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石原夏織、“遊び場”テーマのライブで全23曲熱唱 初のハワイイベント&2027年ライブ開催も発表

  • 2026.8.24

声優・アーティスト石原夏織が、3月25日にリリースした2ndEP『ASOVIVA!!!』を引っさげたライブ『石原夏織 LIVE 2026「ASOVIVA!!!」』を、8月23日(日)東京都 北とぴあさくらホールで開催した。“遊び場”と“VIVA”をかけ合わせたEPのタイトル通り、カラフルで遊び心がたっぷり盛り込まれた楽しいライブの模様をレポートする。

球体の照明がいくつも浮かび、ビーズがキラキラと光る幕が飾られたカラフルなステージセット。開演時間になり客電が落ちると、バンドが演奏を始める。今回のバンド編成は、サックス・トランペット・トロンボーンのホーンセクションが加わったゴージャスな編成だ。ダンサー4人がステージに飛び出し、観客にクラップを促すと、モータウンビートのイントロが鳴り響く。そこでステージのセンターに、セーラーとミニスカートの組み合わせがかわいい衣裳を着た石原夏織が登場! 「We Can Do!!」からライブをスタートさせる。「今年最高の夏の思い出を作りましょう!」と掛け声をかけ、楽しそうに歌を届けていく。ダンサーとの息の合ったパフォーマンスに、客席からも大きなクラップと歓声が起こる。続く「Cherish」で、その勢いをさらに加速させると、間奏で、“ASOVIVA!!”と“かおり”のコール&レスポンスを楽しむ。ダンサーがポンポンを持ってパフォーマンスをした「You & I」では、ステージを広く使った演出で、会場の隅々まで歌を届けていく。「みんな!声出していくよ!」と煽ってからの「CREATION×CREATION」では、ファンも大きな声を出し、その熱気で会場の温度も急上昇する。

一気に4曲を駆け抜けるとMCで「みんな、会いたかったよー!」と挨拶。「約1年ぶりのライブだけど、それがついこないだのように感じるのは、大人になったからかな?」とつぶやき、笑わせる。そして、豪華なメンバーとライブができる喜びを伝え、バンドメンバーとホーンセクション、そしてKAORI DANCERSをひとりずつ紹介していく。そこで石原も、ホーンセクションによって、曲がガラッと変わったと感想を語っていた。

写真/YOSHIHITO KOBA

「今日のライブは“ASOVIVA!!!”(遊び場)ということで、みんなと“楽しい”を作っていきたいと思うのですが、準備はできていますか!?」と声を掛け、今度はバンドと石原だけで、「フィービー・フィービー」を届け、そこにダンサー2人が加わり「キラリアット」を楽しむ。照明もカラフルでハッピー、まったく勢いを緩めることない2曲のあとは、EP『ASOVIVA!!』を象徴する、石原史上一番賑やかな楽曲「ASOBO-YO運命論序説」へ突入していく。事前のダンス動画と、みんなに歌ってほしいフレーズを公開していただけに、その盛り上がりはものすごく、みんなで思い切りライブを楽しんでいるのが伝わってきた。中でも〈Q.ヒトはなぜ遊ぶのか〉から、ファンの〈A.そこに夏織がいたから〉の掛け合いは完璧で、その後のMCで、そのやり取りをもう一度やってみたりしていた。同時に、みんなを巻き込みながら、表現力豊かに歌唱していく石原のパフォーマンス力の凄さも感じられた。「ポペラ・ホリカ」も同様に楽しみ、終盤の〈キミのおかげで今日が好き!〉のフレーズで、会場が大いに湧いていた。

汗だくになりながら客席を見渡し「みんなすごく疲労しているんだけど大丈夫?」と心配する石原。その後、少し世間話をし、クールダウンする。ただ、今回のライブは『ASOVIVA!!!』なので「この先も休む暇がありません! このあとも楽しんでいきましょう」と、しっかり予告すると、今度は「Against.」を情熱的に歌い上げ、会場を赤く染め上げる。そして新曲「Yummy!Yummy!」へ。ラップを交えながらクールな歌声を、ダンスと共に響かせる。サビでは〈食べちゃって〉のところでキャッチーな“がおがおダンス”、そして〈もう虜になった…でしょ?〉のセリフもバッチリ決めて、小悪魔的な石原が、ファンを釘付けにする。

そこから疾走感のある「Abracada-Boo」ではキレのあるダンスパフォーマンスを、「Singularity Point」では、力強く真っ直ぐな歌声を届け、予告通り、彼女のあらゆる武器を使い、ライブで熱狂的に盛り上がれる曲だけを連続で叩きつけていく。「Singularity Point」で、石原が颯爽とステージをあとにすると、そのままシームレスにバンドのソロ回しが始まる。キーボード、ギター、トロンボーン、トランペット、サックス、ベース、ドラムが圧巻の演奏を、そしてダンサー4人もひとりずつソロダンスを披露し、会場を大いに盛り上げていた。

一度暗転すると、どこからか石原のハミングが聴こえてくる。ステージには学校の椅子と机が置かれ、赤い制服を着た女の子が、ラブレターを書いている。手紙を書き終えると、ステージセンターに黄色い新衣装にチェンジした石原が登場し、「Little Humming Love」が始まる。MVのイントロを再現した演出から、曲調と歌詞に合わせて、自在に歌声を変化させていく石原。その中でも、サビの高音のファルセットが特に美しかった。ダンサーに囲まれつつ、華やかなステージを見せつけたあとは、「Remember Heart, Remember Love」で切ない歌声を響かせる。再びホーン隊が加わって、グルーヴィに「Crispy love」を披露。そして、ファンとの絆を確かめる「Face to Face」では、熱さもありながら温かい空気が、会場を包み込んでいた。

写真/YOSHIHITO KOBA

「『Face to Face』は一体感がある感じがして楽しいですね! この曲の良さって、“戻れない夏の思い出”みたいな感じがしない? 楽しいんだけど、ちょっぴり切ない気がして」と歌い馴染んだ曲についてしみじみ語ると、続けて、バンドとダンサーのイントロダクションでのパフォーマンスのカッコよさに感動したこと興奮気味に話す。そこから少し振り返ったあと、ライブ終盤へ。

ライブの終盤は「Plastic Smile」で、キミに出会って世界が色づいていく、そんな歓びを表現。「Page Flip」ではクラップと掛け声でヒートアップ! そして「Harmonia」で、感動的な歌声を響かせていく。そして最後はEP『ASOVIVA!!』から「星眼鏡」を披露。「一緒に盛り上がっていきましょう!」と煽ると、〈I see,愛し合いたい〉のコール&レスポンスを楽しみ、そのあともカラフルに彩られたステージで、ダンサーと共にパフォーマンスをしていく。そしてラストの間奏でサプライズ! バズーカを手にした石原が、サイン入りボールを1階だけでなく2階席にも届くようにプレゼント。会場をみんなと思いっきり楽しめる遊び場にして、本編を締めくくった。

大きな“かおり”コールに応えて、ステージに飛び出して来た石原。アンコールで「Paraglider」を高らかに歌い上げ、オレンジに包まれながら「Orange Note」で、みんなと盛り上がる。

「どの瞬間も嬉しくて楽しいものだなと思いながらステージに立たせてもらっています」と伝え、今回のライブを収録したBlu-rayが、12月23日(水)に発売されることを発表。「クリスマスプレゼントにいかがですか?」とおすすめしていた。ライブで途中、カメラ目線でパフォーマンスしているところもあったので、映像作品ならではのライブの楽しみ方ができるはずだ。来年7月には初のハワイでのイベントを発表、さらに次のライブが、2027年3月7日(日)にせたがやイーグレットホールで開催することも発表し、ファンを喜ばせた。

「いろんな私の楽曲にある楽しいを詰め込んでみましたが、楽しかったですか? 私はこの瞬間を過ごせて嬉しいなと思いました。もっともっとみんなといろんな未来を見られるように、もっともっと頑張っていきたいです。これからも一緒に歩んでくれると嬉しいです!」と笑顔で感謝を伝え、「最後に声、出せますか! 最後まで遊び尽くしましょう!」と叫び、「SUMMER DROP」を歌い、みんなで大きな声を出し、忘れられない夏の思い出を作る。そして「またみんな遊ぼうね! バイバイ」と、次の約束をして、ライブを終えた。

写真/YOSHIHITO KOBA

【石原夏織 LIVE 2026 「ASOVIVA!!!」セットリスト】
kaori.lnk.to/ASOVIVA

1 We Can Do!!
2 Cherish
3 You & I
4 CREATION×CREATION
5 フィービー・フィービー
6 キラリアット
7 ASOBO-YO運命論序説
8 ポペラ・ホリカ
9 Against.
10 Yummy!Yummy!
11 Abracada-Boo
12 Singularity Point
Band & Dance Introduction
13 Little Humming Love
14 Remember Heart, Remember Love
15 Crispy love
16 Face to Face
17 Plastic Smile
18 Page Flip
19 Harmonia
20 星眼鏡

encore
21 Paraglider
22 Orange Note
23 SUMMER DROP

取材・文/塚越淳一
写真/YOSHIHITO KOBA

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