの変形や、珪藻土(けいそうど)製の七輪などは急激な温度変化に耐えられず割れることもあるのです。

画像提供:ビーズ株式会社

そのため、熱い炭に直接水をかけて消火する方法は、できるだけ避けましょう。

炭の消火は『自然消火』か『酸素を断つ』のが基本

水をかけないで消化するには、時間をかけて自然に火が消えるのを待つやり方があります。

炭同士が密着していると、互いの熱によって燃え続けるため、できるだけ間隔を空けて広げておくのがポイントです。

また、蓋つきのコンロであれば、蓋を閉めて酸素を遮断すると早めに火を消しやすくなります。

火消し壺やバケツで消火する時の注意点

水をかけて消火する場合は、耐熱性の手袋と長めのトングを用意し、炭を1つずつつかんで水を張ったバケツに入れると安心です。

なお、DODでは耐熱グローブ『アツイノイケルシランケド』のような製品も展開しています。このような耐熱性の手袋を用意しておくと、ヤケドの予防につながるでしょう。

画像提供:ビーズ株式会社

DODによると、一度にまとめて炭を投入すると水蒸気が勢いよく立ち上ることがあるため、バケツをのぞき込んだり、顔を近づけたりしないでください。

また、炭を入れて消火するための『火消し壺』を使う場合は、炭を入れたら蓋をしっかり閉め、酸素を遮断することが重要です。

火消し壺に入れる炭の量は、8割程度までにおさえると、蓋を閉めやすいですよ。

『消えた』と判断できるタイミングは?

炭に手をかざしても熱を感じなくなったら、消火のタイミングといえます。

また、太めの炭は表面が冷めていても内部に火が残っていることがあるため、トングで割り、断面が赤くなっていないか、熱を感じないかも確認すると安心です。

炭の太さにもよりますが、完全に火が消えるまでには2~4時間ほどかかることもあります。

画像提供:ビーズ株式会社

消した炭は再利用できる?

DODによると、火消し壺で酸素を遮断して消した炭は着火しやすく、再利用に向いているそうです。

一方、水をかけて消した炭は中心部に水分が残りやすく、再利用は難しいとのことでした。

再び加熱すると炭の内部に残った水分が加熱されて膨張し、炭がはじける危険があるため、使用は控えましょう。

また、再利用する場合は、湿気の少ない風通しのよい場所で保管してください。

完全に消えた炭の捨て方

完全に火が消えたことを確認したら、念のため水を張ったバケツに30分ほど浸けてから処分しましょう。

自治体によって分別方法は異なりますが、多くの地域では燃えるゴミとして処分できます。

画像提供:ビーズ株式会社

また、DODによると、炭を土に埋めるのは避けたほうがよいそうです。

木を炭化させて作られる炭でも、一度炭化すると自然には分解されにくくなるため、土に埋めてもそのまま残ってしまいます。

片づけまでがBBQ

安全にBBQを楽しむために、炭の消火や処分方法を知っておくことが大切です。

BBQを楽しんだ後は、最後の片づけまで気を配りたいですね。

[文・取材/ブリジア 構成/grapeライフハック編集部]

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