1. トップ
  2. エンタメ
  3. 「ここはまるで遊び場」。『エイリアン:ロムルス』デヴィッド・ジョンソンがロエベのアンバサダーに

「ここはまるで遊び場」。『エイリアン:ロムルス』デヴィッド・ジョンソンがロエベのアンバサダーに

  • 2026.7.23

ロエベが、新しいブランドアンバサダーにデヴィッド・ジョンソンを迎えた。『エイリアン:ロムルス』で世界に名を知らしめたイギリス人俳優が、就任にあたって語ったのは、映画とファッションに共通するある感覚だった。(フロントロウ編集部)

俳優が語ったのは、仕事を「遊び」と呼ぶ感覚

7月22日、パリ発で発表された今回の起用。ジャック・マッコローとラザロ・ヘルナンデスがクリエイティブディレクションを担うロエベにとって、最新のブランドアンバサダーということになる。

ジョンソンは就任にあたり、映画への向き合い方をこう語っている。「映画はいつも私を魅了してきました。衣装からカメラまで、そのすべてが純粋な“遊び”なんです。そして、それこそが自分の仕事であることを誇りに思っています。私はいつも、物事を再定義できる場所に身を置いていたいと思っています」。

そのうえでブランドについては、「ロエベの精神には深く共感しています。ここはまるで遊び場のような場所。これから始まることがとても楽しみです」とコメントした。想像力と創造性を大切にするという共通の価値観が、両者を結びつけたかたちだ。

迎える側の言葉も紹介されている。マッコローとヘルナンデスは、彼の仕事ぶりについて「デヴィッドの作品へのアプローチは、注意深く、探求心にあふれ、複雑さを恐れることがありません」と評価。「彼の仕事も私たちの仕事も、表面的なものだけがすべてではありません。彼をブランド アンバサダーとして迎えられることを大変嬉しく思います」と続けた。

舞台からアンドロイド役まで、賞を重ねてきたキャリア

日本の観客にとってジョンソンの名前が一気に近づいたのは、2024年公開のフェデ・アルバレス監督作『エイリアン:ロムルス』だろう。主演の一人を務めた同作での演技が評価され、2025年には英国アカデミー賞のライジング・スター賞を受賞している。

もっとも、彼のキャリアは映画だけで語れるものではない。テレビでは、HBOとBBCが共同制作したドラマシリーズ『インダストリー』のガス役で知られ、舞台ではアルメイダ劇場の『And Breathe(原題)』での演技によって、ブラックブリティッシュ・シアター・アワードの最優秀男優賞を手にした。ほかにも、スティーヴン・キング原作の『ロングウォーク』、英国アカデミー賞にノミネートされた『Wasteman(原題)』、レイン・アレン=ミラーが脚本・監督を務めた『ライ・レーン』など、映像と舞台の双方を行き来しながら評価を積み上げてきた俳優だ。

控えている仕事も濃い。A24制作の『The Chaperones(原題)』、フランク・オーシャンが手がけるタイトル未定の長編映画、そしてグレイシー・エイブラムスやトム・バーク、コナー・ストーリーと共演するハリナ・ライン監督のA24作品『Please(原題)』への出演が予定されている。未知の領域へ踏み込み、そこで本質を見出そうとする姿勢。ロエベが彼に見たのは、その変化への欲求だという。

1846年創業のブランドが、いま書き換えているもの

ロエベは1846年にスペインで誕生した、世界的なラグジュアリーブランドのひとつ。2025年からはマッコローとヘルナンデスがクリエイティブディレクションを担っており、その芸術的な感性と、クラフトを精密に探求するアプローチが、ブランドの価値観と響き合っている。

ロエベによると、この新たなチャプターで掲げているのは、知的で遊び心あふれるファッション、大胆でいきいきとしたスペインのライフスタイル、そしてレザーにおける卓越した専門性だという。ブランドのコアとなる感性そのものを定義し直そうとしている最中だ。ジョンソンが口にした「遊び場」という言葉は、いまのロエベを言い当てているのかもしれない。

元記事で読む
の記事をもっとみる

注目コンテンツ