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「パパ、うそついちゃダメだよ」ママ友の前でイクメンを演じた夫。だが、4歳の息子が真実を語った結果

  • 2026.7.24
「パパ、うそついちゃダメだよ」ママ友の前でイクメンを演じた夫。だが、4歳の息子が真実を語った結果

コーヒーを淹れる夫

夫は、人前でだけ育児をする人です。

「俺、結構イクメンだと思うんだよね」

私の友人が家に来るたび、夫はそう言います。

「週末はいつも子どもと遊んでるし、家事も分担してますよ」

そのたび私は、曖昧に笑うしかありませんでした。

その日は、ママ友を三人招いてのお茶会でした。夫は在宅の予定で、奥の部屋にこもっているはずでした。

ところが、みんながお菓子を広げた頃、わざわざリビングに出てきたのです。

「どうぞゆっくりしてってください。今日は俺がコーヒー淹れますから」

この家でコーヒーを淹れた姿など、二年は見ていません。

「旦那さん、優しい。うち、絶対に出てきてくれない」

「普段から何でもやってくれるんですか。羨ましい」

夫は肩をすくめて、得意げに答えました。

「まあ、妻を休ませるのが俺の役目ですから」

私の隣で、4歳の息子がぴたりと動きを止めました。ブロックを持ったまま、不思議そうに夫を見上げています。

そして、部屋中に響く声で言ったのです。

「パパ、うそついちゃダメだよ」

息子が見ていたもの

「お休みの日はね、ずっとお布団でゴロゴロして、ゲームしかしてないよ」

夫の手からポットが傾き、湯がカップの縁を外れました。

「こら、パパは仕事で疲れてるから……」

息子は聞いていません。今度は私を指さしました。

「ママがお熱の時も、ご飯まだ?って」

言いかけた夫の口が、開いたまま止まりました。

ママ友の一人が、カップを置く音を立てました。

「……え。奥さん、熱があったんですか」

「先月、38度出た日です」

あの日、息子におにぎりを握ったのも私でした。

三人の視線が、ゆっくり夫へ移ります。さっきまでの感心した目は、どこにもありません。

「いや、あの、たまたまで」

「たまたま、ですか」

一番年上のママ友が、静かに聞き返しました。夫は耳まで赤くして、うつむきました。もう何も出てきません。

逃げるように、キッチンへ引っ込んでいきました。

私は謝りませんでした。かばう言葉も出しませんでした。

「うちの本当のところ、今日で全部ばれちゃいましたね」

笑ってそう言うと、ママ友たちも声を上げて笑いました。

その日から、夫が人前でイクメンを名乗ることはなくなりました。

先週、また同じメンバーが遊びに来たときのことです。夫はリビングに顔を出しませんでした。

代わりに、洗い終わった食器を黙って拭いていました。誰も見ていない台所で、です。

息子が横から覗き込んで言いました。

「パパ、今日はゴロゴロしてないね」

夫は返事をせず、私の顔をちらりと見て、すぐに目を逸らしたのでした。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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