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【六本木】サントリー美術館「眼のごちそう 食器」&不室屋カフェ 展覧会コラボスイーツ

  • 2026.7.27

おもてなしの心が込められた器(うつわ)「眼のごちそう 食器」

大皿、鉢に向付(むこうづけ)、蓋物(ふたもの)、猪口(ちょく)…。器好きにはぜひ見ておきたい展覧会が六本木ミッドタウンで開催されています。
サントリー美術館で開催中の「眼のごちそう 食器」[2026年7月8日(水)~8月30日(日)]です。 早速足を運んで来ました。

16世紀末、桃山時代から江戸時代以降、日本全国各地で開かれた様々な器が作られ、近世日本の陶磁の食器は発展を遂げて来ました。
料亭やお茶席などで料理とともに出されるには、季節の風物や吉祥文様などが色、文様、形も様々にあらわされ、亭主が客をもてなす必須アイテムとして近世以降の食文化を育みました。
江戸時代には武家の作法であった小笠原流をもとにした礼法をまとめた書物『小笠原諸礼大全(おがさわらしょれいたいぜん)』[岡田玉山 三冊 江戸時代 文久2年(1862)個人蔵]まで出版されています。

本展は、日本人のおもてなしの心が溢れる「眼のごちそう 食器」の多種多様な魅力が味わえる展覧会です。

出典:リビング東京Web

3階総合受付エレベーター前 撮影可能スポット サントリー美術館

色も形も様々な大皿・鉢・向付・蓋物・猪口

本展の構成は、4階展示室に第1章「近世の食卓を彩る陶磁の食器―大皿・鉢・向付・蓋物・猪口」、3階展示室に第2章「器が語るもの―形と文様に込められたもてなし」となっています。

《呉須赤絵玉取獅子鳳凰文大鉢(ごすあかえたまとりししほうおうもんおおばち)》《織部洲浜形手鉢(おりべすはまがたてばち)》

4階展示室では、《呉須赤絵玉取獅子鳳凰文大鉢》(漳州窯 一口 明時代 17世紀 野﨑家塩業歴史館蔵)のような華やかな大鉢や、《織部洲浜形手鉢》(美濃 一口 桃山時代 17世紀 サントリー美術館蔵)など、現代から見ても斬新な配色と形状の器までどのような席でどんな料理が盛りつけられたのかイメージしても楽しい器を見ることが出来ました。

形の面白さ《古染付蝦文巻貝形向付(こそめつけえびもんまきがいがたむこうづけ)》《古染付魚形向付(こそめつけうおがたむこうづけ)》

3階展示室では、《古染付蝦文巻貝形向付》(景徳鎮窯 五客 明時代 17世紀 個人蔵)や、《古染付魚形向付》(景徳鎮窯 五客 明時代 17世紀 野﨑家塩業歴史館蔵)など、魚介類や蝶、扇や筍の形向付が展示されていました。

宴席で注目を集めるような意匠色や文様、形をした器を見ていると、当時、供された料理客の期待に満ちた笑顔が浮かびます。

※入口を入って3階総合受付エレベーター前には撮影可能スポットととして本展作品のプレートがレイアウトされています。壁から浮いた浮遊感が水族館の水槽のようです。

出典:リビング東京Web

3階総合受付エレベーター前撮影可能スポット サントリー美術館

出典:リビング東京Web

3階総合受付エレベーター前撮影可能スポット サントリー美術館

「体験コーナー うつわに料理を乗せてみよう!」で料理の盛り付け体験

3階展示室のエレベーターのあるロビーでは「体験コーナー うつわに料理を乗せてみよう!」が体験できます。 鉢、大皿、蓋物をプリントしたアクリル板に、料理がプリントされた小さいアクリル板を乗せて、うつわと料理の取り合わせを体験するコーナーです。

アクリル板のうつわは、本展にも展示されている重要文化財《色絵五艘船文独楽形鉢(いろえごそうせんもんこまがたばち)》、《色絵松帆掛舟文葉形皿(いろえまつほかけぶねもんはがたざら)》、《白泥染付金彩薄文蓋物(はくでいそめつけきんさいすすきもんふたもの)》の3種類です。
尾形乾山の重要文化財《白泥染付金彩薄文蓋物》は、蓋と身の文様の違い意表をついた一品です。濃い地のかぶせ蓋には、白泥、染付、金彩で蓋を覆いつくす薄文が描かれ、蓋を開けると総体白化粧の上に幾何学的な花襷(はなだすき)文があらわれます。
乾山もびっくり⁈蓋を開けると…意表をついたメニューでアクリル板のプリンを盛りつけてみました。

※本コーナーは写真撮影ができます。

出典:リビング東京Web

「眼のごちそう 食器」展示風景

出典:リビング東京Web
出典:リビング東京Web

近世の食器に見るおもてなしの心と食を楽しむ豊かさ

3階展示室の最後に、当時の料亭や料理、食器についてあらわされた絵や書を見ることが出来ました。

《江戸高名会亭尽(えどこうめいかいていづくし)》(山谷八百善・湯島松琴亭・下谷広小路河内楼・両国青柳)(歌川広重 二十四枚のうち四枚 江戸時代 19世紀 サントリー美術館蔵)は、江戸時代の料理茶屋を描いた歌川広重の錦絵です。
『料理通(りょうりつう)』[栗山善四郎 二冊 江戸時代 初編 文政5年(1822)~四編 天保6年(1835)迄 個人蔵]は、江戸の高級料亭「八百善」料理書だそうです。
どちらも錦絵や挿絵賑やかな料亭の様子が伝わってきます。

亭主の心尽くしの料理と共に季節感や吉祥の文様を楽しませる「眼のごちそう 食器」心ゆくまで味わえる展覧会です。
サントリー美術館の「眼のごちそう 食器」は8月30日(日)まで。是非お出かけください。

小中学生向け「わくわくわーくしーと」 親子で美術館体験

作品をよく見ることを楽しんでいただくための小中学生向け鑑賞支援ツール「わくわくわーくしーと」
例えば「眼のごちそう 食器」のシートをひらくと作品解説と鑑賞の手引きとなる言葉がわかりやすく記されています。
親子で楽しみながら作品について学べる鑑賞支援ツールです。※数に限りがあります。

出典:リビング東京Web

小中学生向け鑑賞支援ツール「わくわくわーくしーと」と本展チラシ

ミュージアムグッズ

ミュージアムグッズは、折紙型 手塩皿(1‚980円)を2枚購入。
錦池紋に梅と、染錦丸文の色柄違いの小皿で食卓に彩りを与えてくれそうです。

※在庫はご確認ください。価格は全て税込みです。

出典:リビング東京Web

ミュージアムグッズ サントリー美術館

不室屋カフェで展覧会にちなんだ夏のスイーツ

不室屋カフェでは展覧会にちなんだ限定メニュー「涼水ゼリー」~エルダーフラワーシロップ掛け~(1,900円)をいただきました。
見た目にも涼し気な涼水ゼリーエルダーフラワーシロップが爽やかな夏に相応しいスイーツです。カラフルなお麩のトッピングや、すだち白玉生麩を加えて味変も楽しめます。

価格は全て税込みです。

出典:リビング東京Web

不室屋カフェ 「涼水ゼリー」~エルダーフラワーシロップ掛け~

出典:リビング東京Web

不室屋カフェ 「涼水ゼリー」~エルダーフラワーシロップ掛け~※トッピングしてみました。

〇サントリー美術館
URL:https://www.suntory.co.jp/sma/
住所:〒107-8643 東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガレリア3階
TEL:03-3479-8600
※10:00〜11:00は「GALLERIA (ガレリア)」の1F入口から入館できます。

〇眼のごちそう 食器 
会期:2026年7月8日(水)~8月30日(日)
※作品保護のため、会期中展示替えを行います。
開館時間:10:00~18:00 ※金曜日および8月29日(土)は20時まで、いずれも入館は閉館の30分前まで
※開館時間は変更の場合があります
休館日:火曜日(8月11日は18時まで開館)
入館料:当日券 一般1,700円、大学生1,200円、高校生1,000円
※中学生以下無料
※あとろ割:国立新美術館、森美術館の企画展チケット提示で100円割引
※団体割引:20名以上の団体は100円割引
※割引適用は一種類まで(他の割引との併用不可)
※本展は撮影禁止です。画像の無断転載転用は禁止です。
※障害者手帳をお持ちの方は、ご本人と介助の方1名様のみ無料
※最新情報は公式ウェブサイトでご確認ください
※展示室内は撮影禁止です。撮影可能エリアのみ撮影が出来ます。フラッシュ、三脚、自撮棒は禁止。撮影には周りのお客様へのご配慮をお願いします。
※画像の無断転載・転用は禁止です。

〇ミュージアムショップ 
営業時間:10:30~18:00
※火曜日・展示替期間は11:00~18:00
※展覧会会期中の金曜日は20:00まで営業
定休日:展示替期間中の火曜日、年末年始

○不室屋カフェ 
営業時間:11:00~18:00
※展覧会会期中の金曜日は20:00まで営業、ラストオーダーは閉店30分前
定休日:展覧会会期中の休館日、展示替期間中の月曜日・火曜日、年末年始

※記事に掲載した内容は公開日時点または取材時の情報です。変更される場合がありますので、お出かけの際は公式サイト等で最新情報の確認をしてください

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