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『キングダム』騰役・要潤さん直撃! 撮影ウラ話からご当地グルメトークまで

  • 2026.7.17

映画『キングダム 魂の決戦』。シリーズ5作目となる今作では、原作でも人気の「合従軍編」を壮大なスケールで描きます。今回は、騰(とう)役の要潤さんにインタビュー。撮影ウラ話からプライベートエピソードまで、たっぷりと語っていただきました。

( Index )

  1. 「ほとんど誰とも会っていない」特殊な撮影方法が生んだリアルな戦場
  2. 騰の覚悟と重なった、要潤さん自身の「よし、やるぞ!」という思い
  3. 要さんが選ぶ「最強の食の合従軍」とは?
  4. 飛行機でジム・キャリーさんと遭遇! 思わず話しかけそうに

「ほとんど誰とも会っていない」特殊な撮影方法が生んだリアルな戦場

今作では、秦と六国との大攻防戦「合従軍編」が描かれます。シリーズ屈指の壮絶な戦いになりましたが、完成した作品をご覧になっていかがでしたか?

1作目から参加させていただいていますが、作品を重ねるごとにスケールアップしてきています。シリーズ物は浮き沈みや、クオリティにバラつきが出やすいなか、確実にグレードアップしているのを感じます。監督も毎回、撮影方法などを試行錯誤されていて、現場に行くと「今回はこんな風に撮るんだ」という発見が必ずあって楽しいです。みなさんの熱気や気合いも感じられるし、僕にとって本当に気の抜けない作品のひとつですね。

特に印象に残っている撮影はありますか?

見どころでもあるアクションシーンの撮影です。ロケ地での撮影のほか、CGを使ったり、スタジオで撮ったりと、細かくカットごとに撮影したんですが、実は今回、僕はほとんど誰とも会っていないんです。

意外です! 大勢の兵士に囲まれて戦っているように見えました。

監督が「いかにリアルに見せるか」を考え抜いた撮影方法だったと思います。複雑にカットを組み合わせながら、CGも駆使して映像を作り上げているんです。たとえば、馬を使ったシーンでも、実際に乗馬していることもあれば、CGの馬のときもあって、シーンに合わせて使い分けています。本当にパズルのピースをひとつひとつ組み合わせるように、完成した映像をイメージしながら撮影に臨みました。

騰の覚悟と重なった、要潤さん自身の「よし、やるぞ!」という思い

そんな裏側があったとは驚きです。今作では、騰にとって絶対的な存在だった王騎将軍(大沢たかおさん)が不在となります。役作りで意識したことや、これまでとの違いはありましたか?

1作目から大沢さんとご一緒してきて、騰にとっての王騎将軍がそうであるように、僕にとっても大きな存在です。俳優としても尊敬する先輩ですし、本当に頼れる方なので、現場でコミュニケーションを取ることも多く、その背中を見ているとすごく安心感がありました。『キングダム』の撮影では毎日のように一緒だったので、それがなくなって「今回は一人でやらなきゃいけないんだ」と改めて感じましたね。大沢さんがいないという実感もあって、「しっかりしなきゃ」という思いで撮影に臨みました。

要さんご自身も、騰と重なる気持ちがあったのでしょうか。

そうですね。僕自身も、大将タイプというよりは、大沢さんのような存在がいてくれて、その隣で支える役回りのほうがしっくりくるタイプなんです。でも今回は、騰にとっても僕にとっても、心の支えとなる存在がいない。だからこそ、「よし、やるぞ!」という気持ちで臨みましたし、その変化が伝わるように、メイクや衣装も少しグレードアップしていただきました。そうした変化も楽しんでいただけたらうれしいです。

要さんが選ぶ「最強の食の合従軍」とは?

今作で描かれるのは、原作でも人気のエピソード”合従軍編”です。そのテーマにかけまして、西日本の名物で「最強の食の合従軍」を作るなら?

やっぱりお好み焼きは外せませんよね。それから、故郷・香川の名物、骨付鳥。おいしいですよね。あとは、何があるかな 。高知のカツオのたたきもいいですね。

大阪、香川、高知とあげていただきましたね。

瀬戸内のタイも加えたいな。それから、カキ。海の近くで育ったので、子どもの頃から新鮮なカキをよく食べていたんです。家族との思い出もある大好物なので、外せませんね。

飛行機でジム・キャリーさんと遭遇! 思わず話しかけそうに

なるほど、瀬戸内ならではの海の幸ですね。最強の布陣ではないでしょうか。では最後に、「anna」の恒例となっている、最近誰かに「あんなぁ」って話したくなったエピソードを教えてください。

先日、ニューヨークからロサンゼルス行きの飛行機に乗ったら、ジム・キャリーさんが斜め前の座席にいらっしゃったんです。以前から「お芝居の雰囲気がジム・キャリーさんっぽい」と言われることが何度かあったので、勝手に親近感を覚えてしまって(笑)。思わず話しかけそうになったけど、いや違う違う知り合いじゃないと思いとどまりました。

話しかけなかったんですか?

話しかけはしませんでしたが、ちょうど飛行機を降りるタイミングが一緒になったんです 。僕が進路を譲ると「Thank you」とお礼を言って、そのまま一般乗客とは別の出口へスッと向かって行かれて。短いやり取りでしたが「やっぱりスターは違うな」と、妙に納得してしまいました。

映画『キングダム』で大人気キャラクター・騰を演じる要さん。穏やかで自然体な人柄の一方、作品や役と真摯に向き合う姿が印象的でした。今作では、圧倒的な強さを誇る騰のアクションシーンはもちろん、王騎将軍亡き後に覚悟を決めた騰の変化にも注目です。唯一無二の「ファルファル」も必見。ぜひ劇場でご覧ください。

映画『キングダム 魂の決戦』

2026年7月17日(金)公開

写真/ふかみちえ 文/内山真紀

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