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「ひとりっ子って、夫婦関係ないの?」詮索してきた無神経なママ友。だが、はっきり線を引いた瞬間

  • 2026.7.20

通帳まで持ち出す詮索

そこまで親しくないママ友が、会うたびに我が家の事情へ踏み込んでくるようになりました。

きっかけは、うちがひとりっ子だと知ってからです。

「お子さん、ひとりだけなのね」

「ええ、そうなんです」

何気なく答えると、彼女は妙ににやりと笑いました。

それからというもの、顔を合わせるたびに無遠慮なひと言が飛んできます。ある日は、参観帰りの道でこう言われました。

「習い事だって、ひとりぶんで済むんだから。うちなんて、二人ぶんで通帳がすっからかんよ」

笑いながらそう言う彼女に、私はどう返せばいいのか分かりません。

「ひとりだと、なんだか物足りないわよねえ」

それでも、その場では笑ってやり過ごしました。ところが、彼女の詮索は日ごとに露骨になっていきます。

(なぜ、そこまで首を突っ込んでくるのだろう)

嫌な気持ちと苛立ちが、じわじわと胸にたまっていきました。

はっきり線を引いた瞬間

決定的だったのは、彼女が夫婦のことまで踏み込んできた日でした。

公園のベンチで子どもたちを見守っていると、彼女は声をひそめて、こう聞いてきたのです。

「ひとりっ子って、夫婦関係ないの?」

あまりの無神経さに、私は一瞬、言葉を失いました。

けれど、ここで曖昧に笑えば、詮索はこの先もっとひどくなる。そう感じた私は、取り乱さず、静かに彼女の目を見て言いました。

「夫婦仲は良好ですし、デリケートな話なので、そういう詮索は控えていただけますか」

穏やかに、けれどはっきりと。声を荒らげたわけではありません。

彼女は一瞬、きょとんとした顔をしました。それから、みるみるうちに気まずそうな表情になり、目を泳がせます。

「あ……ごめんなさい、そんなつもりじゃ」

しどろもどろになる彼女に、私はもう一度、落ち着いた声で返しました。

「家庭のことは、それぞれですから」

彼女はばつが悪そうにうなずき、それきり黙り込んでしまいました。

その日を境に、あれほど無遠慮だったママ友は、私に余計なことを聞いてこなくなりました。顔を合わせても、当たり障りのない挨拶を交わすだけの、ちょうどいい距離感です。以前のように、我が家の内側をのぞき込もうとする気配も消えていました。

言い返すのではなく、静かに線を引く。それだけで、こんなにも心が軽くなるのだと知りました。

公園の帰り道、つないだ子どもの手のぬくもりが、いつもよりずっと確かに感じられました。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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