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「3千円のタオルより手抜きね」義母に送ったカタログ。だが、義母の言葉に思わず絶句

  • 2026.7.20

お返しに選んだカタログギフト

第一子の出産祝いに、義実家や親戚からたくさんのお祝いをいただいた。

お返しを何にするか、夫と何日も相談した。

「好みも家族構成もバラバラだし、カタログなら自分で選べるよ」

夫の一言で決めた。私が良かれと思って選んだ品を押しつけるより、好きな物を選んでもらったほうが喜ばれる。

そう考えて、少し予算を上乗せしたカタログギフトを一軒ずつに送った。

発送から三日後、義母から電話が来た。

「届いたわよ。あの冊子」

「はい、お好きな物を選んでいただけたらと思って」

「自分で選ばせるって、要するに考えるのが面倒ってことよね」

受話器を持つ手が止まった。

「3千円のタオルより手抜きね」

義姉が別の機会で、義母に贈ったのが有名ブランドのタオルセットだった。値段はたしか3千円ほど。

「お義姉さんの時と比べられても…」

「あの子はちゃんと選んで買ってきたの。あなたは冊子を送っただけ。私をバカにしてるのよ」

言い返す言葉を探しているうちに、電話は切れた。

親戚の前で夫が言ったこと

話はそれで終わらなかった。

法事で親戚が集まった座敷で、義母は湯呑みを配りながら、わざと聞こえる声で言った。

「近ごろの若い人は、お返しのセンスも常識もないのよね」

親戚たちが、ちらりとこちらを見る。私は膝の上で手を握った。

「冊子を一冊送るだけなんだから、気楽なものだわ」

その時、隣に座っていた夫が湯呑みを畳に置いた。

「母さん。カタログは、母さんが好きな物を選べるようにって考えて贈ったんだよ」

義母の顔から、笑みが消えた。

「そんな言い訳…」

「みんなの前で嫁に嫌味を言うなんて、人として恥ずかしくないの」

座敷が静まり返った。義母の頬が、みるみる赤くなっていく。

「私は、ただ…」

言いかけて、その先が続かない。助けを求めるように親戚を見回したが、誰も目を合わせなかった。義父が小さく息を吐いた。

「言われても仕方ないぞ」

年配の伯母までもが、うなずきながら口を開いた。

「あの子はよく考えて贈ってくれたと思うわよ」

義母は湯呑みを持ったまま、そそくさと台所へ引っ込んでいった。

その日から、義母への贈り物はやめた。お中元も、お歳暮も、誕生日の品も、一切だ。

「気に入っていただけないなら、もう選びません」

私がそう伝えた時、義母は何ひとつ言い返さなかった。今では顔を合わせても、あの日のように私を値踏みする目はしない。ばつが悪そうに目を伏せ、短く挨拶をするだけだ。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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