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海外旅行の新常識「海外eSIM」とは?ダウンロード数No.1アプリ「トリファ」社長に聞く、モバイルWi-Fiとの違いやメリット

  • 2026.7.30

スマートフォンが旅の必須ツールとなった現代において、海外旅行中のネット接続はまさに生命線。近年はモバイルWi-Fiのレンタルや現地SIMカードの購入に加え、「海外eSIM」も新たな選択肢として注目を集めている。

eSIM(イーシム)は、スマートフォンにあらかじめ内蔵された仮想SIM(通信回線を利用可能にするチップ)のこと。従来スマートフォンに挿し込んでいた小さな物理SIMカードを用いず、端末に直接埋め込まれたSIMカードに情報を登録すれば別の回線にすぐ切り替えられるので、海外旅行の際は海外eSIMと契約すれば使えるというわけだ。

とはいえ、「自分のスマートフォンがeSIMに対応しているのかわからない」「海外eSIMどころか、そもそもeSIMって何?」という人もまだまだ多いのが現状。そこで今回は、海外eSIMアプリ「トリファ」を展開する株式会社トリファの嘉名雅俊社長に、レンタルWi-Fiと海外eSIMとの違いやコスト面のメリット、海外旅行におけるeSIMの活用法・魅力について詳しく聞いた。

eSIMアプリ「トリファ」を提供する株式会社トリファの嘉名雅俊社長に、海外eSIMのポイントを聞いた
eSIMアプリ「トリファ」を提供する株式会社トリファの嘉名雅俊社長に、海外eSIMのポイントを聞いた

世界200以上の国・地域に対応!海外eSIMアプリ「トリファ」とは

スマートフォンアプリ「トリファ」は、2020年11月に設立された日本発のスタートアップの株式会社トリファが提供する、海外旅行向けのeSIMアプリ。eSIM技術を活用して海外でのデータ通信サービスを提供するもので、アプリ内で渡航先を選び、プランを購入してインストールすると、現地でインターネットを使うことができる。世界200以上の国と地域に対応し、海外でネット環境を利用するために必要な設定がアプリ上で完結するのが特徴だ。

【画像】海外eSIMアプリ「トリファ」は累計200万DLを突破し、ユーザー数を拡大している
【画像】海外eSIMアプリ「トリファ」は累計200万DLを突破し、ユーザー数を拡大している
スマートフォンアプリ「トリファ」のメイン画面。アイコンを見ながら直感的に操作できる
スマートフォンアプリ「トリファ」のメイン画面。アイコンを見ながら直感的に操作できる

「レンタル・返却不要」の利便性が鍵!トリファ社長に聞く、海外eSIMの魅力と活用法

――はじめに、海外旅行向けのeSIMアプリ「トリファ」を立ち上げたきっかけを教えてください。

【嘉名さん】2020年に株式会社トリファを創業し、2021年にeSIMアプリ「トリファ」のサービスをリリースしました。トリファは「海外旅行者のためのサービスをやりたい」と創業したスタートアップで、eSIMサービスは自身の原体験を通して生まれたものです。

僕自身、海外に行くときにレンタルWi-Fiを持って行ったり、海外用のSIMカードを事前に買ったりしていて、不便だなと思っていました。ちょうど2020年ごろ、国内でもeSIM対応のスマートフォンや通信サービスが登場し、「eSIMと海外旅行を組み合わせれば、スマホ1つでそのまま海外に行けて便利だ」と、eSIM事業に着目したのがサービスの背景です。

――eSIMはWi-Fi筐体のレンタルなどのわずらわしさがないのが大きなポイントなんですね。

【嘉名さん】レンタルWi-Fiに比べると、海外旅行で通信の体験が劇的によくなります。レンタルWi-Fiは、まず空港で借りて、旅行中も筐体を持ち歩いて、帰国したら期限内に返さないといけない。一方で、eSIMは極論、出国の1時間前にダウンロード・購入していただいても大丈夫ですし、返却の心配もありません。旅行後はeSIMをスマホ内にそのまま入れたままでも、消しても問題ないという利便性があります。

――そのほかに、eSIMが海外SIMやレンタルWi-Fiと比較してユーザーから喜ばれるポイントは?

2つ目に価格ですね。レンタルWi-Fiだとだいたい1週間ぐらいで1万円前後かかると思うんですけれど、eSIMであればその半額程度で利用可能です。利便性とコストの2つの文脈から、海外でeSIMを使う方々が最近増えてきているかなと思います。

――eSIMサービスの中でも、トリファでは「24時間日本語チャットサポート」があります。旅行者にとって心強いサービスだと思いますが、導入の背景を教えてください。

【嘉名さん】eSIMを利用する方は少しずつ増えていますが、まだ使ったことがない方も一定数いらっしゃると思っています。日本の裏側で「eSIMの使い方がわからない」となったとき、現地は日中でも日本時間は深夜でサポート時間外となると、時間のロスで海外旅行全体の体験を損ねてしまうな、と考えました。地球のどこからお問い合わせいただいても1分で返信が来るようなカスタマーサポートが非常に大切だなと思ったのが、24時間サポートの提供をはじめた背景です。

――チャットサポートに対して、ユーザーからの反響はいかがですか?

【嘉名さん】一般的なカスタマーサポートでは問い合わせても、長い時間待たされたりたらい回しにされたりも少なくないなかで、トリファは1次回答を1分以内に返す、という点を大切にしています。そうしたレスポンスの速さがユーザーの方々に驚かれますし、喜んでいただけることも多いのかなと思っています。

――「トリファ」には、空港ラウンジの予約や海外旅行保険、入国手続きのサポートなど、幅広い機能が続々と追加されています。別々のアプリにせず、1つのアプリに集約している理由は?

【嘉名さん】トリファは、「パスポートとトリファだけで旅する未来」を目指しており、eSIMはあくまでも入口にすぎません。一言に海外旅行と言ってもいろんなサービスがありますが、僕としては、1つの機能や領域に絞られず、海外旅行全般の体験や価値を向上することが、日本人がもっと海外に出ていく助けになるんじゃないかなと思っています。現在は、状況を見ながらユーザーに価値を感じていただけるサービスを順次リリースし、“トリップインフラ”としてのトリファを目指しています。

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――最近は大手キャリアでも海外でそのまま使えるキャリアプランが登場しています。そうしたサービスと比較した場合のトリファ独自の強みや、利用者がどのように使い分ければよいのかを教えてください。

【嘉名さん】大手キャリアでは、海外ローミング(国内で契約している通信サービスを海外でも利用できる仕組み)を含む料金プランの提供や追加料金の無料化が非常に進んでおり、僕たちから見てもとてもよいサービスだと思っています。

そのうえで、トリファの強みは、旅行の日程や必要なデータ容量に合わせて、柔軟にプランを選べることです。1日だけから最大60日まで自由にプランを選べて、容量も選べてと、フレキシブルなプランを提供しています。また、事前払いのプリペイド式ですので、使用金額の予測も立てられます。

最近は、キャリアの海外ローミングを使ってそのままで旅行終える方もいらっしゃれば、中長期の滞在では、海外ローミングとトリファのeSIMとをミックスで使っていただくケースも出てきているかなと思います。必ずしも競合というよりも、棲み分けながら、手の届かない部分を弊社のサービスが補完させていただくという形もあるのかなと考えています。

――海外でのeSIMの利点やポイントがよくわかりました。最後に、まだeSIMを利用したことがない方や利用を検討している方に向けて、嘉名社長からメッセージをお願いします。

【嘉名さん】ありがとうございます。僕らがトリファをご利用いただきたいのはまさにそうした方々です。実は、ユーザーさんの中にもトリファのことを「Wi-Fiアプリ」と呼んでくださる方もいらっしゃるんです(笑)。

“eSIMアプリ・トリファ”と打ち出してはいますが、「eSIM」というものを意識しなくても、アプリの画面をポチポチと押していくだけで海外でも通信を利用できるよう、UI・UX(画面の使いやすさや利用体験)にも非常にこだわっております。「eSIMを使う」ということではなくて、「トリファを持っていけば海外でネットにつながる」、そういった体験を今後も提供し続けたいです。海外に行く際は、ぜひ一度ダウンロードして、手順に沿って操作してみていただければと思います。難しい操作をせずに、海外でデータ通信をご利用いただけます。

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