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【知る人ぞ知る、エレ派の名ホテル】ブルガリ リゾート バリ/インドネシア・バリ編 Vol.8

  • 2026.7.27
Hearst Owned

2004年、ブルガリが手がけるホテルブランドとして初めてオープンしたブルガリ ホテル ミラノに続き、2006年にブルガリ初のリゾートとして誕生したブルガリ リゾート バリ。20周年を迎える今年7月、シグネチャーレストランである「イル・リストランテ」が、三つ星シェフのニコ・ロミート氏の監修レストランとして再スタートしました。プロポーズなど、ロマンチックなシチュエーションに選ばれ続ける、このリゾートの「愛される理由」を徹底解剖します。

【ときめきポイント1】心温まる出迎えから始まる、癒しのひととき

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世界からの観光客に人気のバリ島だけに、空港は常に混雑していて、長旅の後もうひと頑張りが必要でしたが、ブルガリ リゾート バリに泊まる場合は、そんな心配は一切なし。ゲートに到着した瞬間からおもてなしは始まっており、入国前からスタッフがアテンドしてくれます(有料)。入国審査のQRコードは事前に用意してくれていて、面倒な入力は不要(ちなみに、インドネシアの入国にはビザが必要なので、スムーズな入国のためには、オンラインで事前に取っておくのがおすすめです)。長い行列を横目にスムーズに入国し、荷物のピックアップもスタッフにお任せ、ターンテーブルの横で待っているだけという気軽さです。スーツケースが出てきたら、駐車場までエスコートしてもらい、ドライバーさんにバトンタッチ。まさにシームレスでストレスフリーな旅が楽しめるというわけです。

【ときめきポイント2】まるで宝石をちりばめたような、花にあふれたランドスケープ

Bvlgari Resort Bali

到着すると気づくのはブーゲンビリアやハイビスカスなどの華やかな花々がアクセントになった見事なランドスケープ。その背景にあるのは「ブルガリはホテルビジネスをしているわけではなく、ジュエラーとして、お客様へのおもてなしの一環として、ホテルという場所を提供している」という考え。その美意識はリゾート内の至る所に感じられます。ブルガリと言えば、大胆な色石使いで知られ、昨年末、国立新美術館でエキシビション「カレイドス」を行ったのも、記憶に新しいところ。ここは、ホテルではなく、ジュエラーとしての美意識を体現し、まるでジュエリーを作るようにその体験そのものをキュレーションした場所と言えるでしょう。

【ときめきポイント3】どこから見てもフォトジェニックなプール

Bvlgari Resort Bali

中でも注目は、オレンジ色のセルペンティ柄をアクセントにしたプール。日本限定でブルガリ ホテル 東京のアイコンにもなっている 「マウント・フジ ブローチ」のように、抜群のバランスで建物や植物が配置され、どこを切り取っても絵になります。カバナの数も多く、ブルガリのロゴが入ったパラソルやクッションも、気分が上がるポイント。メインプールの前にはブルガリのロゴが海に浮かぶように置かれているので、ぜひチェックしてみて。ちなみにプールサイドにはジェラート(有料)のカートがあり、こちらは次のポイントに登場する三つ星シェフ、ニコ・ロミート氏の監修です。シェフのお気に入りフレーバーはチョコレート、イタリアらしいピスタチオも絶品なので、プールサイドのお供にぜひ。

【ときめきポイント4】7月から新たなスタート、三つ星シェフ ニコ・ロミート氏監修の「イル・リストランテ ニコ・ロミート」

左から、リゾート全体の料理長のアレッサンドロ・マッザーリ氏、ニコ・ロミート氏、「イル・リストランテ」シェフとしてやってきたフランチェスカ・スタビレ氏。 KYOKO NAKAYAMA

この7月から、シグネチャーレストラン「イル・リストランテ ニコ・ロミート」をグランドオープンさせたニコ・ロミートシェフ(中央)。今回初めて訪れたというバリ島は、イタリアとは全く異なる風土を感じ、スパイスの豊富さに感銘を受けたのだそう。

イル・リストランテには、その土地ならではのシグネチャー料理が数皿ありますが、この度バリ限定で生み出されたのは「バリ島産レインボートラウトのグリーンペッパーソース」。ニコシェフが初めて食べたというバリ産のフレッシュなグリーンペッパーは「辛味が穏やかでフレッシュなグリーンの香りがあり、今後バリ島を訪れることで、スパイスについてより深く触れ、それが、現在東京を含め世界9か所に展開するブルガリ ホテルだけでなく、イタリアの三つ星『レアーレ』にも反映されるかもしれない」、とのことで、そちらもとても楽しみです。

【ときめきポイント5】海風を感じるプールヴィラでプライベートなひとときを

Bvlgari Resort Bali

全59のヴィラ、5つのマンションがあるブルガリ リゾート バリ。筆者がステイしたのは一番海に近いクリフヴィラですが、どのヴィラも他からの視線が気にならない作りになっていて、プライベート感も抜群。全室がプール付きで、大きな水差しのようなオブジェから水が流れ込む仕組み。川のせせらぎのような水音が心地よく、プールサイドのデイベッドで思わずうたた寝してしまいそう。

さすがイタリアンブランド、お茶やコーヒーのセットや冷蔵庫なども屋外。海風を存分に感じてほしいという思いが伝わってきます。この完璧なアペリティーヴォのロケーションで、フランチャコルタやシャンパンを開けて、波音を聴きながらゆったりとした時の流れを感じてみては? インルームダイニングをオーダーし、ここで海を眺めながら食べる朝食も最高です。ちなみに朝食レストランは真っ青な海に、白いレースのように波が打ち寄せる絶景が楽しめるオールデイダイニング「サンカール」。ロミートシェフの「イル・リストランテ」はディナー営業だけなので、ここのインドネシア料理でランチを楽しむのもおすすめです。

【ときめきポイント6】波音を聞きながら、伝統家屋でのマッサージで癒しの時間

Bvlgari Resort Bali

どこをとっても絵になるブルガリ リゾート バリですが、中でも特に美しいのが、バリ島の伝統的な宮殿のように繊細な彫刻がぎっしりと刻まれたスパの建物。中部ジャワの伝統的な「ジョグロ様式」の建物で、美しい手彫り彫刻に、クラフトマンシップへの敬意が感じられます。海を望む個室でのトリートメントは、海を渡る風と鳥の声、まさに自然のただ中にいることを実感させてくれます。音楽をかけることもできますが、筆者は自然の音のヒーリング感をそのまま味わいました。

デトックス効果のあるペパーミントとガーデニアのオイルと、深いリラクゼーション効果をもつジャスミンとシナモンのオイル。海を見渡すスパルームにはプルメリアの花が飾られ、音楽も選べますが、海風と波の音、鳥の声が聞こえる自然音がおすすめ。バリニーズマッサージは、肘などを使って凝りをほぐしてくれ、長旅の疲れが一気にとれます。スパの後には、好みのお茶と共にヘルシーな生春巻きを出してくれるのも嬉しいポイント。

【ときめきポイント7】どんなときもスタイリッシュに、を叶える無料のランドリー&プレスサービス

KYOKO NAKAYAMA

こちらの部屋にはアイロンはありません。さすがはファッションの国イタリア、リゾートでも快適にお洒落に過ごせるように、プレッシングサービスとランドリーが無料でついてきます。筆者は午後に到着し急ぎドレスにアイロンをかけたくお願いしたら、「今なら大丈夫」と1時間弱という超特急で仕上げてくださって、とてもありがたかったです。アイロンをかけたドレス類は、ブルガリのロゴが入った、手触りの良い白のコットンのガーメントケースで届くのも嬉しい。ランドリーは、ターンダウンなどの際に端正な籠に入り、丁寧に畳まれた洗濯物が、地元の手漉き紙に包まれて部屋に置かれています。人に対するのと同様に、丁寧に扱われた服をまとうと、いつもの服でも気分が違って感じられます。

【ときめきポイント8】ハイジュエリーからブルガリセレクトの服や小物類までが揃う、ショッピング天国

KYOKO NAKAYAMA

ブルガリのハイジュエリーやバッグなどが揃うショップがあるのも、ブルガリの名を冠したリゾートならでは。シグネチャーのセルペンティのネックレスから、ダイヤモンドのリングまでが揃っています。バリ島唯一のブルガリのブティックで、ここに来なくては買えないというのも特別感があります。リゾート内には最大80人までのパーティにもピッタリのゴージャスなプールヴィラもあり、ブルガリのハイジュエリーをブティックで購入し、パーティやディナーに参加する富裕層も少なくないとか。リゾートウェアやこのリゾートで使われているグッズを購入できるお店もあり、ブルガリならではのハイセンスなセレクションは、旅の思い出にも。ちなみに、男性がエンゲージメントリングをここで選び、サプライズでプロポーズディナーを、というロマンチックなオケージョンも、ここではよくあることのようです。

【ときめきポイント9】トップアーティストとのコラボ、伝統絵画「カマサンアート」のペインティング

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伝統文化に触れる機会は、他にもあります。例えば、このカマサンアートの体験です。カマサンとはバリ東部のアートビレッジがある地名で、コットンの布に米粉で作った糊を塗ったところに、岩絵具で絵付けしていきます。「ラーマーヤナ」などのヒンドゥー教の神話をテーマにしたものが多く、元々は宮殿や寺院などへの奉納品として始まったアートで、アーティストは世襲で代々受け継いでいくそうです。17世紀から伝わるカマサンアートの家系に生まれた8代目でボロブドゥールの美術館にも作品が収められている、という高名なアーティスト、イマデ・ササンカさんが下絵を描いたものに、岩絵具で絵付けしていくアクティビティ。布に岩絵具、というのはどこか日本画とのつながりが感じられます。塗り絵のような感覚で気軽に楽しめ、作品は乾燥した後、ブルガリオリジナルの竹細工の筒に入って部屋に届きます。天候に関係なく楽しめるアクティビティなのも嬉しいところです。

【ときめきポイント10】神々の島・バリ島ならではの「浄化のセレモニー」や、素朴な地元の人々とのふれあいを楽しんで

KYOKO NAKAYAMA

希望者は無料で参加することができる「ムルカット浄化セレモニー」は、リゾートの敷地内にあるヒンドゥー教の神殿で行われる、ヒンドゥー教の浄化の儀式。どこか仏教の祈祷とも響きが似たマントラを聞き、心を落ち着かせたあとは、バギーに乗ってそのままリゾートのすぐそばにあるプチャトゥ村へ。地元の普通の民家に行き、90歳を過ぎた漁師さんが手編みで網を編んでいる様子や、家の中に3つの神殿があるほど、毎日祈りを捧げる信心深い人々の暮らしを知ることができます。フレッシュココナッツを使ったココナッツウォーターや、島バナナのような小さなバナナなどで、この島ならではのおもてなしを受けます。さらに、バギーを運転するスタッフから、道沿いにたくさんある神殿の由来について説明を受けたり、著名な寺院を訪問したりと、神々の島と呼ばれるバリ島を体感して。

ブルガリ リゾート バリ
Jalan Goa Lempeh, Banjar Dinas Kangin Uluwatu, Bali
tel.+62 361 847 1000

ナビゲートいただいたのは…

フードジャーナリスト 仲山今日子さん
ニュースキャスターとして日本のテレビ局で15年以上勤務した後、シンガポールのテレビ局に転職。並行してシンガポール国営ラジオ局で、DJとして食とアートの番組を担当。『THE BUSINESS TIMES』『TATLER』『日本経済新聞』など、国内外の新聞、雑誌で執筆。『WORLD RESTAURANT AWARDS』では、シンガポール代表の審査員を務める。その他、実名・匿名で国内外の多くのレストランの審査を行う。リシェスにて「至福の食体験」連載中。

Text:KYOKO NAKAYAMA

※この記事は、2026年7月27日時点の情報です。

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