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「部屋に入ってくるな、俺は仕事だ」部屋に籠って子供を放置した夫。だが、夫が熱を出した結果

  • 2026.7.26

子供部屋に立てこもった夫

1歳の双子と4歳の娘を育てる、5人家族の我が家。

パートを始めてから、保育園に通う双子はよく熱を出しました。

看病のために仕事を休むのは、いつも私。

夫は一度も代わってくれたことがありません。

それどころか双子がまた熱を出したある日、夫はなぜか子供部屋を占領し、そこへ布団を持ち込んで立てこもってしまったのです。

熱でぐずる息子を抱いてドアを開けた私に、夫はこちらも見ずに言い放ちました。

「部屋に入ってくるな、俺は仕事だ」

うつされたら仕事に響く。周りの父親はみんな、部屋に籠るかホテルに避難するものだ。

夫はそんな理屈をまくし立てました。

誰にもうつされていないのに

その日から、夫は育児をまるごと放棄しました。

熱の息子にも、上の娘にも近づかず、部屋にこもりきりです。

私は三人の子の世話を、たった一人で背負いました。

食事も、寝かしつけも、夜中の対応も、すべて私の役目です。

双子が交代でぐずり、上の娘は「パパは?」と何度も聞いてきます。

そのたびに私は言葉を濁し、固く閉じたドアをちらりと見るだけでした。

夜中に熱がぶり返しても、頼れる大人は私一人。眠る間もなく、子どもたちの布団の間を行き来する日が続きました。

「少しでいいから、代わってほしいの」

そう頼んでも、ドア越しの返事はいつも同じでした。

「無理だ。俺は絶対に休めない」

そうして家族を避け続けて、1週間が過ぎた頃。子供部屋から、力のない声が漏れてきたのです。

「体がだるい…熱があるみたいだ」

子どもたちと一度も接触していないはずの夫が、なぜか一人だけ高熱で倒れていました。うつる相手など、いなかったはずなのに。

「不思議ね。あなた、誰とも会ってないのに」

私が言うと、夫は気まずそうに目を伏せました。それでも、すがるような視線だけは向けてきます。

「……なあ、水だけでも持ってきてくれ」

「私の気持ちわかる?」

夫は言い返そうとしましたが、声が続かず、布団に潜り込んで黙るしかありませんでした。

自分の言葉が、そっくり自分に返ってきたのです。

その日ばかりは、水も薬も自分で取りに行くしかありません。

誰も看病になど来てくれない。閉じこもって過ごした一週間の重さを、夫はようやく身をもって知ったようでした。

看病してほしそうな夫を残し、私はいつも通りパートへ出かけました。それからの夫は、人が変わったようです。子どもが熱を出すと、今では真っ先にこう言います。

「今日は俺が診るよ」

※tendが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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