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『月9,800円』の生命保険に加入した40代女性→「無理なく続けられそう」と思いきや…10年後、届いた“1通の通知”に驚愕

  • 2026.8.10
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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

皆さま、こんにちは。大学卒業後、国内の生命保険会社に35年間勤務し、個人・法人営業や営業所長、企画、事務部門などを経験してきた「あしふみ」です。 

生命保険は毎月同じ保険料を払い続けるものだと思っている方も多いのではないでしょうか。実は保険の種類によっては、更新のたびに保険料が大きく上がることがあります。今回は、月9,800円で加入した保険が10年後に月2万6,400円になり、家計の見直しを迫られた54歳女性の実例を紹介します。契約時の安さだけで判断すると、後で思わぬ負担増に驚くことになるかもしれません。

「月1万円以内なら続けられる」と加入したAさん

会社員のAさん(仮名)が生命保険に加入したのは44歳のとき。夫と中学生の子どもとの3人暮らしで、住宅ローンや教育費を抱えながらも保険料はできるだけ抑えたいと考えていました。

選んだのは、死亡保障と医療保障がセットになった10年更新型の保険です。毎月の保険料は9,800円、年間で11万7,600円でした。

「月1万円以内なら家計にもそれほど響かない。これなら無理なく続けられそう」と考え、契約を決めました。

更新型保険は10年など一定期間ごとに契約を更新するタイプで、更新後の保険料は加入時ではなく更新時点の年齢をもとに計算されるのが一般的です。契約時に説明は受けていたものの、Aさんは10年後にどれだけ上がるのかまで深くは意識していませんでした。

10年後に届いた「月2万6,400円」の通知

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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

契約から10年が経つ少し前、保険会社から更新案内が届きました。開封したAさんは、記載された金額に驚きます。更新後の保険料は月2万6,400円。これまでより1万6,600円も高くなっていたのです。年間では11万7,600円から31万6,800円となり、1年で19万9,200円の負担増でした。

Aさんはすぐに保険会社へ連絡します。「保険料はずっと9,800円だと思っていました。急に2万6,400円と言われても簡単には払えません」。Aさんは「更新」という言葉を、同じ保険料のまま契約が延長される手続きだと思い込んでいたのでした。

保障内容を見直し、月1万6,000円まで抑える

当時Aさんの家庭では、子どもの教育費用として年間約80万円、住宅ローンとして毎月9万円を支払っており、そこへ年間約20万円の保険料増加が重なるとなれば、家計への影響は小さくありません。

Aさんは担当者と相談し、現在の家族状況に合わせて死亡保障を減らし、必要性の低くなった特約も整理しました。その結果、更新後の保険料を月約1万6,000円まで抑えることができました。「もっと早く確認しておけば、通知が届いてから慌てずに済みました」と、Aさんは振り返っています。

更新型保険は「今の安さ」だけで判断しない

更新型保険は加入当初の保険料を抑えながら大きな保障を持ちやすい一方、更新時の年齢によって保険料が上がるため、50代以降に負担が重くなることもあります。特にこの年代は教育費や住宅ローン、親の介護などほかの支出が重なりやすい時期です。

今加入の保険を確認する際は、現在の保険料だけでなく、更新の周期や何歳まで続けられるか、更新後にいくらになる見込みかまで把握しておく必要があります。ただし保険料が上がるからといって慌てて解約するのは禁物です。年齢や健康状態によっては、新しい保険に加入できない場合があるからです。まずは保険証券や契約内容のお知らせを確認し、不明な点は保険会社や担当者に相談してみましょう。

生命保険は加入時だけでなく、その後の家族状況や家計に合わせて定期的に点検することが大切です。


執筆・監修:あしふみ
大学卒業後、国内大手生命保険会社に35年間勤務。個人・法人営業、営業所長、企画・販売促進、事務部門などを経験。FP2級の知識と保険実務の経験を生かし、保険や家計に関する情報を分かりやすく伝えている。

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