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細い髪の前髪はどうすればいい? プロが教える“NG前髪”と3つの正解バング

  • 2026.7.29
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前髪を作るというのは、少なからず勇気が必要なものだ。伸ばしそろえた髪にハサミを入れ、分け目を変え、見慣れた自分を一新する。その決断を下すまでがまず最初の関門だ。次に待っているのは、どんな前髪にするかという選択。そしてこれは髪質によって答えが大きく変わってくる。

「前髪は正しくカットすれば、細い髪をより豊かに見せてくれますよ」と話すのは、「ジョイコ」のシニアグローバルアーティスティックディレクターを務めるリチャード・マナ氏。「今どきの前髪に求められるのは、ヘアスタイル全体を支配するのではなくその人の魅力を引き立てること。無理に作り込まずともサマになる表現自在なルックであることが必要です」

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では、そのルックはどうすれば手に入るのか。マナ氏は「前髪を作ることで顔まわりを美しく縁取り、柔らかな立体感を生んで、視線を顔のパーツへと導くことができます。そうすることで、最もボリュームが欲しい場所に髪が増えたような効果をもたらしてくれるのです」と話す。

ただし具体的なスタイルに進む前に、まずは多くの人が陥りがちな間違いから押さえておきたい。

切る前に知っておきたいNGルール

これだけは断言できる。短く切りすぎた前髪ほど残念なものはない。「私がよく目にする最大の間違いのひとつが、前髪として切り分ける範囲を広く取りすぎることです」とマナ氏。「細い髪は一本一本が貴重ですから、前髪にふんわり感を出すために、範囲を少し広めに取る必要はあるかもしれません。ただし前髪を取りすぎれば、後ろに残る髪が減ってしまう。全体のボリュームを守り、前髪とヘアスタイル全体のバランスを保つことも同じくらい大切なのです」

もうひとつ、細い髪ならシャープな切りっぱなし風の前髪も避けたほうが賢明だ。直線的なラインを美しく見せるには、厚みのある毛量が必要で、髪が細いとすき間が目立ってしまうからである。

これらを踏まえたうえで、細い髪に最適な前髪のスタイルを紹介しよう。

細い髪に似合うベストスタイル3

まずは長めのカーテンバングから

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ブリジット・バルドーに由来する“バルドーバング”や“ボトルネックバング”の名でも知られるこのスタイルは、中央が短く、サイドに向かって長くなっており、顔まわりを縁取るのが特徴の前髪だ。マナ氏の助言通り、最初は長めのバングスから始めるのがいい。「短く切り直すことはいつでもできますが、切った髪を元に戻すことはできませんから」。

長めのレイヤーにシームレスに溶け込むカーテンバングスは、ほぼすべての髪質にマッチし、前髪の世界への第一歩として気軽に挑戦しやすいスタイルである。

顔立ちを和らげるサイドスウェプトバング

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額を斜めに横切るようにカットするサイドバングは、カーテンバングと同じく顔まわりの髪に自然に溶け込むのが特徴。サイドパートから流れるように設計され、顔立ちをやわらかく演出する効果がある。

丸顔やベース型の輪郭なら、斜めのラインが縦の流れを生んで顔をすっきりと長く見せてくれる。一方、広めの額はさりげなくカバーし、シャープなあごのラインは柔らかく中和。どんな顔立ちにも寄り添う、万能バングの筆頭として知られている。

毛流れに寄り添うライトバング

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「私が好きなのは、その人本来の毛流れ、顔の形、生え際、そして生え癖に合わせて仕立てた、軽やかでソフトな前髪です」とマナ氏は語る。「丁寧に切られた前髪は、力が入っていないのに、ヘアスタイル全体に自然と溶け込んで見えるものです」。まさにそれを体現するのが、この軽やかで繊細な前髪だ。細い髪だからと諦めていた人こそ、ここから始めてみてほしい。

Realization : Gaby Keiderling Translation & Text : Nathalie Lima KONISHI

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