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「お弁当を渡してくるのって、距離近くない?」同じ趣味の集まりで知り合った知人。だが、近すぎる距離感に感じた本音

  • 2026.7.30
「お弁当を渡してくるのって、距離近くない?」同じ趣味の集まりで知り合った知人。だが、近すぎる距離感に感じた本音

趣味で知り合った知人

同じ趣味の集まりで、その知人と知り合いました。

話がよく合って、はじめのうちは気の置けない相手だと思っていたのです。

会えば長い時間おしゃべりをして、困ったことがあれば相談にも乗ってもらう。

そんな心地よい付き合いが、しばらくは続いていました。

ところが、付き合いが深まるにつれ、その距離の取り方に戸惑うようになりました。

仲が良いという範囲を、少しずつ越えてくるのです。

あるとき彼女は、自分のために仕立てたというドレスを、わざわざ持ち出してきました。

「せっかくだから、あなたも試しに着てみてよ」

袖を通してみて、と差し出されて、私は返事に困りました。

悪気がないのは分かるだけに、断る言葉がうまく見つからなかったのです。

約束のたびに増える差し入れ

物を渡されることは、それからも続きました。

ランチをしようと待ち合わせただけの日に、彼女は大きな包みを抱えてくるのです。

「これ、今日の夜ごはんにして。作りすぎちゃったから」

昼に会う約束のはずが、いつのまにか夕食のお弁当まで手渡される。

実家から届いたというお米も、何度となく持たされました。

断り方が悪いのかと、私は何度も言い回しを変えてみました。

それでも「遠慮しないで」と押し返されて、結局は受け取るしかなくなるのです。

ありがたい気持ちの一方で、そのたびにお返しを考えるのが、正直なところ重荷になっていきました。

やんわり断っても、彼女は少しも引いてくれないのです。

二、三年目の疲れ

知り合って二、三年、何かが少しずつずれている気がしていました。

そのずれが、じわじわと私の気持ちをすり減らしていきました。

ある晩、私は古い友人に、たまらず打ち明けました。

「お弁当を渡してくるのって、距離近くない?」

友人は「面倒見のいい人なんじゃない?」と言います。たしかに、そう受け取ることもできるのでしょう。

それでも、私の疲れは消えてくれませんでした。

好意なのだと分かっているからこそ、はっきり突き放すこともできません。距離感がずれているというのは、こんなにも扱いにくいものなのだと、今もため息が出るのです。

近すぎず遠すぎず、心地よい間合いというものが、どれだけありがたいものか。あの付き合いを思い返すたび、しみじみとそう感じています。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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