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買って後悔…インテリアのプロが「二度と選ばない」7つのアイテム

  • 2026.7.23
FollowTheFlow / Getty Images

誰だって、スタイリッシュで機能的、そしてセンスよくキュレーションされた住空間を、予算を抑えつつ手に入れたいと願うはず。そのいっぽうで、理想の住まいづくりには多少の試行錯誤がつきものだとはいえ、SNSで見かけて購入したもののすぐ飽きてしまったランプや、見た目はおしゃれなのに実用性が伴わなかった家具など、ショッピングの失敗を犯してしまうのもよくあること。

――しかし、経験豊富なインテリアデザイナーも同じく、あとから後悔するような買い物をしてしまうことがある。こうしたミスは、お金も時間もかかるうえにストレスの原因に。特に、大型の家具や家電への投資となればなおさらだ。

そこで、同じ落とし穴にハマらないため、「買わなければよかったもの」とその経験から学んだことを、複数のインテリアデザイナーに聞いた。彼らがシェアする教訓と、もっと賢く買い物をするためのミニアドバイスをチェックしてみよう。


【失敗例1】ガラス張りの玄関ドア

Maskot / Getty Images

インテリアデザイン会社「リビング・ウィズ・ロロ」の創設者であり、プリンシパルデザイナーのローレン・ラーナーは、自宅の玄関用に選んだシックなメタルとガラスのドアを今でも気に入っている。しかし、それが実用性に欠けるものであったことが判明し、通りに面した透明なドアは二度と選ばないと彼女は心に誓ったという。

その理由を彼女はこう明かす。「犬を2匹飼っているのですが、家の前を歩く人がすべて見えてしまうため、ノンストップで吠えるのです。玄関の近くに作業スペースを設けて在宅ワークをしている身としては、ご想像のとおり、かなりのストレスになってしまいました」

【失敗例2】ポータブル焚き火台

Trygve Finkelsen / Getty Images

家族や友人と一緒に焚き火を囲んでリラックスしたい気分のとき、セッティングにいちいち時間をかけたい人はいないはず。だからこそ、インテリアデザイン会社「MNGデザイン」のデザイナー、マギー・グリーズベックは、据え置きタイプではないポータブルの焚き火台(ファイヤーピット)を選んだことを後悔している。

「理論上はすてきなアイデアなのですが、使うたびに準備と片付けをするのは、時間がかかりすぎるんです」

「もしこれから屋外スペースをデザインし直すとしたら、据え置き型の焚き火台や屋外用暖炉を設置するか、あるいは、ポータブルの焚き火台をガレージから出す頻度の少なさを考えると、いっそのことアイデアを見送るだろうと思います」

【失敗例3】ガラス天板のテーブル

Bryan Chavez / Getty Images

空間に軽やかなムードを与えてくれるガラス天板のテーブルを、デザインの観点から常に高く評価しているのは、インテリアデザインスタジオ「デザイン&キュレーションズ」のデザイナー、ブルジュ・エルチェティン。しかし実用性の面から見ると、より耐久性があり、子どもがいても安心なものを選ぶのがベターだと話す。

「子どもをもつ前にガラス天板のサイドテーブルを買ったのですが、2人の小さな子どもがいる今となっては、楽しむどころかストレスの種になってしまいました」と彼女は言う。

「すぐ指紋がつくので頻繁に掃除をしなければならなかったり、ガラスが割れないかヒヤヒヤしたりと、もはや私たちのライフスタイルには合わなくなってしまいました」

【失敗例4】統合型スマートホームシステム

Oscar Wong / Getty Images

インテリデザイン会社「サラ・キャサリン・デザイン」の創設者でありプリンシパルデザイナーのサラ・ムーアは、スマートホームのデバイスに費用をかけるたびに、時間を戻してよりシンプルなものを選び直せたら……と考えてしまうとか。

「家がスマートになればなるほど、時間が経つにつれてどうしてもストレスが増えるような気がしています」

「スマートホームはラグジュアリーですし、もちろん決して悪いことばかりではありませんが、家の中を複雑にしてしまうのは事実です。たとえば、あるゲストが部屋の照明のつけ方がわからず、結果的にうっかり設定を変えてしまうと、その人が帰った後にまた設定し直さなければならなかったりします。それに、万が一機器が動かなくなると、専門業者に修理してもらうまで、システム全体や生活そのものに影響を及ぼしてしまいます」と彼女は話す。

【失敗例5】大量生産のアート

FilippoBacci / Getty Images

アートの購入をコツコツと重ねてきた今、大量生産の“埋め合わせ”的な作品を選ぶよりも、自分の心に本当に響くオリジナルピースのためにお金を貯めるほうがいいと確信しているのは、インテリアデザイナーのマギー・グリフィンだ。

「自宅用にアートを購入するときは、スタイル、色、オリジナリティをじっくり吟味するようにしています」

「ありがちな大量生産のアートはもう卒業です。もし予算に限りがあるなら、大型量販店などで売られているような流通している作品よりも、古くて少し欠けたり破れていたりするくらいのものを買うほうがずっといいです」

【失敗例6】子ども部屋の敷き詰めカーペット

Catherine Falls Commercial / Getty Images

デザインオフィス「バッテン・コート・デザイン」の創設者であるエリザベス・ヴァルコヴィックが自宅で最も悩まされているのは、子どもたちの部屋の全面敷きカーペット。

彼女は、「ゲストルームなら、全面敷きのカーペットは居心地がいいですし、そこまでダメージを受けないので気になりませんが、もしやり直せるなら、子ども部屋はフローリングにして、ラグを取り入れるスタイルにしていたでしょうね。カーペット全体をきれいにするより、ラグを掃除したり交換したりするほうがずっと簡単ですから」と述べている。

【失敗例7】安価なベッドサイドテーブル

Olga Yastremska / Getty Images

敷き詰めカーペットが最大の後悔だと語るヴァルコヴィックにとって、ベッドサイドテーブル(ナイトスタンド)もまた、要注意アイテムだそう。日々の使用で消耗しやすく、市場に出回っている安価なものは日常使いに向いていないケースが多いと彼女は言う。

「私たちが購入したベッドサイドテーブルはお手頃価格のもので、家全体の家具をそろえていた当時は、ちょっとした節約の成功体験のように思えました」と彼女。

「でも今振り返ってみると、もっと質のいいものに投資するべきでした。何度も買い替えるくらいなら、作りがしっかりしたものを選んでおけば、結果的にはお金を節約できたはずですから」

From House Beautiful US

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