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「そのバッグ、2年は使ってるよね」棘のある言い方をするママ友。夕方、ママ友が誤って送ってしまった一文に絶句

  • 2026.7.26
「そのバッグ、2年は使ってるよね」棘のある言い方をするママ友。夕方、ママ友が誤って送ってしまった一文に絶句

公園で向けられた一言

同じ保育園のママ友は、明るくて誰とでもすぐ話せる人でした。

ただ、ときどき人を試すような言い方をするので、私は少しだけ距離を置いていたのです。

その日は、お迎えのあとに何人かで公園へ寄りました。

子どもたちが砂場へ走っていって、大人はベンチのあたりで立ち話です。

日が長くなってきた時期で、そろそろ帰ろうと声をかける合図がいつも遅れました。

彼女は、私の足元に置いた荷物に目を止めました。

「そのバッグ、2年は使ってるよね」

笑い混じりでした。

「うちはもう卒業しちゃった。今は違うのにしてる」

悪気があるのかないのか、判断のつかない言い方です。

周りのママたちは、砂場のほうへ視線を逃がしていました。

誰も笑いません。かといって、止める人もいませんでした。

「気に入っているので、まだ使います」

私はそれだけ返しました。話はそこで終わったつもりでいたのです。

グループに並んだ二つの文

その日の夕方、クラスのメッセージアプリのグループに、彼女の投稿が上がりました。

「今日の公園、なんか疲れた。価値観合わない人いるとしんどいよね」

名前はどこにも出ていません。それでも、公園にいた全員には誰のことか分かる文でした。

夕飯の支度の途中で、私は鍋の火を弱めました。

画面を見つめたまま、指が止まります。

返信が付いたのは、その直後です。同じ場にいた別のママでした。

「今日の公園、私はすごく楽しかったけどね」

一行だけです。名指しもしていません。

誰かを責める言葉も入っていません。

それなのに、二つの文が上下に並んだ瞬間、どちらが何を書いたのかが全員に見えてしまったのです。

「私もです。砂場でずっと笑ってました」

「うちの子、また行きたいって言ってます」

短い書き込みがいくつも続きました。

彼女の投稿には既読の数だけが増えていきます。返信は一つも付きませんでした。本人からも、それきり何も出てきません。

翌日、私は2回だけ聞きました。昨日の投稿は私のことでしょうか、と。

「え、違うよ。全然関係ない」

「本当にそうですか」

「だから違うって言ってるじゃない」

目は合いませんでした。それ以上は聞かないことにしたのです。

答えはもう、あのグループの並びに出ていました。

「分かりました。もう聞きません」

それだけ言って、子どもの手を引いて先に歩き出しました。

その日から、名前を伏せた投稿はぴたりと止まりました。

グループに流れるのは、持ち物の連絡と行事の日程だけです。

公園で顔を合わせても、先に小さく会釈をしてくるのは彼女のほうになりました。

私はもう、送り迎えのたびに言葉を選ばなくてよくなったのです。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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