1. トップ
  2. 美術館に何を着ていく? マダムたちに教わる、名画をまとう大人の垢抜けコーデ術【書評】

美術館に何を着ていく? マダムたちに教わる、名画をまとう大人の垢抜けコーデ術【書評】

  • 2026.9.16

【漫画】本編を読む

美術館へ出かけるなら、何を着ていこう。せっかくなら、いつもより少し特別な装いを楽しみたいものだが、つい悩んでしまう。

『マダムたちのルームシェア』(seko koseko/KADOKAWA)は、沙苗、晴子、栞が、日常の何げない時間を自分たちらしい遊びに変えていくコミック。3人の自由な発想に、日常を味わうヒントをもらえる作品だ。

ある日、3人は美術館に行くことにする。いったん自室へ戻って、3人はそれぞれ出かける準備。麦わら帽子と青いシャツを合わせた沙苗は、ゴッホの自画像風。晴子はスカーフを巻き、フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」風。そんな2人を見て、栞は「私だけ遊び心を忘れているじゃない」「2人より詳しくないから…」と悔しそう。だが、出かけるまではまだ時間がある。沙苗と晴子は栞のクローゼットをのぞき、セザンヌの絵を思わせるコーディネートを考えてくれた。

美術館に行く日の服装を、絵画に合わせて考えるだなんて、なんて素敵な発想だろう。2人が選んだ服を着た栞は、とてもうれしそう。絵画に詳しくなくても、気に入った作品を「どう洋服で再現するか」と考えると、作品との距離はぐっと縮まる。自分の好きなものを入り口にすれば、美術館での過ごし方はもっと自由になるのかもしれない。

今度、美術館へ出かけるなら、何を着ていこうか。どの絵をイメージしたコーディネートにしようか。ついそんなことまで考えたくなるのは私だけではないはず。さぁ、とっておきのファッションで、あなたも美術館へ出かけよう!

文=アサトーミナミ

元記事で読む
の記事をもっとみる

注目コンテンツ