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「もう、全員に好かれようとするのはやめよう」私だけをこっそり外していたママ友グループから、静かに離れた理由

  • 2026.7.17
「もう、全員に好かれようとするのはやめよう」私だけをこっそり外していたママ友グループから、静かに離れた理由

ある日から、私だけ予定を知らされなくなった

幼稚園で同じクラスになったママ友グループは、送り迎えのたびに立ち話をする五、六人の集まりでした。

最初は私も自然に輪の中にいて、週末の予定や習い事の話で笑い合っていたのです。

変化に気づいたのは、進級して少し経った頃でした。

園庭で数人が顔を寄せ、何かをこそこそ相談している。

私が近づくと、話がぴたりと止まるのです。

「あ、おはよう」

私が声をかけると、みんな一様に目を伏せて、そそくさと散っていきます。

何度かそれが続いて、さすがにおかしいと感じ始めました。

「ランチの件、聞いてないの?」

別のクラスのママにそう声をかけられて、初めて自分だけ集まりに呼ばれていなかったと知りました。

「え、ランチ会なんてあったんですか」

「うん、昨日みんなで集まってたよ」

悪気なく教えてくれたその一言が、胸にずしんと落ちてきました。

グループのやり取りで私が話題をふっても、既読はつくのに、誰ひとり返してはくれません。

思い返しても、きっかけらしいものは何もなく、いつの間にか私だけが、線の外側にそっと置かれていたのです。

無理に合わせるのをやめたら、世界が変わった

しばらくは、どうすれば輪に戻れるかばかり考えていました。

けれど、あるとき、ふいに肩の力が抜けたのです。

「もう、全員に好かれようとするのはやめよう」

そう決めてからは、グループの空気を読むのをやめました。

会えば笑顔で挨拶をして、園の連絡事項だけはきちんと伝える。それ以上は追いかけないと心に決めたのです。

「おはようございます。今日の預かり、時間変更だそうですよ」

必要なことだけを淡々と伝える私に、相手のほうが少し戸惑っているようでした。

追いすがらない私を見て、拍子抜けした顔をしていたのです。

すると不思議なことに、朝の支度の足取りまで軽くなりました。

「よかったら、今度うちで一緒にお茶しませんか」

「ぜひ。実は私も、気軽に話せる人がいなくて心細かったんです」

声をかけてくれたのは、送り迎えでよく顔を合わせる別のママでした。

構えずに話せる相手と過ごす時間は、心地よいものでした。

気づけば、私のまわりには自然体で付き合える人が、静かに数人残っていました。大きな輪にしがみつく必要など、どこにもなかったのです。

一方、私を外していたグループは、小さな諍いで揺れているようでした。誰かを外す輪は、また別の誰かを外していくのだと、妙に納得しました。

全員に好かれることより、自分らしくいられる相手を大切にする。そう思えた今のほうが、ずっと呼吸が楽なのでした。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています。

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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